長い事待たされたDCにはCLEのLBコーチBilly Davisが就任する事に決まりました。2週くらい前に噂になっていましたが、毛並みは良いものの華やかな経歴とは言えませんねえ。
47歳で父親も13年間NFLでコーチ経験が有り、1980年ごろにEaglesのHCだったDick Vermeilのスタッフとして働いていた事もあります。Cincinnati大ではQBとWRでプレイし、1991年にMichigan Stateでコーチを始めます。翌年PITのコーチ見習いとしてNFLに昇格したのは父親から支援を受けていたのでしょうね、PIT,CAR,CLE,GB,ATL,NYGと12年間で渡り歩き、2005年SFのDCに就任2年間DCを勤め、その後ARIのLBコーチから2009年DCに復帰し2年間ディフェンスを指揮します。2011年から2年CLEのLBコーチをしていました。
Bill CowherがPITのHCに就任した年のスタッフで、CARではDom Capersの部下でした。ATL時代はWade PhillipsがDCをしていましたし、指導者には恵まれています。3-4経験も豊富といって差し支えないでしょう。
ただし、SFとARIでのDCとしての成績はあまり良いものではありません。SFではAlex Smithを1巡1位で指名した年、つまり前年度最下位だったチームの再建と言う点で不利が有ったのは考慮しますけれどリーグ最下位の喪失ヤードと30位の失点数。2年目は26番目のヤードと24番目の失点、Frank Goreが1600ヤード走っている事から考えると、2年目はそれなりにオフェンスが頑張っている中でディフェンスの建て直しに成功したとは言えないでしょう。システムは4-3と3-4を行ったり来たりだった印象です。
スーパーボウルに出た翌年DCに昇格した2009年のARI、ヤードは14位なのに失点は31位、2010年もヤードは11位で失点は26位と不可解な事になっています。システムは3-4と4-3のハイブリット、と言うよりは3-4専任に近い形だった印象です。
追記 ちょっと翻訳間違えたっぽいので修正します
2009年がヤード14位で失点11位、2010年がヤード31位で失点26位だったようです。
CLEのLBコーチとしてDick Jauronの部下だった2年間はD'Qwell Jacksonの復活に貢献したのが手柄でしょうか。
DC4年間の経験、初年期に優秀な指導者にめぐり合っている事、そして父親もコーチであった事。そういう点では悪くない人事なのかもしれませんけれど、DCとしての成績はリーグ下位で安定していますし現段階で大きな期待が出来る人選だとは思いません。どうしても3-4でやりたいChip Kellyの求める3-4経験豊富、同年代、NFLでのキャリア、そういう意味ではKellyらしい人事なのでしょうけれど、DC時の成績の悪さの方が目に付きます。
47歳で父親も13年間NFLでコーチ経験が有り、1980年ごろにEaglesのHCだったDick Vermeilのスタッフとして働いていた事もあります。Cincinnati大ではQBとWRでプレイし、1991年にMichigan Stateでコーチを始めます。翌年PITのコーチ見習いとしてNFLに昇格したのは父親から支援を受けていたのでしょうね、PIT,CAR,CLE,GB,ATL,NYGと12年間で渡り歩き、2005年SFのDCに就任2年間DCを勤め、その後ARIのLBコーチから2009年DCに復帰し2年間ディフェンスを指揮します。2011年から2年CLEのLBコーチをしていました。
Bill CowherがPITのHCに就任した年のスタッフで、CARではDom Capersの部下でした。ATL時代はWade PhillipsがDCをしていましたし、指導者には恵まれています。3-4経験も豊富といって差し支えないでしょう。
ただし、SFとARIでのDCとしての成績はあまり良いものではありません。SFではAlex Smithを1巡1位で指名した年、つまり前年度最下位だったチームの再建と言う点で不利が有ったのは考慮しますけれどリーグ最下位の喪失ヤードと30位の失点数。2年目は26番目のヤードと24番目の失点、Frank Goreが1600ヤード走っている事から考えると、2年目はそれなりにオフェンスが頑張っている中でディフェンスの建て直しに成功したとは言えないでしょう。システムは4-3と3-4を行ったり来たりだった印象です。
スーパーボウルに出た翌年DCに昇格した2009年のARI、ヤードは14位なのに失点は31位、2010年もヤードは11位で失点は26位と不可解な事になっています。システムは3-4と4-3のハイブリット、と言うよりは3-4専任に近い形だった印象です。
追記 ちょっと翻訳間違えたっぽいので修正します
2009年がヤード14位で失点11位、2010年がヤード31位で失点26位だったようです。
CLEのLBコーチとしてDick Jauronの部下だった2年間はD'Qwell Jacksonの復活に貢献したのが手柄でしょうか。
DC4年間の経験、初年期に優秀な指導者にめぐり合っている事、そして父親もコーチであった事。そういう点では悪くない人事なのかもしれませんけれど、DCとしての成績はリーグ下位で安定していますし現段階で大きな期待が出来る人選だとは思いません。どうしても3-4でやりたいChip Kellyの求める3-4経験豊富、同年代、NFLでのキャリア、そういう意味ではKellyらしい人事なのでしょうけれど、DC時の成績の悪さの方が目に付きます。