勝てばプレイオフ進出がほぼ確定する@NYG戦は45-38の乱打戦の末勝ちました。審判がどうにもNYG寄りだったのですが、勝ったから良しとしましょう(前半終了時はこれで負けたらどうしてくれようかと思っていましたが・・・)
何はともかく、DeSean Jacksonが特別な存在である事を示した一戦でした。相手をおちょくりながら最後は後ろ走りでTDした60ヤードTDパスに72ヤードのリターンTD、6キャッチで178ヤードと暴れまくりました。これで1000ヤードレシーブが見えてきました、WRではレシーブヤードでNFC5位、PRではダントツの1位ですし、どちらかでプロボウルに選んでもらえるのではないかと思います。派手ですからファン投票も伸びるでしょうしね。
Donovan McNabbはLBにジャストミートのINTや、サックされてのINT未遂(あれカバーすればファンブルリカバーだったようですが、普通パス失敗だと思うでしょうねえ)にどフリーなのに地面に突き刺すスクリーン等相変わらずの場面も有りましたが、275ヤード2TD1INTとまずまずの数字を残しています。DeSeanへの一発では、冷静にポンプアップでSの足を止めてから完璧に投げました、総じて調子は悪くなかったようです。
先週QBとしても機能したMicheal Vickがこの試合でも32ヤードパスをDeSeanに投げ、ランでもTDに繋げる中央突破に貴重なFD,そして横に流れてのTDと 全盛期の動きを取り戻しています。
そろそろVickが入っただけでワイルドキャット(スプレットイーグルと呼ぶらしいですが)と言うのは辞めましょうか、QBがQBの位置に入ってるだけですから(笑)McNabbと同時に入ってフリッカーのような妙に手の込んだプレイも有りましたし、Vickを使ってのかく乱作戦が有効になってきました。
ゴールライン前オフェンスでも中央突破だけでなく、Vickを横に流したり工夫が見られました。結果1TD差ですし、これまで通りのオフェンスだったら負けていた可能性も有ります。リードした場面でも惜しみなく新戦術を使ったのは正解でした。
もう少しランが出れば楽に勝てたでしょう、RB2人で19回61ヤードは寂しい数字です。最後もラン3回で1ヤードしか進んでいません、すんなりFDを取って勝負を決めるチームになれるかどうか、プレイオフを考えると課題が残りました。
4つターンオーバーを奪ったのですが、ランで133ヤード、パスでは391ヤード奪われたのはやられ過ぎです。特にHakeem Nicksにはイージーなドロップが無ければ250ヤードくらいやられていてもおかしくない状況でした。今回はミス連発に救われましたが、今後かなり手強い相手になりそうです。
Asante Samuelが抜かれたのは後ろにSが控えているからギャンブルしても良いと言う状況下だったので問題ないと思うのですが、Sheldon Brownは完全にスピードで置いていかれていました。腿の怪我が完治していないのかもしれませんが、元々スピードは平凡ですしパスラッシュが掛からない場面では狙われる事になるでしょう。
ディフェンス最大の問題は鉄壁のDT陣が崩された事です、NYG側はこの試合の為に研究し尽くしたプレイを用意してきました。Mike PattersonをCとRGのダブルチームで突き崩し、さらにLGをプルアウトさせてリードブロックで使いPattersonの場所にOLを3人入れてきました。さすがのPattersonも押し崩されました、Bradrock Bunkleyがペネトレイトしてロスタックルに仕留めてくれると良かったのでしょうが、同じプレイを何度も食らいました。まあ、ダブルチームを貰ってる間でも手を伸ばして捕まえていたPattersonはそれはそれで凄かったのですけれど・・・
根本的に守るギャップを決め、Cris Gocongを含めた5人で壁を作るシステムですし、このような人数をかけたブロックをされると突破されてしまいます。14-0から試合が始まったようなものですし、もっとランを使って攻められていたらディフェンスが持たなかったかもしれません。
Trent Coleはサック無しに終わりました、が、ランプレイでは逆サイドへのランにも食らい付いていましたし、サックよりもOLをコントロールしてドローに備えるシステムですから仕方が有りません。逆に、サックを狙ってこない事を研究していたのでしょう、落ち着いて投げられる場面も目立ちました。
最後の乱闘ですが、先にO'Haraの手がColeのメットめがけて飛んでます(だから最初はO'Haraのファウルとコールされたのですが。これは殴ったというよりも突き放そうとしただけでしょう)Coleが1人で殴ってた訳ではないのですけれどねえ。まあ、最近お疲れのようですし1-2試合ならば出場停止も良いかもしれません。この試合でも6人DEがアクティブですしColeが居なくてもそれなりにカバーするでしょう。
ギャップを埋める事に忠実過ぎるあまり極端なプルアウトで人数をかけられると弱い事、サックよりもOLをコントロールするとばれている為に余裕を持って投げられてしまうとCBのスピード不足とSのカバー下手(ランディフェンスに力点を置き過ぎです)が表面化する事、ディフェンスの問題点が浮き彫りになりました。来週までにどう修正するのか、Sean McDermottの手腕に期待しましょう。
致命的なミスもたくさん有りましたが、なにはともかく勝ちました。これでDALに負けたとしてもDAL.NYGと地区内対戦は3すくみですし、WASに2個勝っていて、NFC対戦成績が良いのは有利です。NYGには2ゲーム差になりました、残り1勝2敗で並んでも直接対戦で上ですからプレイオフ進出はほぼ確定です。NOが第1シードを取るでしょうし、地区優勝3なのか4なのかは大きな違いになります、西はARIが来るでしょうしARIを上回って第3シードを狙って欲しい物です。
