イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Reagor解雇要求

2008-08-26 07:30:55 | イーグルス
 Kevin Curtisの手術は無事終わり、リハビリを始めています。復帰にどれくらい掛かるかはまだ公表されていませんが、6-8週程度ではないかと推測されています。CurtisはDonovan McNabb,L.J Smithら過去に同じ手術を受けたチームメイトからアドバイスを貰ったようで、同じ手術でも状況が違う事を理解しているそうです。L.Jは復帰を急いで再発させました、Sheldon Brownは手術を先延ばしにしてシーズン終了までプレイし続けています。DeSean Jacksonが代役を務めてくれそうですし、あせらずに完治させてから復帰して欲しい物です。
 
 NE戦で足首を痛めたBrian Dawkinsは開幕にはぎりぎり間に合うと言う状態のようですが、すぐにでも練習に復帰すると答えました。何度も怪我をしているし、怪我と上手く付き合いながら調整するのは慣れているとの事ですが、年齢を考えると急いで復帰する必要は無いと思います。

 
 交通事故で目と膝を骨折しINDを解雇され、昨シーズンは10試合に出場していたMontea Reagorですが、先日膝の手術を受けました。内視鏡手術で深刻な状態ではないと公表されていましす。ただ、Reagorはロッカーに荷物を整理してしまっていて、チームに対し怪我人の為の特別なIR入りさせる事を要求しています。
 年俸を保証した上に、他チームと自由に契約交渉をする事が出来ると言う状態になるこのIRですが、過去にはTroy Vincentや去年のIan Scottが利用しています。普通のIRですと今シーズンプレイ出来なくなります、怪我が軽度だと選手側が主張した場合無理矢理IRに登録する事は出来ず、このような特別なIRに入れる事になります。これは選手側の権利ですし、PUP,IRに入れずに53人枠に残すか、この特別なIRに入れるかを選択する事になるでしょう。
 現在DTはMike PattersonとBrodrick BunkleyのスターターコンビにTrovor Laws,Don Kleckoの4人までは53人枠残留をほぼ決めています。Kimo von Oelhoffenはロスターから名前が消えています・・・キャンプ中は名前が有ったのですが、いつカットされたのでしょうか・・・・・。もう1人、去年ルーキーFAでCINと契約した後にCARなどのPSを経由して8月10日に契約したばかりのMike Marquardtと言う選手がDTに居ます。
 Reagorが主張している通り、プレイ可能な状態ならばIR入りさせる事なくチームに残したほうが良いでしょうが、チーム側はプレイ出来ないと判断しているのでしょう。この場合、5番目のDTにはDE兼用でDarren Howardを起用する事になるのでしょう。DE6DT4のDL10人編成になると推測します、その場合はJerome McDougleとBryan Smith両方が53人枠に残る事になるでしょう。

Lawtonカット

2008-08-25 02:11:56 | イーグルス
 Brian Dawkinsの右足首の怪我ですが、軽度の筋断絶があるようです。今日の練習に参加出来る状態ではないが開幕戦には多分出場するとAndy Reidが公表しました。
 カードで運ばれたので気になっていたのですが、何とか開幕に間に合うと言う事なので一安心です。バックアップ陣に不甲斐ないプレイが続いていますし、Dawkinsがシーズン中に怪我をした場合の代役を誰にするのかをプレシーズン最終戦で試す事になるでしょう。
 
 プレシーズンゲーム第3週が終わる現地火曜日までに今80人のロスターを75人にしなければなりません、ひとまず3人のカットが発表されました。
 INDからトレードで獲得していたFB Luke Lawton、ルーキーFAのWR Frantz Hardy、OL Cameron Stephensonをカットしました。HardyとStephensonは予想通りですが、Lawtonのカットは意外です。INDとのトレード条件がファイナルカットを乗り越えたならば6巡なのか、無条件で6巡なのかはよく分かりませんが、結果的に無駄なトレードになってしまいました。INDで出場経験の有るLawtonよりも、残ったJason DavisやFBコンバートに挑戦中のTony Huntが上と判断したと言う事でしょう、未知数のHuntはともかくDavisがLawtonよりも上と評価された事は嬉しいのですが・・・。
 後2人減らさなければならないのですが、Jack Ikegwonuを正式にPUPなりIRに登録する事でもう1人減らす事になります(すでにPUPに入っているので、もう2人減らさなければならないのかもしれません)これも、シーズン中盤以降の復帰になるVictor Abiamiri,Kevin CortisをPUPに入れる事で乗り切る事ができるでしょう、期待はずれのMontea Reagorのカット(IR入り)も考えられます。
 
