流産を繰り返す「習慣性流産(RSA)」のリスク増大に、特定の遺伝子変異が関わっているとする研究結果がOpen Biologyに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。RSAは、妊娠5週目までの流産を3回以上繰り返してしまう状態を指す。妊娠100件につき1件ほどが該当。マウスで、この流産に関連する遺伝子「FOXD1」が最初に特定されたというもの。研究チームはその後、RSAの症状がみられる556人の女性に、同一の遺伝子変異があるかを調べた。対照群として非RSAの女性271人との比較を実施。その結果、FOXD1に変異がみられる女性は、RSAリスクが高いことが分かったそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3104925
http://www.afpbb.com/articles/-/3104925