イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

エアギター退場

2007-05-02 07:41:58 | イーグルス
 ドラフト当日のトレードを狙っていた筈なのですが、どこともトレード出来ずルーキーFA選手と契約するための人数合わせとしてカットされました。

 NYGをFAになり、4年契約でチームに加入したDhani Jonesですが、本来WLBの選手をSLBで起用したために常にパワー不足に悩まされました。スピードは十分だったのですが高さの無さからTEに対するパスカバーが出来ず、スクリメージでTEと正対するようなランプレイでも力負けをする事が多かったです。Jonesが悪いのではなく、スピードに偏りすぎたJim Johnsonが悪かったと思っています、DL全体が力負けする事も多かったですしね。契約の割に働いていなかったのでドラフト権に化ける事が最後の奉公だと思ったのですがそうはなりませんでした、1,55ミリオンほどキャップを節約する事になりました、2,3巡で指名したLBと4年8-10ミリオン程度のFALBを外し続けた悪循環がSpikes加入で途切れるといいのですが。
 SLBに入ると予想されていたSpikesですが、ドラフト3巡で6-4 255ポンドの大型LB Stewart Bradleyが加入した事でWLBに回る事になるようです。現在のデプスチャートはファーストチームがWLBがSpikes,MLBがJeremiah Trotter,SLBがChris Gocongの3人,WLB,MLBの2番手にOmar Gaither,SLBの2番手にBradleyが入り、Matt McCoyがWLBの3番手となっています。スターター3人が見事なまでにランストップ専用ですし、バックアップ陣の3人のプレイタイムは少なくないでしょう、Gaitherは去年後半WLBのスターターを確保したのですが、チームの伝統でもある4人目のLBはLB3ポジション全てのバックアップをやらされるに引っかかり、汎用性が有る事でかえってバックアップに下げられてしまったような印象です。
 SLB2人は未知数ですし、SpikesがSLB,GaitherがWLBのスターターになる可能性も有るでしょう。プレシーズンゲームが終わるまでどういうLB編成になるか予想は難しいでしょう。


 正体不明の男その1 Rashad Barksdaleですが、どうやら身長は5-11のようです。McNabbの出身校でもあるSyracuse大のプロデイに参加した際に40ヤード4,35を出したという情報が有ります。Draft Countdownにはしっかり名前が載っていましたし、潜在能力の高さは注目されていたのかもしれません。

 正体不明の男その2 Nate Ilaoaは元WRだったようです、5-9 245ポンドと(Eagles公式HPには出ています)太りすぎてしまいWRでプレイ出来なくなった結果WRからRBにコンバートされたのかもしれません、体重管理に甘いようですし・・・・。最終年度67キャッチをしていてパワー系の割にパスキャッチ能力があると書きましたが、それは反対でWRだった割にパワーが有りすぎるのが経歴からすると正しいのでしょう。ドラフト実況チャットでは太ったWestbrookと冗談で言ったのですが、太ったReno Maheだったようです、Maheも50ポンド増やせば良いRBになったのかもしれません(笑)

ルーキーFA

2007-05-01 09:01:07 | イーグルス
 様々な評論家による今年のドラフトの評価はほぼ全員から、失敗・ワースト5に入る等の酷評を受けました。これはDonovan McNabbが居るのにKevin Kolbを取った時点で覚悟していました。その上、McNabbのリハビリが順調に進んでいて開幕戦には出場するだろう。それならQBを指名する意味がない、無駄に1巡を浪費した。こう言われてしまっても仕方が無いです。
 ただ、今年のドラフトの評価はKolbが3年後にどういう評価を受けているのかですべて変わるでしょう、A.J Feeryの様に2巡指名権でトレードできればバックアップの層を厚くしてくれてさらに元を取れた、という事になるでしょう。McNabbがまた怪我をしてKolbが好リリーフを見せれば大成功のドラフトと言われるかもしれません。そして、McNabbが順調にフィールドに立ち続けKolbは1プレイもしないままチームを去るかもしれません。もちろん、NFLレベルでは使い物にならずあっさりカットされる可能性も有ります。
 去年はドラフト前段階での評価の高い選手をたくさん獲得しました、その結果評価はAが並びましたが育ったのは5巡指名のOmar Gaitherだけでした。今年のドラフトが成功したか失敗したかは2年は待たなければ評価できないと考えます。



 まんべんなく欠点を埋めに来た今年のドラフトですが、DBの補強がやや足りないと思っています。ルーキーFAで3人位DBを入れて欲しいとチャットで話していたのですが、期待通りDB3人(KR専用も混じってますけど)獲得しました。
 
 CB Nick Graham Tulsa
 5-9 191ポンド 40ヤード4,41 高校生の時には100Mx4リレーの選手としてSouth Carolina州チャンピオンになったスピードの持ち主です。パスキャッチが上手くギャンブルを狙うプレイが多い為にINTがTDかというプレイをするようです。スピードとキャッチ力を活かしたKRにも定評があります。

 S  Marcus Paschal Iowa
 6-0 201ポンド 40ヤード4,6 高校時代はQBでプレイをしていて非常に読みが鋭く知能的なプレイをするようです、その代わりスピードは平凡でランストップタイプのSSのようです、STとしても良いプレイをすることができると期待されます。
 Sean Cosidineと何が違うのか良く分かりません・・・

 DE Marques Murrell Appalachian State
 6-2 246ポンド 40ヤード4,9 カレッジ時はSLBだったようで、LBとしての評価は良いランストッパーだけどもパスカバーができなくてフットワークも良くない、となっています。TSNのデータでは235ポンドとなっていますしTrent ColeのようにバルクアップしてパスラッシュDEで育てるのでしょう。

 DT Jeremy Clark Alabama (EaglesオフィシャルHPではAuburnとなっています、おまけにWR Coilleと選手紹介も間違えてるし・・・)
 6-2 308 40ヤード5,04 TSNとCountdownで評価が正反対です、共通しているのはパワーが有るが膝が硬く腕の使い方が下手という点で、さらにバルクアップできる骨格のようです。スピードはTSNは有るパスラッシャー、Countdownは無いランストッパー、と評価が割れます。

 WR Dereck Faulkner Hampton
 6-2 220ポンド 40ヤード4,53 6-2のサイズで垂直飛び40インチは素晴らしいです、キャッチも上手のようです。スピードは有りませんが、ポセッションタイプとしての獲得になります。

 OT Jonathan Palmer Auburn
 6-4 336ポンド 40ヤード5,30 Cとして評価している所も有り、OL全てのポジションでプレイ出来るようです。腕が長く上半身のパワーも有るのでパスプロテクトは得意のようですが、フットワークは良くないと評価されます。
 
 OG Chris White South Carolina
 6-3 321ポンド 40ヤード5,52 C/GのようでCとして分類されています。スナップ後の動き出しが早くDTに対して先手を取ることが出来る、スピードは無くパワーもそれほどでないと評価されます。

 OG Jacob Hobbs Albany
 6-3 303 TSN、Draft Countdown、Scout.COMにデータなし

 WR Zac Collie BYU
 5-11 187 TSN、Draft Countdown、Scout.COMにデータなし

 LB Akeem Jordan James Madison
 6-1 226ポンド TSN、Draft Countdown、Scout.COMにデータなし

 S  Chris Smith Florida International
 5-10 215ポンド TSN、Draft Countdown、Scout.COMにデータなし

 1-AA,2Aの選手獲得が目立ちます、久しぶりにドラフト指名が無かったOGをしっかり確保しているのはAndy Reidらしいというところでしょうか。KRとしてのNick Grahamの評価は結構高いようですし、5人目のCBの座を争う事になるでしょう。