 NE側のハイライトを見ましたが、セカンド・サードチームのDBは本当に酷い状態です。立っているだけのゾーンカバーのようなもの、の間を間単に通されています。Jim Johnsonにゾーンカバーは出来ないと私は諦めていますが、あまりにも酷いカバーでした。ミドルを投げるだけの時間を簡単に与えてしまっているのも問題ではあるのですが、レッドゾーンディフェンスでエンドゾーンに3人ゾーンで入っているのに棒立ちのままTDを奪われたりとシステム・個々の技術共に酷い状態でした。

リターンTD、何年振りでしょう

2008-08-24 02:08:31 | イーグルス
 プレシーズンゲーム第3戦@NEは27-17で勝ちました。

 何年ぶりか分からないくらい久しぶりにリターンTDが出ましたし、オフェンス・ディフェンス・スペシャルチーム、ほぼ全てが完璧な内容と言って良い素晴らしい内容でした。後半DBのデプスの薄さが見られる場面もありましたが、ファーストチームに関しては問題なかったようです。

 101ヤードのKRをQuintin Demps、76ヤードのPRをDeSean Jacksonと2つのリターンTDが出ました。最初の壁を抜ければTDまで持っていけるスピードを持ったリターナーを起用する事自体久しぶりです、ずっと確実性重視の地味な編成でしたから・・・
 Sav Roccaも20ヤード以内で外に出すパントを2本見せていますし、先週からの好調を維持しています。2年目になり慣れてきたのかもしれません。これまで良い所なしだったDavid Akersも24ヤードのFGを2本無難に決めていますし、キックオフもなんとかエンドゾーン程度にまで飛ばしています。ただ、NEのKRはコンスタントに30ヤード前後戻されました、カバーチームが悪いのかエンドゾーンまで飛んでいるものの滞空時間の少ない戻しやすいボールしか蹴れないのかはちょっと分かりません。

 オフェンスはDonovan McNabbがポケットで落ちつきを見せました、ポケットの外に逃げるのではなく、内側から前に出る準備をしつつターゲットを探す、5年以上前の良い時のMcNabbのスタイルに戻しつつある印象です。いざとなったらスクランブルに出るだけの足が戻ったから出来るプレイでしょう、スポーツヘルニア、右膝のACLと2度の手術がやっと完治したのだと考えます。肝心のパスですが、無理に投げ込むというよりも良い場所に落とす事が出来ています。スターター2人が欠場した事で手加減しているのかもしれませんし、プレッシャーもきつくなかったので余裕があったのかもしれません、レギュラーシーズンでこれくらい余裕のあるプレイが出来れば素晴らしいシーズンが待っているでしょう。
 代役の代役がスターターになってしまったWRですが、DeSeanが4キャッチ67ヤードと活躍しました。カレッジの試合のようなフィールドを横切りながらスピードで抜いていくプレイも有りましたし、速さという意味では他の選手を相手にしていません。サイドライン際へのミドルもカバーされつつキャッチしていますし、スピードを活かしたロングでもショートを取ってからのRAC狙いでも使える万能振りを見せています。
 Jason Avantが本来3番手ですし、スターターになっても良いのですがスロットで固定されています。密集での強さを活かしたプレイでTDを記録しています、スピードは平凡ですからワイドアウトよりもスロットのほうが良いのでしょう。
 スターターで出場したHank Baskettも無用心なファンブルもありましたが、普通に行けばTDでしたし、レッドゾーンで起用する事が出来るとアピールしました。ダウンフィールドブロックの強さも印象的です。
 ランも数字は平凡ですが、ラン連発でFDをつなげてドライブした後でミドルを投げ込むシリーズもありました、悪くは有りません。Brian Westbrookもスクリーンパスでいつもの切れを見せていますし、Correll Buckhalter、Lorenzo Bookerも問題ないプレイを見せています。
 FB転向後初めての試合になったTony Huntがランブロックで貢献できていたのかは不明です、パスプロテクトでブリッツを拾えていたのかという点ではパスプレイでは起用されていないようなので分かりません・・・そしてセカンドチームのRBとしても出場していますが結果を残せませんでした。HuntをFBに入れて、外外のWestbrookと内からのHunt両方有る所を見せればディフェンスはやりにくいとは思いますが、肝心のHuntが良くないのでは意味がありません。FB転向が成功したのかどうかは、今後の練習でFB誰がファーストチームなのかを見る必要が有るでしょう。
 やっとフィールドに戻ってきたShawn Andrewsですが、練習に復帰して1週間と考えれば問題ないプレイを見せたようです。開幕までにはもっと良くなるでしょうし、まずは一安心です。Andrews復帰で押し出されたMax Jean-GillesではなくTodd HerremansがLGのファーストチームに入ったようです。
 セカンドチームではスカウトチームのエースMicheal Gaspersonが活躍したようです、6-4の長身ですし放り込んだパスに合わせる事が出来れば活躍できるのでしょう。
 Kevin Kolbも14回投げて9回成功ですし、悪くは無かったと思います。A.J Feekeyが試合に出してもらえません、経験を積ませるという意味でKolbを使うのは理解できるのですがファーストチームが予定より上がったのですから使ってあげてもいいと思うのですけれどねえ。

