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ランが出た、けどランが止められない

2006-11-14 06:13:28 | イーグルス
 バイウイーク開けは負けないAndy Reidが3連敗中だったチームを立て直しました、27-3でWASを圧倒しています。

 1番大きな変革はオフェンスのプレイコールをReidからMarty Mornhinwegに変更した事でしょう。この試合では30プレイ程Mornhinwegがプレイ選択をしたそうで、大量リードの時間潰しが終盤有った事を考慮する必要は有りますが、ラン34回パス26回とバランスの良いプレイコールとなりました。とはいえ、序盤は4th&4ヤードでパス投げさせたり、前半終了前には50ヤードラインから3連続でパスを失敗してあっさりボールを相手に渡したりする場面も有りました。プレイコールが劇的に変わったと言う印象は無いです。
 Donte Stallworthの84ヤードTDはDB3人のゾーンをスピードでぶち抜いての独走でした、やはりストレートスピードでStallworthと対抗できる選手は多くないです。契約延長でReggie Brownを優先したのは能力ではなく怪我の多さを懸念したという見方が広がっています。これほどEaglesとMcNabbにマッチしたWRはそう簡単には見つからないと思うのですが、実際5年間のキャリアで3割程度の試合を欠場して居るのですから高額を支払うのをためらうのは理解できます。ただ、キャップ増大でFA市場に出る選手が今年も少ないと予想されていますし、FA市場に出たらば帰って来ないでしょう。
 Reggie BrwonのファンブルからCorrell BuckhalterのリカバーTDがありました、去年L.J SmithのファンブルをそのままキャッチしてTDしたプレイに似ています。Buckhalterがよく詰めていたと褒めるべきなのか、たまたまセーフティバルブとして開いていたのでその場に居合わせたのかは微妙です。何はともかくターンオーバーを打ち消してTDにしたのですからBuckhalterは良い働きをしました。
 試合後半Brian WestbrookとBuckhalterで7分間ボールをコントロールしました、これがこの試合で一番の収穫といって良いはずです。こんなに継続してランが出るEaglesはめったに無いです、今後もこの流れを継続して欲しいものです。

 どうやら早いタイミングのパスを投げ続けた事が0サックに終わった一因のようです、それならばSantana MossとRandle Elの快速WRの持ち味を殺す事に成功したとパスラッシュ陣を評価して良いでしょう。途中Clinton Portisは負傷退場した事と大量リードでパスを投げざるを得なかった事でパスだけ防げばいい状況になりディフェンすとしてもやりやすかったのではないかと考えます。
 ニッケル体型が多かった事でShawn Barberが良い仕事をしたようです、SLBのスターターで起用してくださいDhani Jonesのパスカバーは見てられません・・・、
 Sheldon Brownの70ヤードINTリターンTDはボールを置きに行ったパスを奪い取ったもので、Brownの反応の良さが生んだものでした。これまで堅実だけどビックプレイが無い事で地味な存在でしたが、めずらしく派手な活躍をしました。 
 結局ランは31回で146ヤードと止まってないです、リードされてボールをコントロールされた時の脆さを改善する事は出来ていないようです。それでもパスは殆どシャットアウトに近い状態のようですしディフェンス全体としては良くなっていると思います。
 元Petersonもアクティブにした為にCB5人S4人を出場させ、代わりにRyan Moatsが出場していません。Moatsをもっと上手く使って欲しいのですけど完全に干されてます。

 嫌な負け方での3連敗中でしたが、バイウイークを利用して流れを変えることが出来ました。調子を上げてきているTENも油断出来無い相手ですが取りこぼせない一戦になります、このまま上昇気流に取った状態で終盤戦に向かって欲しい所です。