健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ネットの輸入健康食品

2016-01-30 08:30:21 | 研究
個人向けにインターネット上で販売されている輸入健康食品の半数以上に、副作用のリスクがある医薬品成分が含まれていることが、厚生労働省の調査でわかったそうです(YOMIURI ONLINE)。急性脳症のような重い副作用を引き起こす恐れがある成分も確認されているそうで、厚労省は注意を呼びかけているそうです。厚労省は2014年1~3月、運営者の所在地が海外だったり不明だったりするウェブサイトから、カプセルやコーヒー粉末の形状をした計81製品を購入し、国立医薬品食品衛生研究所で成分を分析。その結果、半数を超える49製品に副作用の恐れがある医薬品成分が見つかったというもの。内訳を見ると、精力増強をうたった50製品のうち、33製品に勃起障害治療薬など医薬品の成分が入っており、頭痛や発疹の副作用を起こす可能性があったそうです。やせる効果をうたう31製品では、16製品が急性脳症や意識障害の恐れがあるぜんそく治療薬の成分などを含んでいたそうです。
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