イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Hansonで良いの?

2010-05-07 06:34:00 | イーグルス
 ウエーバーで獲得したOL Shawn MurphyとルーキーFAで契約したDT Charles Alexanderを解雇しています。ルーキーキャンプで余程酷い動きだったのか、ロスター枠の関係で放出する事になったのかは分かりません。


 Sheldon Brownが抜けたRCBのスターターにはEllis Hobbsが入るものと見られていますが、Joselio Hansonもファーストチームで練習をしていたようです。ミニキャンプ初日はHobbsがファーストチームに入ったようですが、後半になるにつれHonsonの出番が増えたそうで、Honson自身もスターター奪取に自信が有るとコメントを残しました。
 Hansonがどれだけ良い動きをしようが5-8しかないCBをスターターに据えるのは高さのミスマッチを狙われる事になります。Hank Baskettが数回高さで蹴散らせば気が付くはずなのですけれど、Baskettはそれすら出来ないのでしょうか・・・


 2巡指名Nate AllenはFSのファーストチーム奪取が期待されていますが、腿の怪我の状態が悪いようで練習は部分参加だったようです。なぜかFSではなくSSで練習していたらしく、CB転向が噂されるVictor HarrisがFSのファーストチームでした。サイズを考えると6-1のAllenをSSにしてTEに付けて5-11のQuintn MikellをFSで使うのも良いかもしれません。MikellがTEのマークが出来ないのはすでに実験済みです。


 Mike McGlynnがCの2番手に入っています。A.Q ShipleyにDallas Reynoldsも居ますが、McGlynnがこのミニキャンプでは2番手を守りました。Jamaal Jacksonが復帰するまではNick ColeをCで使うとAndy Reidが言ったらしいです。
 ColeがCコンバートと2号が休んでいるのでStacy AndrewsがRGのファーストチームに入り、膝の状態も悪くないとコメントを残しました。手術から1年半経ちましたしそろそろ完治してくれないと困ります。
 Jamaal Jacksonと2号が開幕戦にプレイ出来る状態かは未知数です。この2人が戦力に成れば大きな問題は無いのでしょうけれど、プレイ出来ない場合にはバックアップの薄さは致命的です、公式戦でプレイ経験が有るOLがMcGlynnとKing Dunlapしか居ませんから・・・

4巡122位 Mike Kafka 

2010-05-06 03:49:00 | ドラフト
4巡122位 Mike Kafka Northwestern QB 6-3 225ポンド
 スカウティングコンバイン成績、40ヤード5.0、ショートシャトル4.37、スリーコーン6.96、垂直飛び32インチ、幅跳び9-2を記録し、プロデイでは40ヤード4.81を記録しています。カレッジでの成績はレッドシャツを経験後
1年生 5試合出場 96回中55回成功 494ヤード 成功率57.3% 1TD 5INT
2年生 4試合出場 3回中2回成功  11ヤード  成功率66.7%
3年生 8試合出場 46回中32回成功 330ヤード 成功率69.6% 2TD 3INT
4年生 13試合出場 492回中315回成功 3430ヤード 成功率64.8% 16TD 12INT
 3年生まではバックアップでした、それまでのスターターはプロ入りするような選手ではなかったようですし、1年生から先輩を押しのけてスターターやってたようなのが集まるNFLで弱小校で4年までバックアップだった選手が指名されるのはそれほど多くないはずです(強豪校のバックアップは結構居るのですけど)4年生の時にBig-10のセカンドチームに選ばれています。
 East-West Shrine GameのオフェンスMVPに選ばれる事で脚光を浴び、ドラフト候補となりました。この試合でのプレイとAuburnとのボウルゲームを見ました。肩は強くないです、30ヤードを超えると一直線と言うより山なりになりますしステップを踏んで余裕が無いと長いのは投げれないようです。コントロールも甘く、スクリーンで逆球になる場面が見られます。ただ、球離れと投げるタイミングは悪くないですし、7ヤード程度のパスを連続して決める能力はありそうです。NFLレベルでパスラッシュを避けるフットワークは無く、レシーバーが空いてない時にはパスラッシュに簡単に捕まってしまいます。良く言えばプレッシャーを気にせずダウンフィールドを見れるのですが、逃げ始めるのも足も遅いのは問題でしょう。
 ポケット内からパスラッシュが来る前に手早くボールを投げるショートパスオフェンス用のQBと評価されています。Andy ReidよりもMarty Mornhinwegの好みのタイプでしょう。プレイが始まる前の読みが良く、レシーバーがマーカーを抜いた瞬間に投げて良いのか悪いのかを判断する事で肩の弱さを補ってきたとも評価されています。
 
 NFLレベルでスターターになるような身体能力は無さそうです、生き残るとすれば頭脳面が飛びぬけている必要が有ります。ハイライトを少し見ただけでは判断できない部分ですし、今後のキャンプ・プレシーズンでの評価を待つ事になります。ただ、Koy Detmer程度の選手にしか見えないですし、良くてバックアップとして53人枠にぎりぎり入る、PS入りしてもどこからも引き抜かれないような1年目になるでしょう。

