スカウティングコンバインが始まるまで一週間となりました、まあドラフトの前にFA交渉が有りますし、ポジション毎の契約状況を見てみます。
Donovan McNabbは契約は2013年まで有るのですが、12年の契約延長の終盤に差し掛かっていますしキャップヒットが凄まじい事になります。その為に2008シーズン終了後に契約の見直しをするかトレードに出すかの決断をする事になるかもしれません。ルーキー時のサインボーナスは7年間ですでに支払い終わっていますし、契約延長時のボーナスは20ミリオンなのですが、これはサインボーナスとしてではなく、2002年に13ミリオン、2003年に7ミリオンロスターボーナスとして支払っていると言う情報もあり、それが正しいのならばMcNabbを放出した場合のゴーストサラリーは存在しない事になります。
ベースサラリーは2008年が6,3ミリオン、2009年が9,2ミリオン、その後は10ミリオン、12ミリオンと増えて行くことになります。プロボウル級の活躍が出来るならば、10ミリオン支払う事に何も問題はありません、勝てるQBにはいくらでもつぎ込むべきです。やはり問題は怪我が増えた事による能力と耐久性の低下でしょう、1シーズン乗り切れないのでは能力が高くても意味がありません、プレイオフに健康で居る事が重要なのです。2006シーズンに負った右膝のACLは2007シーズンが進むにつれ動きを取り戻している事を見れば2008シーズンには本来の動きが出来る事を期待して良いと思います。
つまり、健康なMcNabbを放出する可能性はほとんど無いと言う事です、トレードの申し込みがあったとしてもこのオフに受ける事は無いと確信します。ただ、TRA,Jon Runyan,Brian Dawkinsが引退しチーム再建が始まる次のオフシーズンにMcNabbを放出しA.J Feeley,Kevin Kolbにスイッチする事は十分に考えられます。
MIA,SDと不遇の時代を乗り越えてきたA.J FeeleyはSDをカットされた後にチームに復帰しました、2年契約でしたが、去年のオフに3年契約延長し2010年まで契約が残ります。契約延長時のボーナスは2ミリオンでうち0,5ミリオンは2007年のロスターボーナスのようです、つまりサインボーナスのキャップヒットは0,5ミリオンずつと言う事になります。ベースサラリーは2008シーズンが0,9ミリオン、2009が1,3ミリオン、2010が1,8ミリオンになっています。QBと言うポジションである事を考えればスターター経験もそれなりに有りますし決して高くは無いと思います。
能力的には良くも悪くもバックアップQBが精一杯と言う所でしょう、McNabb,Koy Detmer負傷後に救世主となった2003シーズンはOLから3人プロボウラーが出ましたしRB3人を使ったランオフェンスがメインでした。そしてMIAではRicky Willamsの突然の離脱でオフェンスの主役になる事を強要されて失敗しています、SDではDrew Brees,Philip Riversに次ぐ3番手として過ごしました。そして翌年のキャンプでカットされています。チーム復帰後はATL戦で勝利し、NE戦では素晴らしい働きをしますが研究されたSEA戦ではINTを量産して敗北します。つまり、バックアップとして急場を凌ぐだけの能力は持っていても、研究された上でそれを乗り越えるような能力は持っていないと考えられます。McNabbを追い出すようなQBではありませんが、2番手としてキープするのには極上の能力と年俸のバランスを持っていますしこのまま契約終了まで3年間チームに居るものと考えます。
ほぼ出番無しに終わったKevin Kolbですが、カレッジからNFLのシステムに慣れる為の勉強をしていたと思えば出番無しに終わった事を気にする必要はありません。2巡35位の割に契約は安めです、サインボーナスは0,5ミリオンで2008年に2ミリオンのロスターボーナスが発生します。ベースサラリーは2008年が0,37ミリオン、2009が0,46ミリオン、2010が0,55ミリオンとルーキー時のミニマムです。キャップに空きがなかった訳で無いのに2008年にロスターボーナスを支払う契約にした時にMcNabbの怪我の具合を見てMcNabbが復活するようならばトレードに出すのではないかとも言われました。このボーナス発生を1年遅らせた事がトレードへの布石だとするならばMcNabbが復調傾向にあり、Feeleyが実戦でそれなりに仕事をしましたから欲しがるチームが有るならばトレードに出される可能性が無いわけではありません。
FA市場に出てくるQBを見てみると(もちろん3,1カットで更に増えるのですが)Daunte Culpepper、Rex Grossman、Billy Volek程度しか目に付くQBは居ませんし、Kolbにそれなりの価値が生まれる可能性は十分に有りそうです。QB育成実績があるAndy Reidの下で1年勉強していますし、今年ルーキーQBを取るよりも確実性が高いでしょう、そう言う意味でも次世代の若手QBを欲しているチームにトレードされるかもしれません。
もちろん、チームとして再生期に入る来年のオフにMcNabbを放出する事を計画しているならばKolbを2009シーズンのスターターとして育てる事になりますし、もう一年McNabb,Kolb共に様子を見てどちらかを放出するのかもしれません。
