政府は来年度から、通信障害や大規模停電などの原因になる「太陽フレア」の予測精度を向上させるため、人工知能(AI)を活用した観測技術の開発に乗り出すそうです(YO)MIURI ONLINE)。太陽フレアの予測は、国の研究機関である情報通信研究機構(NICT)が〈1〉電波望遠鏡で太陽の黒点の位置を確認〈2〉観測装置で大気中の磁気の異常などを検知――という方法で行っているそうで、現在の精度は5割程度にとどまるそうです。NICTは昨年1月、黒点画像30万枚をAIに学習させ、予測精度を上げる実験に成功したと発表したそうです。一方、観測装置は容量が小さく黒点や磁気などに関するデータは数か月分しか蓄積できないそうです。政府はAIの導入に伴い、最低でも数年程度のデータを蓄積できるように容量を増やして精度向上につなげたい考えだそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20171226-OYT1T50072.html?from=ycont_top_txt
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