熟成が進むはず

2010-05-05 13:44:00 | イーグルス
 去年のシーズン途中PSに居た事も有るOG Greg Isdanerと契約しました。ドラフトが終わり、ルーキーキャンプで若手を見た後で去年PSに置いたOLと契約した事の意味は何なのでしょう。FA・ドラフトで補充しなかった為に駒不足になっているから補強した、としてもPS暮らしのIsdanerでは大きな戦力にはなりません。ルーキーFAで3人OLを入れましたが、それだけでは練習要員が足りなかったので1人入れた、この程度かもしれません。何はともかく、このタイミングでOLと(しかもどの程度の選手か分かっていて、再契約しなかったのに)契約するのは良い事では無いです。

 ブーブー2号が胃の手術で離脱中のためにStacy AndrewsがRGのファーストチームに入っています。Nick ColeはCで練習したようですし、左からJason Peters,Todd Herremans,Cole,Stacy,Winston Justiceの並びが暫定ファーストチームになります。去年は怪我の為にOLが開幕まで一度も揃わなかった(首になるまで1回も練習しないでピザ食ってたのが居たけど)のですが、今年は少なくともドラフト後に全員揃って練習しています。

 CLEからトレードで来たAlex HallはDEでミニキャンプに参加しています。6-4 250ですしCLE時代の評価はパスラッシュの良い選手と言う物でしたからTEとのパスカバーで悩んでいるSLBよりもDEで使ってあげたほうが良いのかもしれません。が、ドラフト上位とトレードで3人補充したDEにこれ以上人数を掛ける必要が有るのかは難しい問題です。

4巡125位 Clay Harbor

2010-05-05 03:51:00 | ドラフト
4巡125位 Clay Harbor Missouri State TE 6-3 252ポンド

 スカウティングコンバイン成績、40ヤード4.69、ショートシャトル4.37、垂直飛び40インチ、幅跳び10-6、ベンチプレス30回、プロデイでは40ヤード4.69と4.58で走り、スリーコーンは7.12でした。コンバインでの記録はほぼ全ての種目でTEのトップ5に入っています。カレッジでの成績はレッドシャツを1年経て
1年生 10試合出場 6レシーブ 73ヤード 1TD
2年生 11試合出場 45レシーブ 647ヤード 3TD
3年生 11試合出場 40レシーブ 457ヤード 2TD
4年生 11試合出場 59レシーブ 729ヤード 4TD
 レッドゾーンでのターゲットになるはずなのですが、TDが妙に少ないのが気になります。

 WRからTEへのコンバート経験者の為にレシーブ専用でブロックはやった事が無い、抜群の運動能力を持っているがフットボールセンスが無い、完全な素材型の選手のようです。TEよりもHBとしてスロットレシーバーのような使い方をした方が良いと評価されています。ミスマッチメーカーでLBではスピードに付いていけず、Sではパワーで押し切られる、レベルの低い地区では身体能力だけで楽にプレイしてきたようで、NFLで同じようにプレイ出来るかと言う点で評価が割れています。コンバインでの数字を見れば今年のTEの中でもトップクラスの素材ですし、実績からすれば特に注目するような数字を残していません。TSNでは3巡評価ですが、一般には5-6巡程度の評価が多いですし4巡下位での指名は妥当な所でしょう。
 パスキャッチは上手いようですが、TEとしてはLBのバンプを外すのが下手でルートに出るのが遅れる事も多く、ブリッツをブロックする技術が未熟のようです。HBとしてはドライブブロックが下手でリードブロックで使うには不安が大きいと言われています。
 2番手のTEで使うのか4番手のWRで使うのかは分かりませんが、かなりのギャンブル指名のようです。TE育成は上手いチームですし上手く育てる自信が有っての指名なら良いのですけれど。

7巡244位 Kurt Coleman

2010-05-03 23:30:00 | ドラフト
7巡244位 Kurt Coleman Ohio State S 5-10 192ポンド
 スカウティングコンバインでは40ヤードを走らず、ベンチプレス19回のみの記録となりました。プロデイでは40ヤード4.52で走ったようで垂直飛びは34.5インチでした。カレッジでの成績は
1年生 7試合出場 9タックル
2年生 13試合出場 64タックル
3年生 12試合出場 78タックル 4INT
4年生 12試合出場 68タックル 5INT
 4年生の時Big-10のファーストチームとTSNのオールアメリカンに選ばれています。

 カレッジではSSでしたが、サイズからNFLではFSに転向すると見られています。5-11のQuintin MikellをSSで使うチームなのでこのままSSとしてプレイする事になるかもしれません。CBとしてもプレイしてきたようで、ゾーンカバーを得意としてボールへの反応が良いそうです。またランサポートでも鋭いタックルを見せてサイズの不足を感じさせないプレイが出来るようです。マンカバーで付いていく運動能力は無く、NFLではSTでの働きが精一杯だろうとも評価されています。
 Nate Allenを指名して更にもう1枚Sを取ったのは7巡まで残る人材ではなかったからのようです。サイズ不足は否めませんが、FSとして考えれば致命的に小さい訳ではないでしょう。INT能力も有りますし、掘り出し物になる可能性は低くありません。ただ、Sは若手が充実していますしColemanが53人枠に残るのは相当難しいでしょう。