約27万年前に阿蘇山周辺で発生した巨大なカルデラ噴火の前に、溶岩流を伴う噴火があったとの研究結果が発表されたようです(YOMIURI ONLINE)。阿蘇山火口の北東方向に位置するカルデラ壁の2か所から溶岩を採取。溶岩に含まれる物質を分析して噴出年代を詳しく調べたその結果、阿蘇山周辺で最初に起きた噴火の数千年ほど前に噴出した溶岩だったことがわかったそうです。阿蘇周辺ではカルデラ噴火が過去4回発生しているそうです。このうち2回は、カルデラ噴火の前に、前兆現象とみられる溶岩流を伴う噴火があったことがわかっていたが、最初の噴火については確認されておらず、カルデラ噴火が突然起きたのか、前兆現象があったのかは分かっていなかったそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180117-OYT1T50054.html?from=ytop_main1
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