健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

氷河が観測史上最低水準に

2015-08-20 08:30:18 | 日記
世界の氷河は、過去120年の観測史上、最低の水準にまで縮小しているとの研究報告が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。氷河の厚みは現在、平均で年間50~150センチのペースで減少しているそうです。これは、20世紀における氷河の厚みの平均減少速度の2~3倍に相当するというのです。世界10億人以上の、特にアジアや南米で暮らす人々は、飲料水の半分以上を雪や氷河氷の季節融解によって得ていることが、これまでの研究で明らかになっているそうです。世界の氷河の現在の融解速度は、科学的観測の対象となった過去120年間、あるいはおそらくもっと長い期間において、前例のないレベルに達しているということです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする