イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

ディープに投げろ

2006-11-12 07:27:04 | イーグルス
 ホームで同地区対戦を2つ落としているEaglesはこれ以上同地区対戦で負ける訳にはいきません、3連敗中で次負けると負けが先行するようになりますし絶対に勝たなければならない試合になりました。

 WASとの対戦でDonovan McNabbが1番嫌がっていたのはLaVar Arringtonにスパイされてスクランブルを封じ込まれた上でパスを投げさせられる事にありました、そのArringtonがチームを去った事はスクランブルが復活しているMcNabbにとって精神的にやりやすいでしょう。
 WASのディフェンスで最も欠点になるのはCB陣の層の薄さになるでしょう、3番手4番手のCBはサイズは有りますがスピードが不足しています。そういう意味でもこの試合は3WR,4WRでニッケルダイムバックを引っ張り出して長いボールを放り込む作戦が有効だと考えます。特に数年来のお得意様Mike Rumphを徹底的に狙うと予想します。
 なぜかReggie Brownに契約延長で先を越されてしまったDonte Stallworthも奮起してくれるでしょう、怪我で出遅れた分を取り戻す事が契約延長への近道になるのは分かっている筈です。ただ、この試合スターターのCBは共に快速ですしそう簡単にはオープンにはさせてもらえないと考えます、3番手4番手のWRがディープに走りこめるようにこの試合はミドルでのパスキャッチでチームに貢献してくれると思います。また3WRからルートをクロスさせてミスマッチを作るような動きも重要でしょう。
 そうなると重要なのがパスプロテクトです、JAC戦で完全に崩壊したOLの再建がバイウイーク最大の課題であったと考えます。大ベテランのTraとJon Runyanに関しては休養でコンディションが良くなってくれる事を期待する他はありません、若いインサイド3人のコンビネーションの向上がOL再建の鍵になるでしょう。DBのブリッツが有るWAS相手ですし課題のディレイ気味のブリッツに対する対処を期待します。
 ランに関してはラインで押し込む事が難しいと予想します。DTは2枚とも強いですしLBは堅実です、そう簡単に大きな穴が空く事は無いでしょう。Brian Westbrookにインサイドを走らせる必要は有りません、スクリーンパスとアウトサイドへのランを組み合わせてくれれば十分でしょう、これまで8試合でランは500ヤードでNFL22位ですがパスで401ヤード稼いでいます、合計901ヤードは十分な働きと言えます、Westbrookはスクリーンパスもランと考えた方が良い選手なのが数字上にも現れています。

 この試合Troy VincentがSSとしてL.J Smithのマークに付くことが予想できます、Adam Archuletaとシチュエーション毎に入れ替えてくるのでしょう(Vincent加入後のWASの試合見て無いので良く分からないんですけど)CBとしてのスピードはもう無いでしょうがTE相手ならばまだマーク出来るかもしれません、この試合はL.JよりもWRを増やした方が面白いのではないかと考えます。

 WAS戦のオフェンスはラインの再建とロングボールの多用が必要です、この試合に限っては(スロットから出発する事が条件ですが)Hank Baskettへのロングボールを多用しても良いでしょう。シーズン序盤DBに怪我が出た事も影響しているのでしょうがパスディフェンス30位でサックも少ないWAS相手です、ロングボール多用のオフェンスを前面に出せる試合になるでしょう。