イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

パントブロックの時は期待したのですけどね

2008-12-16 01:53:54 | イーグルス
 プレイオフ争いの対象になるDAL,ATL共に勝ちました、プレイオフ進出には3連勝してATL,TBが負けるのを待つ事になります。
 
 ハンデは15点有利
 ESPN 9-0
 USA Today 8-0
 TSN 8-0

 ここ3試合オフェンスがTDを記録していないCLEが相手です、QBを2人失いKen Dorseyがスターターで出てきます。Kellen Winslowも欠場するでしょうしオフェンス力はかなり低下しています。パワーランナーJamal Lewisのランとサイズの有るBraylon Edwardsに速いDonte Stallwarthと怪我人が出なければやりにくい相手になるのですが、キーマンを失って本来の力を出す事が出来ていません。
 それでもDorseyがちゃんと仕事をすれば6-3のEdwardsの高さ、Stallworthの速さはマンマーク不能になる可能性が有ります。そうなった場合にはSがダブルチームに行く事になるでしょう、Winslow不在の影響は大きいです。落球王Edwardsがちゃんとボールを取ればそれだけでオフェンスが蘇るかもしれません・・・

 ホームですし、プレイオフの可能性の有無や最近のチーム状態を考えればアクシデントさえ無ければ負けないとは思います。あと3つ勝つしか有りません、競合チームにプレッシャーを掛けられるような勝ち方になる事を期待します。

でかい赤ん坊対決が見たかった

2008-12-13 19:29:27 | イーグルス
 細かい怪我が増えていますが、うちの選手は全員出場できそうです。脳震盪で退場したKevin Cortisも金曜日の練習に復帰していますし、足首と膝の怪我で練習を休んでいたBrian Westbrookも試合には出てくるでしょう。BAL戦で膝をやるのがお約束となりつつあるCorrell Buckihalterも練習に参加していますし出場するようです。Jon Runyanが膝の怪我で練習を休みクエスチョナブルですが、連続出場記録に拘っていますし出場するでしょう。欠場する事になるとWinston Jusitceが出る事になります・・・

 CLE側はクエスチョナブルだらけです、金曜日の練習を休んだRB Jerome Harrison,DE Corey Williams,DT Shaun Smithは欠場するかもしれません。マンデーナイトで普段より1日間隔が開くのでクエスチョナブルでも出場する可能性は高いと考えた方が良いでしょう。アウトになっているTE Kellen Winslowが欠場するのはTE対策が課題のチームですし有利に運ぶ事になります。

オフェンスはShaun Rogersをどう抑えるのかが問題です、肩の怪我で練習を制限していますが試合には出てくるでしょう。去年DETとの対戦では大したこと無かった気がするのですが、今年はトリプルチームを引きずるような活躍を見せていますし、公称330ポンドとNFL1重いCのJammall Jacksonでも1人で任せるには危険でしょう。普通、NTがこれだけ良い仕事をしていればダブルチームの間を狙ったインサイドからのブリッツを連発しそうな物なのですが、どうもそう言う傾向が見られません。常にダブルチームする体制で良いと思います。
 他にもDLは3人クエスチョナブルですし、かなり弱体化しています。嫌でもWestbrookを酷使するのでしょうし、OLは(真ん中を避けつつ)しっかり押してもらってラン主体のオフェンスをしてくれれば十分攻略可能でしょう。問題は3rd&1でKyle Eckelが真ん中を突く良いリズムが怪物のせいで崩れてしまう可能性が有る事です。インサイドを突いて1ヤード取りに行って失敗するのと、インサイドから逃げてリズムを崩すのどちらが良いかは微妙なところです。
 パスラッシュはインサイドブリッツ連発されるような展開(ランが全く出ない)にならなければそれほど怖くは無いです。余裕を持って暴投するDonovan McNabbですが、状態は良くなっていますし良い試合をしてもらいましょう。
 ミスをしないで纏めればディフェンスが何とかしてくれる試合になるでしょう、ミスをせずWestbrookを休ませるような試合になってくれると良いのですが・・・次の試合まで1日短いですし。