 ディフェンスはTom Bradyが欠場した事もあり、この試合の成績をそのまま受け止める事は出来ません。それでもランは1試合で65ヤード、パスは前半60ヤードに抑えましたし、ファーストチームは十分に機能していたと考えていいでしょう。ハイライトを見てもリターン2本とDeSeanばかりでディフェンスがどうだったのか良く分からないのですが、Trent Coleはサックを記録していますしやるべき事をきちんとやっていると推測します。
 セカンドチームではDBのデプスの薄さが目立ちました、Brian Dawkinsが足首を負傷して退場すると代役Sean Considineが必殺のインターフェアを見せ、その後出てきたJ.R ReedとDempsのセカンドチームは10-15ヤードのパスを次々と通されました。また、CBもセカンドチームで出てきた若手が全く機能せずにサード&ロングを次々とクリアされています。セカンドチームで良かった選手が全く居ないですし、Dawkinsの怪我が長引くようだと大きな穴が開く事になります。
 Dawkinsはカートで退場しましたが、骨折ではないようでMRIの結果待ちの状態です。足首の捻挫も結構長引きますし、Quintin Mikellと組むSが誰になるのかは大きな問題です。Considineはもう見たくないのですが、Reed,Dempsも良くなかったようですし、今年もConsidineの必殺技「カバーしているように見える動きをしているけれど、全くカバー出来ていないでなんとなく走ってるだけ」が見れるかもしれません。

 DBのデプスの薄さが目立ちましたが、WRは代役がしっかり仕事をしてくれました。全体的に良かったですし、怪我人が帰ってくれば更に良くなります。6人スターターを欠いたNEが相手でしたが、これだけ圧倒できれば問題はありません。

代役が穴を埋められるのか

2008-08-23 09:07:52 | イーグルス
 プレシーズンゲーム第3戦の@NE戦が間もなく始まります。

 先週ファーストチームを前半終了まで使ったので、今週はそれほど使わないのではないかと思っていたのですが、第3Qまで使う予定のようです。ここ数年、ファーストチームのメンバーが入れ替わらずに来た為にテストをしなくて良かったからなのでしょう、通常の3週目よりも2週目に主力を長く使う傾向に有ったのですが、今年はファーストチームを長く使うようです。

 欠場予定は昨日手術を受けたKevin Curtis手首の骨折でシーズン中盤以降の復帰になるVictor Abiamiri膝の手術を受けたMontea Reagorふくらはぎの怪我が長引いているChris Clemons先週のCAR戦で痛めた太ももの怪我から回復していないReggie Brownの5人です。

 Shawn Andrewsが練習に復帰して1週間、TRAも背中の怪我から復帰しました。今シーズン初めてOLのベストメンバーが揃う試合になります。TRA欠場でTodd HerremansをLT,Max Jean-GillesをLGに入れる事も考えていたのですが、この2人のどちらがスターターなのかがはっきりする事でしょう。決めかねているのならばシリーズ毎に入れ替えるような使い方になるのかもしれません。
 
 WRはスターターが両方欠場する事になり、DeSean JacksonのFL起用が決定しています。SEにはGreg LewisとHank Baskettが併用される予定で、スロットにJason Avantが入ります。Curtisはシーズン中盤まで復帰は無理でしょう、Brownは開幕までに復帰出来ると計算しているようです。Brownと組むのならばDeSeanはSEに入る事になります、ここでDeSeanをFLではなくSEで使ってスクリメージに張り付かせてからプレイさせる事を試してもいいと思います。
 