何はともかく、DeSean Jacksonが特別な存在である事を示した一戦でした。相手をおちょくりながら最後は後ろ走りでTDした60ヤードTDパスに72ヤードのリターンTD、6キャッチで178ヤードと暴れまくりました。これで1000ヤードレシーブが見えてきました、WRではレシーブヤードでNFC5位、PRではダントツの1位ですし、どちらかでプロボウルに選んでもらえるのではないかと思います。派手ですからファン投票も伸びるでしょうしね。
Donovan McNabbはLBにジャストミートのINTや、サックされてのINT未遂(あれカバーすればファンブルリカバーだったようですが、普通パス失敗だと思うでしょうねえ)にどフリーなのに地面に突き刺すスクリーン等相変わらずの場面も有りましたが、275ヤード2TD1INTとまずまずの数字を残しています。DeSeanへの一発では、冷静にポンプアップでSの足を止めてから完璧に投げました、総じて調子は悪くなかったようです。
先週QBとしても機能したMicheal Vickがこの試合でも32ヤードパスをDeSeanに投げ、ランでもTDに繋げる中央突破に貴重なFD,そして横に流れてのTDと 全盛期の動きを取り戻しています。
そろそろVickが入っただけでワイルドキャット(スプレットイーグルと呼ぶらしいですが)と言うのは辞めましょうか、QBがQBの位置に入ってるだけですから(笑)McNabbと同時に入ってフリッカーのような妙に手の込んだプレイも有りましたし、Vickを使ってのかく乱作戦が有効になってきました。
ゴールライン前オフェンスでも中央突破だけでなく、Vickを横に流したり工夫が見られました。結果1TD差ですし、これまで通りのオフェンスだったら負けていた可能性も有ります。リードした場面でも惜しみなく新戦術を使ったのは正解でした。
もう少しランが出れば楽に勝てたでしょう、RB2人で19回61ヤードは寂しい数字です。最後もラン3回で1ヤードしか進んでいません、すんなりFDを取って勝負を決めるチームになれるかどうか、プレイオフを考えると課題が残りました。
4つターンオーバーを奪ったのですが、ランで133ヤード、パスでは391ヤード奪われたのはやられ過ぎです。特にHakeem Nicksにはイージーなドロップが無ければ250ヤードくらいやられていてもおかしくない状況でした。今回はミス連発に救われましたが、今後かなり手強い相手になりそうです。
Asante Samuelが抜かれたのは後ろにSが控えているからギャンブルしても良いと言う状況下だったので問題ないと思うのですが、Sheldon Brownは完全にスピードで置いていかれていました。腿の怪我が完治していないのかもしれませんが、元々スピードは平凡ですしパスラッシュが掛からない場面では狙われる事になるでしょう。
ディフェンス最大の問題は鉄壁のDT陣が崩された事です、NYG側はこの試合の為に研究し尽くしたプレイを用意してきました。Mike PattersonをCとRGのダブルチームで突き崩し、さらにLGをプルアウトさせてリードブロックで使いPattersonの場所にOLを3人入れてきました。さすがのPattersonも押し崩されました、Bradrock Bunkleyがペネトレイトしてロスタックルに仕留めてくれると良かったのでしょうが、同じプレイを何度も食らいました。まあ、ダブルチームを貰ってる間でも手を伸ばして捕まえていたPattersonはそれはそれで凄かったのですけれど・・・
根本的に守るギャップを決め、Cris Gocongを含めた5人で壁を作るシステムですし、このような人数をかけたブロックをされると突破されてしまいます。14-0から試合が始まったようなものですし、もっとランを使って攻められていたらディフェンスが持たなかったかもしれません。
Trent Coleはサック無しに終わりました、が、ランプレイでは逆サイドへのランにも食らい付いていましたし、サックよりもOLをコントロールしてドローに備えるシステムですから仕方が有りません。逆に、サックを狙ってこない事を研究していたのでしょう、落ち着いて投げられる場面も目立ちました。
最後の乱闘ですが、先にO'Haraの手がColeのメットめがけて飛んでます(だから最初はO'Haraのファウルとコールされたのですが。これは殴ったというよりも突き放そうとしただけでしょう)Coleが1人で殴ってた訳ではないのですけれどねえ。まあ、最近お疲れのようですし1-2試合ならば出場停止も良いかもしれません。この試合でも6人DEがアクティブですしColeが居なくてもそれなりにカバーするでしょう。
ギャップを埋める事に忠実過ぎるあまり極端なプルアウトで人数をかけられると弱い事、サックよりもOLをコントロールするとばれている為に余裕を持って投げられてしまうとCBのスピード不足とSのカバー下手(ランディフェンスに力点を置き過ぎです)が表面化する事、ディフェンスの問題点が浮き彫りになりました。来週までにどう修正するのか、Sean McDermottの手腕に期待しましょう。
致命的なミスもたくさん有りましたが、なにはともかく勝ちました。これでDALに負けたとしてもDAL.NYGと地区内対戦は3すくみですし、WASに2個勝っていて、NFC対戦成績が良いのは有利です。NYGには2ゲーム差になりました、残り1勝2敗で並んでも直接対戦で上ですからプレイオフ進出はほぼ確定です。NOが第1シードを取るでしょうし、地区優勝3なのか4なのかは大きな違いになります、西はARIが来るでしょうしARIを上回って第3シードを狙って欲しい物です。