Litoを外す余裕は無いのですが

2008-12-11 08:33:55 | イーグルス
 つい先日Lito Sheppardは今年良くないと言う事を書いたのですが、NYG戦ではワンプレイすらせずにJoselio Hansonがプレイするのをサイドラインで見させられる事になりました。
 デプスチャートにニッケル・ダイムの項目は無いので、Lito,Hanson共にCBのセカンドチームとして並んでいると言う点でこれまでと変わりは無いのですが、これまでAsante Samuel,Sheldon Brown≧Lito>Hansonのような格付けだったのが、Samuel,BrownとLitoの間に大きな差が出来てしまっています。
 NYG戦と言う事を考えると、ランディフェンスを優先しなければならないですしPlaxico Burressが居なかった事で3WRセットも少なかったと言う点は考慮しなければなりません。ランディフェンスをやる気が全く無いLitoよりもCBブリッツが得意で1対1のタックルを積極的に行う(サイズが無いので効果的とは言い難いですが)Hansonをニッケルディフェンスで使うのも仕方が無いと思います。
 Litoの不調はすでに書きました、ならHansonが良いのかと言う話になるとそうでは有りません。前回のNYG戦ではBurressをマンマークで追い切れずにTDを許していますし、5-9のサイズの無さはパスカバーと言う点では致命的です。
 ランディフェンスとCBブリッツではHansonが上ですが、CBの本職であるパスカバーはLitoが(ネームバリュー込みで)数段上です。今後の試合でHansonを使い続けるとは考えにくいのですが、STで使うだけでディフェンスとしては一切使わないような事をするのは異常です。今後の事を考えればリードを奪いパスを投げなければならなくなった時点でLitoも使ってあげるべきでした。契約更改を求めオフに放出するのが確定しているLitoを干した、そう考える事も出来まずがそれならばもっと早く入れ替えるでしょうし、なぜこの試合でこういう措置を取ったのかが理解不能です。
 次のCLE戦もランをまず警戒する試合なのでHansonを使うのかもしれません、しかしWAS,DAL戦はそう言うわけには行きません。使えるものは何でも使うべきで、コーチ批判等の問題行動をしていないLitoを干すような事をしている場合ではないのですが・・・

Coleの馬跳びブロックは珍プレイの殿堂入りでしょう

2008-12-09 07:46:58 | イーグルス
 レギュラーシーズン14週の@NYG戦は20-14で勝ちました、同時にワイルドカードを争うライバルが全敗しほんの少しですが可能性が広がっています。

 得点経緯を考えれば危なげなく逃げ切ったと評価していいですが、オフェンスのプレイコールに関しては理解不能なものがまだ多数有ります。
 NYGのDLの圧力に対して突破される事が多かったのにも関わらず、相変わらずドロー系の遅いプレイをやろうとしてロスを貰う場面が前半目立ちました。猪突猛進のNYG DLに対してやるべきはスクリーンやロールアウトのような外に逃げるプレイであって、ポケットの中での変化ではありません。プレイコールをMarty Morhninwegが受け持ってからオフェンスは上昇傾向に有りますが、まだ信用は出来ません。
 とは言え、TEへのパスを増やし、長短・縦横と変化を付けたルートを走らせた事は評価しましょう。特に、これまでNYGに(正確にはPlaxico Burressに)やられ続けた、縦に3人走らせてLBからDBのゾーンに入る瞬間に投げる7ヤード程度のパスをやり返したのは痛快でした。ディフェンスのシステムが同じなのですから、通用するプレイも同じな訳です、そう言う意味では頭を使ってきたと言って良いのでしょう。
 とはいえ、Brian Westbrookの個人技任せの30,40ヤードの独走TD以外TDを取れそうな場面は有りませんでした、たまたま抜けてしまっただけです。

