マウスのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から体外で卵子を作ることに、世界で初めて成功したことがNatureに発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。また、この卵子から健康なマウスが生まれることも確認したという。マウスのiPS細胞から卵子や精子のもとになる始原生殖細胞を作製、成体のマウスの卵巣に移植し、卵子を作ることに成功。そして、今回は卵巣への移植を経ずに、全工程を体外で実現。この手法を使えば、卵子が出来る過程を詳しく観察できるため、不妊症の原因解明や治療法の開発につながる可能性もあるそうです。一方で、生命の誕生につながる卵子を容易に作製できるようになると、生命倫理上の問題が浮上しそうとも。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20161017-OYT1T50163.html?from=ycont_top_txt
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