 DEも2人欠場です、またもやJerome McDougleがセカンドチームでチャンスを貰う事になるでしょう。Byran SmitiとAndy Studebakerがサードチームでプレイする事になりそうです。ファーストチームを3Qまで使うのならばサードチームに出番が回ってくるか微妙ですけど・・・

 
 手術を受けるような重大な怪我をしたCurtis,Reagor,AbiamiriこのWR,DT,DEが今年のドラフト上位3つの指名で補強済みなのは幸運なのでしょう。怪我人が出るのは確率から考えても仕方が無い事です、そして比較的デプスの厚いポジション(DTは薄いですが)での怪我ですし、去年からの上積みは無くなってしまったとしても去年と同じだけの戦力の維持は出来ていると計算します。あとは代わりに入る若手が穴を埋めてくれるのかでしょう、DeSeanにTrevor Laws、Smith,Studebakerが成長する事を期待します。


DeSean.Lewis,Baskett

2008-08-22 07:44:01 | イーグルス
 スポーツヘルニアの手術を今日受ける予定のKevin Curtisは2ヶ月程度戦線を離れる事が予想されています。2ヶ月としてレギュラーシーズン第7週になります、PUPリストに登録して復帰出来る時期と一致しますしPUPリストに入る事になるでしょう。問題は、2ヶ月で帰ってこれるのかという事で、復帰を急いだL.J Smithは再発させてしまいました。L.Jの場合は去年の5月に手術を受け、トレーニングキャンpでの復帰でしたが再発し、結局シーズンを通じて不調のまま終わりました。手術の結果次第でリハビリに掛かる時間はまちまちでしょうが、予定よりも時間が掛かると覚悟するべきでしょう。

 去年の足首、今年はアキレス腱と太もも、右足の怪我が続くReggie Brownが開幕までに回復出来ないようならば、今すぐにでもFA・トレードでWRを獲得しなければなりません。Brownがプレイ可能ならば、Curtisの穴を埋める事だけを考えればよくなります。
 Curtisの代役として本当ならば挙がってくるはずのJason Avantの名前が出てきません、Avantはスロットで固定する予定なのでしょう。Brown,Avantとトリオを組む3人目の選択をする事になります。
 Curtisの代役にはGreg Lewis,Hank Baskett,DeSean Jacksonが代役候補になります。この中でLewisはTodd Pinkstonの代役としてBrownとコンビを組み全く機能しなかった事がありました、Lewisは3番手4番手で使うべきWRでスターターになれるようなスピードは持ち合わせていませんし、Avantとスロットで使うのが良いのではないかと思います。
 Baskettは去年スロットで失敗し、今年はワイドアウトに戻す事を考えていたようです。6-4のサイズと縦へのスピードを併せ持っていますし、単純にサイドライン際でCBと1対1をやらすようなプレイで強さを発揮する事が期待されます。ただ、サイズを考慮しない純粋なスピードは平均以下ですしスターターとして常に出てくる選手ではなく、マッチアップのCBのサイズなどを考慮して使う必要が有るでしょう。
 プレシーズン好調のDeSeanがスターター昇格の最有力候補になると予想します、スピードはすでにチームでもベストのレシーバーでしょう。キャッチ力という意味でも、難しいボールをしっかり取っている印象が有ります。ただ、パワーの無さはアウトサイドへのランを多用するチームとしては大きな問題になるでしょうし、WCOの理解と言う意味でも不安が残ります。本来ならば徐々にプレイタイムを増やしていく事を考えていたのでしょうし、開幕戦からいきなりスターターで使う事はしないでしょう。

 WRとしての能力ではすでにDeSeanがベストの存在なのでしょう、ただ戦術理解とパワー不足を考えるとシステム理解と経験に勝るLewis,高さとランブロックで勝るBaskettとの併用をしながらDeSeanの成長を待つ事になるのと予想します。
 ベストの形はCurtisとDeSeanがスターターで組み、Brownがスロットに回るトリオではないかとプレシーズンゲームの結果を見て考えていたのですが、核になるCurtisの離脱は本当に痛いです。DeSeanが穴埋め出来るだけの素材なのかがシーズンを大きく左右する事になるでしょう。