 ディフェンスはBrandon Jacobsの怪我の影響も有ったのでしょうが、先行して投げさせる勝ちパターンに入った事でランを封じ込めました。サックは有りませんでしたが、Trent Coleが1対1で圧倒し長いのを投げられる不安は有りませんでした。何度かロングパスを貰いそうな場面が有ったのですが、キャッチミスをしてくれた事で助けられています。
 Omar GaitherからAkeem Jordanに入れ替えた事が良い結果を生んでいます、特にランディフェンスではタックル出来なくても踏み止まる事でサポートが来るまで時間を稼いでくれます。問題はこの後のCLE,WAS,DALと強力なレシーブTEを持っている点でしょう、TE対策が泣き所ですしパスカバーの良いGaitherを使わないで大丈夫なのかが問題になるでしょう。

 問題なのはSTです、苦手の球場で51ヤードのFGを決めて今日は調子良いと期待させ、Coleの驚異的なFGブロックを見せてくれたのですが、その後は酷い物でした。前半終了間際は風が強い中、珍しく時間を上手く使って安全圏まで進んだ所でのFGブロックリターンTDを貰い、後半にはもう一度FGをブロックされています。風が巻いていたので低い弾道を蹴ろうとしたのがブロック連発の一因では有ると思いますが、1試合で3つもFGブロックが出るのはプロとしてレベルが低いと言うしかないです。

 Burressが居なかった事で、これまで散々やられてきたパスラッシュは掛かっているのに適当に投げたハイボールを取られて止められない負けパターンから脱出しました。あと3試合全部勝ってもプレイオフに残れる可能性は低いです、ですがチャンピオン相手にこういう試合が出来るのですから少しでも可能性が有るうちは期待しましょうか、今後同地区対戦が増えますから星の潰しあいになってくれるでしょうし。

休養十分

2008-12-08 01:57:52 | イーグルス
 レギュラーシーズン14週目はNYG戦です、前回はホームで4点差の負けでした。同地区が3試合残っていますし、残り4試合全部勝てばプレイオフの可能性は有ります。

 ハンデはNYGが7点有利
 ESPN,USA Today,TSN全員がNYGの勝ち予想です
 独走中のNYG相手ですし圧倒的不利の予想も仕方が無いでしょう


 Plaxico Burressを出場停止にした事でAmani ToomerとDomenik Hixon,Steve SmithのWR陣が相手です。Asante Samuelが戦列に復帰していますし、パスだけで考えれば大きく崩される事は無い筈なのですが、プレイアクションからの放り込みを考えると簡単に抑える事にはならないと思います。特に不振のLito Sheppardの所を狙われると厳しくなりそうです。
 前回の対戦ではラインを崩され、LBがそれを埋める為に無理をして結果的に最終ラインまで崩れました。今回もゾーンブロックに対してTrent ColeとBrodrick Bunkleyの間に大きな隙間が生まれるでしょう、その穴をどう埋めるのかが問題です。あの時とはその方面を担当するLBがOmar GaitherからAkeem Jordanへと変わっています、ランディフェンスを強化する入れ替えですがどれだけ良くなるのか、大きな期待はしないほうが良いと思います。逆側のDEがJuqua ParkerからVictor Abiamiriに変わった事はサイズの大型化と言う意味では良い方向に出ると思います。ランディフェンスで体力を使ってしまう試合ですし、Darren Howardを含めてDE4人のローテーションを組める状態になっているのは良い効果が有るはずです。
 
 木曜日の試合だったARI戦から10日開きました、バイウイーク明け無敗のAndy Reidがこの試合の為にどういう準備をしてきたのかが楽しみです。この試合負ければ終わりなのですから、出し惜しみ無く勝ちに来るでしょう。評論家全員が負け予想ですが、一泡吹かせる1戦になる事を期待します。