3巡88位 QB Nick Foles Arizona
Texas出身で2007年Michigan Stateに入学します。1年目からレッドシャツ無しで1試合に出場しましたが、今年のドラフトでWASに指名されたKirk Cousinsとの競争に負けて翌年Arizona大に転校しました。
2008年は転校の為に1年試合に出る事が出来ず、2009年に2年生としてスターターQBになります。
1年生 1試合出場 8回中5回成功 62.5% 57ヤード
転校の為にレッドシャツ扱い
2年生 12試合出場 400回中257回成功 64.3% 2465ヤード 19TD 9INT
3年生 11試合出場 426回中286回成功 67.1% 3191ヤード 20TD 10INT
4年生 12試合出場 560回中387回成功 69.1% 4334ヤード 28TD 14INT
スカウティングコンバインでは40ヤード5.14、垂直跳び30インチ、幅跳び9フィート4インチを記録。プロデイでは40ヤード4.99、ショートシャトル4.68、スリーコーン7.14、垂直跳び33インチ、幅跳び9フィートを記録しました。
身長6－5 243ポンドですが、プロデイ時は238ポンドに落としてスピード系種目の数字を上げています。シニアボウル時の計測も244ポンドですし、プロデイの数字は少し割り引く必要が有るかもしれません。
長所 素晴らしいサイズでがっしりとした体格を持ち、ディープに投げるのに十分な肩の強さが有る。
3年間のスターターとしての高いパス成功率。ショートエリアへの正確なパスを投げる事が出来る。非常にクイックリリース。
短所 ポケットの中でプレッシャーを避けるのが下手。ポケットの中に留まらずに外に逃げたがる傾向。ランニングスローのコントロールがかなりアバウト、かつディフェンスを見ずに投げてしまう。
投げる時にジャンプしてしまう為に下半身が使えず良いスパイラルが掛からない時が有る。やや投げる位置が低い。
NFL向きのサイズを持つポケットパサー。外に出るような脚も、ポケット内でプレッシャーを避けるフットワークも無い。その代わり、ショートエリアへのクイックリリースを中心に組み立てるシステムならば脚の無さを補うだけのパスが投げれる。
良い時と悪い時の差が大きい、対戦相手によっても変わるし、試合の前半と後半で別人になる事もある。
高校時代はバスケットボールの方で有名だったようですし、まだ荒削りの素材なのかもしれません。Andy ReidとMarty Mornhinwegからすれば変に出来上がったQBよりも、初歩から作れるQBの方が良い可能性は有るでしょう。
試合を見た印象なのですが、スプレットオフェンスで3－4人ルートに出して決め打ちのファーストターゲットへのパスが多いです。成功率の高さは5ヤード10ヤードへのタイミングパスが多いのが理由で、コントロールや投げるタイミング、ディフェンスの読みが良い、そういう感じには見えません。
NFLレベルのプレイと言う意味で、セカンド・サードターゲットをじっくり見て投げるような場面は少なく、足に自信が無いのかシステムなのか投げ急ぐ場面が多いです。また、ディープへもWRの能力不足（縦にスピードで抜いてくれるタレントがいません）の影響も有るのですけれど、WRに取れてCBが触れない場所に落とすピンポイントのタッチはなく、あとは競り合ってくれと言うアバウトなものに感じます。
足が無く、ディープへも落とせない。正直ドラフト時点ではKevin Kolbより数段落ちる印象です（あの時はSTLに行った快速Donnie Averyがチームに居た事も大きかったとは思います）
問題はここから育つのかなのですけれど、頭脳面の成長がどれだけ出来るのか、味付けの仕方でどうとでもなるとは思います。
現段階のプレイを見た印象では、良くて2番手程度だと思います。ただ、QBはプロに入ってから変わる可能性の高いポジションですから3年後どうなっているか見守るしかないです。
Texas出身で2007年Michigan Stateに入学します。1年目からレッドシャツ無しで1試合に出場しましたが、今年のドラフトでWASに指名されたKirk Cousinsとの競争に負けて翌年Arizona大に転校しました。
2008年は転校の為に1年試合に出る事が出来ず、2009年に2年生としてスターターQBになります。
1年生 1試合出場 8回中5回成功 62.5% 57ヤード
転校の為にレッドシャツ扱い
2年生 12試合出場 400回中257回成功 64.3% 2465ヤード 19TD 9INT
3年生 11試合出場 426回中286回成功 67.1% 3191ヤード 20TD 10INT
4年生 12試合出場 560回中387回成功 69.1% 4334ヤード 28TD 14INT
スカウティングコンバインでは40ヤード5.14、垂直跳び30インチ、幅跳び9フィート4インチを記録。プロデイでは40ヤード4.99、ショートシャトル4.68、スリーコーン7.14、垂直跳び33インチ、幅跳び9フィートを記録しました。
身長6－5 243ポンドですが、プロデイ時は238ポンドに落としてスピード系種目の数字を上げています。シニアボウル時の計測も244ポンドですし、プロデイの数字は少し割り引く必要が有るかもしれません。
長所 素晴らしいサイズでがっしりとした体格を持ち、ディープに投げるのに十分な肩の強さが有る。
3年間のスターターとしての高いパス成功率。ショートエリアへの正確なパスを投げる事が出来る。非常にクイックリリース。
短所 ポケットの中でプレッシャーを避けるのが下手。ポケットの中に留まらずに外に逃げたがる傾向。ランニングスローのコントロールがかなりアバウト、かつディフェンスを見ずに投げてしまう。
投げる時にジャンプしてしまう為に下半身が使えず良いスパイラルが掛からない時が有る。やや投げる位置が低い。
NFL向きのサイズを持つポケットパサー。外に出るような脚も、ポケット内でプレッシャーを避けるフットワークも無い。その代わり、ショートエリアへのクイックリリースを中心に組み立てるシステムならば脚の無さを補うだけのパスが投げれる。
良い時と悪い時の差が大きい、対戦相手によっても変わるし、試合の前半と後半で別人になる事もある。
高校時代はバスケットボールの方で有名だったようですし、まだ荒削りの素材なのかもしれません。Andy ReidとMarty Mornhinwegからすれば変に出来上がったQBよりも、初歩から作れるQBの方が良い可能性は有るでしょう。
試合を見た印象なのですが、スプレットオフェンスで3－4人ルートに出して決め打ちのファーストターゲットへのパスが多いです。成功率の高さは5ヤード10ヤードへのタイミングパスが多いのが理由で、コントロールや投げるタイミング、ディフェンスの読みが良い、そういう感じには見えません。
NFLレベルのプレイと言う意味で、セカンド・サードターゲットをじっくり見て投げるような場面は少なく、足に自信が無いのかシステムなのか投げ急ぐ場面が多いです。また、ディープへもWRの能力不足（縦にスピードで抜いてくれるタレントがいません）の影響も有るのですけれど、WRに取れてCBが触れない場所に落とすピンポイントのタッチはなく、あとは競り合ってくれと言うアバウトなものに感じます。
足が無く、ディープへも落とせない。正直ドラフト時点ではKevin Kolbより数段落ちる印象です（あの時はSTLに行った快速Donnie Averyがチームに居た事も大きかったとは思います）
問題はここから育つのかなのですけれど、頭脳面の成長がどれだけ出来るのか、味付けの仕方でどうとでもなるとは思います。
現段階のプレイを見た印象では、良くて2番手程度だと思います。ただ、QBはプロに入ってから変わる可能性の高いポジションですから3年後どうなっているか見守るしかないです。