イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

選手一覧

2013-02-13 23:31:00 | イーグルス
 ポジション分析の前に現段階でのロスター表を作ってみます。名前の後の数字は残り契約年数(?はPSからの契約などでデータが無い選手)

QB Michael Vick1  Nick Foles3  Trent Edwards1
RB LeSean McCoy5  Bryce Brown3  Dion Lewis2  Chris Polk3
FB Stanley Havili2  Emil Lgwenagu3
WR DeSean Jackson4  Jeremy Maclin1  Jason Avant1
 Riley Cooper1  Damaris Johnson3  Marvin McNutt3
 Greg Salas?  Ronald Johnson?  Nick Miller?
 DeMarco Sampson?
TE Brent Celek4  Clay Harbor1  Evan Moore1
 Derek Carrier?
OL Jason Peters2  Todd Herremans4  Dennis Kelly3
 Evan Mathis4  Danny Watkins2  Jason Kelce2
 Dallas Reynolds2  Matt Kopa?  Nathan Menkin?  
 Matt Tennant2  Allen Barbre?
(UFA)King Dunlap  Jake Scott

DL Mike Patterson4  Cullen Jenkins2  Fletcher Cox3
 Cedric Thornton1
(UFA)Delek Landri
OLB Trent Cole5  Brandon Graham3  Vinny Curry3
 Phillip Hunt1  Everette Brown?  Chris McCoy?
(UFA)Darryl Tapp
ILB DeMeco Ryans3  Mychel Kendricks3  Jamar Chaney1
 Casey Matthews2  Ryan Rau?
(UFA)Akeem Jordan
CB Nnamdi Asonugha3  Curtis Marsh2  Brandon Boykin3
 Brandon Hughes1  Chris Hawkins?  Trevard Lindley?
(UFA)DRC
S Nate Allen1  Kurt Coleman1  David Sims1
 Eddie Whitley?
(RFA)Colt Anderson
ST Alex Henery2  Matt McBriar1 
(UFA)Jon Dorenbos

 全員の名前を書き出してみると、シーズンが終わってPS組が増えているせいか凄い大人数です。OLB扱いの元DEからCurryはDEにバルクアップかなあと考えています、バックペダルで後ろに下がる姿が想像できない・・・

Kelly記者会見

2013-02-13 07:35:00 | イーグルス
 Chip Kellyの記者会見が有りました。

 その前に、Michael Vickの契約見直しについて、現段階では今年のサラリーはベースサラリー3.5ミリオンに今回の契約更改のサインボーナスが3.5ミリオンの3年割りがヒットし、これまでの6年契約のサインボーナス1.4ミリオンもキャップヒットします。合計で7ミリオン程度のキャップヒット、これに出場割合などで3ミリオンの出来高払いをする可能性がある契約。そして、2014,5年の契約は今年の3月になると破棄され、2014年のサラリーキャップに5ミリオンのゴーストを残すそうです。
 今年のキャップヒットを減らしてキープする、キャップ枠が増える来年ゴーストが出ても大きな問題ではない。この2つがコンセプトの契約更新でしょう。
 Kellyのオフェンスシステムで成功すれば再契約すれば良し(システムとマッチしたのですからVickも喜んで再契約するでしょう)失敗した場合にはそのまま放出。成功して他チームに移籍される危険は有るのですけれど、キャップがきつい今年を乗り切るのを優先したのは間違いではないと思います。



 KellyはVickとNick Folesの2人でスターターを争わせる。怪我のリスクなどを考えれば2人の素晴らしいQBが手元にいる事は幸せで、Vickには走って投げてと求める技術がある。Folesは3年間対戦してきて優れているのは知っている。現段階でどちらをファーストチーム扱いにするかは決めていない、キャンプで競わせていく。と言う発言をしています。
 ただ、この2人を同じシステムで動かすのは無理がありすぎます。スピードとディープへの肩の強さを持つが頭脳面に問題を抱えるVickとパスの正確性が売りで足は速くないFolesではリーグトップのアスレチックQBと典型的ポケットQBなのですから、両方で通用するプレイブックを作れるのか疑問です。Vickの足を使う事前提のシステムか、Folesのプレリードとサイズを活かすシステム、どちらかに絞ったほうが良いと思うのですけれど、Kellyがやりたいシステムで2人のQBにやらせてみて上手に出来た方を使うのでしょう。

 
 さまざまな経歴を持ったアシスタントについても、多種多様な経験とエネルギーを融合させていく事を期待している。システムや哲学が違うメンバーから新しいものが生まれ、そのプロセスを重要視している。Kellyらしい新進性と意欲の現れがコーチ編成に活かされているようです。NFLのHC経験者からカレッジの有名アシスタント、コーチ経験の無い元プロボウラーまで本当にさまざまなコーチを集めました。これらを統率していく意思と自信があるのでしょう。2-3人Oregonから連れてきた若手以外はほとんど面識が無いであろう寄せ集めのコーチ陣を上手く融合させるのがKelly最初の仕事になるでしょう。


 Pat ShurmurはプレイコールはKellyが行うだろう、と言っています。Shurmur就任前にKellyはOregonではプレイコールをしていなかったから今回もOCに任せると言っていました。KellyとShurmurではシステムが違いますし、Kellyがプレイコールをするのが自然でしょうね。
 Kellyはコーディネイター職はNFLでそれを経験した人材が欲しいと考えていて、ShurmurとBill Davisを起用する事にした。10年間のQBNコーチ経験にOC,HCも経験しているShurmurが居る事は素晴らしいプレゼント。と言っています。
 Shurmurとは2日間に渡る面接をしてすぐに起用を決め、Davisは面接後に他の候補とも面接をしているうちにDavisがベストと思い直したのが時間が掛かった理由のようです。SFとBALのスーパーボウルが終わるまで待った理由にこの2チームのコーチも候補だったが面接許可が下りなかったと認めましたが、噂のEd Donattel、Ted Monachinoだったのかははぐらかしています。DavisはLBコーチにする予定がDC候補に逃げられたと言う噂も有るようです。


 3-4ディフェンスに変更するのは確定していますが、Davisは3-4基本のハイブリットで行くようです。3-4や4-3と決めるよりも何でも出来ると言うことが重要。相手に何をするか読ませない事とターンオーバーを奪うことを重視していく。Kelly同様に変化と駆け引きで勝負と言う事でしょうか。
 ARI時代もINTは多かったけれど、レッドゾーンでのディフェンス率が悪い数字が残っています。ランディフェンスに課題が残りますし、修正は簡単な仕事にはならないでしょう。特に、3-4と4-3の共存をするだけの人材を集めて指導するのは4-3の慣れている選手にとっても難しいはずです。


 ディフェンスの選手に対してもKellyは見ていくそうですし、チームとしての融合を重視して指揮を取る印象を受けました。ばらばらになりかけたチームを一体化させるにはKellyは適していると感じましたし、去年までとは違うチームになる事を期待します。