Donovan McNabbは契約は2013年まで有るのですが、12年の契約延長の終盤に差し掛かっていますしキャップヒットが凄まじい事になります。その為に2008シーズン終了後に契約の見直しをするかトレードに出すかの決断をする事になるかもしれません。ルーキー時のサインボーナスは7年間ですでに支払い終わっていますし、契約延長時のボーナスは20ミリオンなのですが、これはサインボーナスとしてではなく、2002年に13ミリオン、2003年に7ミリオンロスターボーナスとして支払っていると言う情報もあり、それが正しいのならばMcNabbを放出した場合のゴーストサラリーは存在しない事になります。
ベースサラリーは2008年が6,3ミリオン、2009年が9,2ミリオン、その後は10ミリオン、12ミリオンと増えて行くことになります。プロボウル級の活躍が出来るならば、10ミリオン支払う事に何も問題はありません、勝てるQBにはいくらでもつぎ込むべきです。やはり問題は怪我が増えた事による能力と耐久性の低下でしょう、1シーズン乗り切れないのでは能力が高くても意味がありません、プレイオフに健康で居る事が重要なのです。2006シーズンに負った右膝のACLは2007シーズンが進むにつれ動きを取り戻している事を見れば2008シーズンには本来の動きが出来る事を期待して良いと思います。
つまり、健康なMcNabbを放出する可能性はほとんど無いと言う事です、トレードの申し込みがあったとしてもこのオフに受ける事は無いと確信します。ただ、TRA,Jon Runyan,Brian Dawkinsが引退しチーム再建が始まる次のオフシーズンにMcNabbを放出しA.J Feeley,Kevin Kolbにスイッチする事は十分に考えられます。
MIA,SDと不遇の時代を乗り越えてきたA.J FeeleyはSDをカットされた後にチームに復帰しました、2年契約でしたが、去年のオフに3年契約延長し2010年まで契約が残ります。契約延長時のボーナスは2ミリオンでうち0,5ミリオンは2007年のロスターボーナスのようです、つまりサインボーナスのキャップヒットは0,5ミリオンずつと言う事になります。ベースサラリーは2008シーズンが0,9ミリオン、2009が1,3ミリオン、2010が1,8ミリオンになっています。QBと言うポジションである事を考えればスターター経験もそれなりに有りますし決して高くは無いと思います。
能力的には良くも悪くもバックアップQBが精一杯と言う所でしょう、McNabb,Koy Detmer負傷後に救世主となった2003シーズンはOLから3人プロボウラーが出ましたしRB3人を使ったランオフェンスがメインでした。そしてMIAではRicky Willamsの突然の離脱でオフェンスの主役になる事を強要されて失敗しています、SDではDrew Brees,Philip Riversに次ぐ3番手として過ごしました。そして翌年のキャンプでカットされています。チーム復帰後はATL戦で勝利し、NE戦では素晴らしい働きをしますが研究されたSEA戦ではINTを量産して敗北します。つまり、バックアップとして急場を凌ぐだけの能力は持っていても、研究された上でそれを乗り越えるような能力は持っていないと考えられます。McNabbを追い出すようなQBではありませんが、2番手としてキープするのには極上の能力と年俸のバランスを持っていますしこのまま契約終了まで3年間チームに居るものと考えます。
ほぼ出番無しに終わったKevin Kolbですが、カレッジからNFLのシステムに慣れる為の勉強をしていたと思えば出番無しに終わった事を気にする必要はありません。2巡35位の割に契約は安めです、サインボーナスは0,5ミリオンで2008年に2ミリオンのロスターボーナスが発生します。ベースサラリーは2008年が0,37ミリオン、2009が0,46ミリオン、2010が0,55ミリオンとルーキー時のミニマムです。キャップに空きがなかった訳で無いのに2008年にロスターボーナスを支払う契約にした時にMcNabbの怪我の具合を見てMcNabbが復活するようならばトレードに出すのではないかとも言われました。このボーナス発生を1年遅らせた事がトレードへの布石だとするならばMcNabbが復調傾向にあり、Feeleyが実戦でそれなりに仕事をしましたから欲しがるチームが有るならばトレードに出される可能性が無いわけではありません。
FA市場に出てくるQBを見てみると(もちろん3,1カットで更に増えるのですが)Daunte Culpepper、Rex Grossman、Billy Volek程度しか目に付くQBは居ませんし、Kolbにそれなりの価値が生まれる可能性は十分に有りそうです。QB育成実績があるAndy Reidの下で1年勉強していますし、今年ルーキーQBを取るよりも確実性が高いでしょう、そう言う意味でも次世代の若手QBを欲しているチームにトレードされるかもしれません。
もちろん、チームとして再生期に入る来年のオフにMcNabbを放出する事を計画しているならばKolbを2009シーズンのスターターとして育てる事になりますし、もう一年McNabb,Kolb共に様子を見てどちらかを放出するのかもしれません。