イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

この時期にOLシャッフル

2011-08-28 08:58:00 | イーグルス
 プレシーズンゲームの3週目が終ったこの時期にOLシャッフルをする事に成りました。これまでも怪我人が出た時にLGからLTやRTに移った事が有るTodd HerremansがRTに入り、LGにはEvan Mathisが入る事になりました。
 HerremansのRTは問題なくこなすでしょう、チームで最も堅実なブロックをする選手ですし、6-5とサイズも問題ありません。問題が有るとすればMathisの方です。CINなどでバックアップ生活をしてきて過去6シーズンで58試合に出場していますが22試合しかスターターでは出ていません。去年も12試合出場でスターターはゼロ、代役が務まるのか能力に疑問符が付きます。
 MathisのLGとKing DunlapのRT、どちらが良いのかを考えるのですが、プレシーズンゲームはファーストチームの分析しかしていません。今後PIT.CLE戦のMathisを再確認しておきます。
 少なくとも左側のJason PetersとHerremansはランで押せていました、ここを解体する事で左右押せるようになるのか、両方押せなくなるのかも気になります。LeSean McCoyの1人時間差カウンターが出なくなると問題でしょう、Ronnie Brownにとっては有利な変更でしょうけれど。

 CLE戦を見た時、CはJamaal Jacksonが勝利したと確信したのですけれど、昨日の練習はJason Kelceがファーストチームでした。Andy ReidはCLE戦を分析して良いプレイが出来ていたし期待に答えている。と、Kelceがファーストチームでもプレイ出来ると判断しているような発言をしています。
 HerremansがRTに移った際、JamaalをLGに入れる可能性を私は考えていました。カレッジではRT、Eagles入団後はOTからOG、そして怪我でIR入りを繰り返した後にCに移って成功していますし、6-4 325ポンドとLGでも問題ないサイズとパワーを持っています。ルーキーでカレッジ3年間はGだったKelceのアサイメントアジャストのアシストも出来ますしLGにはJamaalが適任だと思うのです。

 昨日53人枠を考えた時のOLはPeters-Herremans-Jamaal-Watkins-Dunlapでした。昨日の練習でPeters-Mathis-Kelce-Watkins-Herremansに変わりました。そして私の考えではPeters-Jamaal-Kelce-Watkins-Herremansがよりベターな布陣です。本音を言えば、Watkinsも下げてしまいたいのですけれど・・・・・・


 Jeremy MaclinとSteve Smithが練習に復帰しました、もちろん全体練習以外の別メニューでは練習をしていたんですけれどね。PUPからSmithがアクティブロスターに入ったと言う情報が無い(オフィシャルHPのロスタームーブは1日遅れ)のでどの程度の練習をしたのかは分かりません。
 Maclinは開幕戦の@STLに出る予定、と練習後のインタビューで答えていますし失った筋力を戻しボールに慣れれば問題は無いのでしょう。元々がウイルス性のリンパ炎症を大げさにしてしまっただけで病気ではなかったのですから回復は早いはずです。
 SmithについてはReidが開幕に間に合うとは思うけれど様子を見て決める。と記者会見で発言しましたし、実戦練習をした時の膝の状態を見ながら実戦投入のタイミングを考えるのでしょう。
 Smithは早晩PUPから外れ、DeSean Jackson、Jason Avant、Maclin、Smithの4人がWR枠の上位4人を占める事になります。WR陣の5.6番手争いは熾烈なものになります。

 Ryan Harrisは椎間板ヘルニアで手術を受ける事になりました、IR入りする事になるでしょう。Antonio Dixonは久しぶりに練習に参加しています、開幕戦に間に合うかは不明ですがDTはデプスが厚いですし少し時間が掛かっても大丈夫だと思います。

OLの7番手以下が大混戦

2011-08-27 18:56:00 | イーグルス
 第4戦は53人枠最後の争いになるのが普通なのですけれど、Andy Reidは1試合活躍するよりもキャンプで良かった選手を残す。と言った事が有るのでほとんどもう決まっているのでしょう。もちろん、最後のNYJ戦で活躍して評価を上げる選手が居ない訳では無いですし(去年はそう言う印象を持った選手が残りました)セカンド・サードチームの選手にも頑張ってもらいましょう。

 53人の内訳ですが、オフェンス25、ディフェンス25、スペシャルチーム3が基本でしょうけれど、DLとCBの人数を増やす為にオフェンス24でディフェンス26の年が増えた気がします。その分WR4人TE2人とかちょっと無理をしていたのですが、今年はWR陣の仕上がりが遅いですし序盤はWRを減らせないでしょう。

53人枠をもう一度予想してみます、○は残留確定 ●はほぼ確定 △は微妙 ×はカット候補です。

QB 3 
○ Micheal Vick 去年が出来過ぎなのか、パサーとして成長したのか?
○ Vince Young 精神面が問題も、無理をさせないReid流は合っているはず
● Mike Lafka 成長を見せるも、まだ実戦には出せない

RB 3か4
○ LeSean McCoy 1歩目のスピードで置き去りに出来る、レシーブも良し
○ Ronnie Brown 正統派RB、McCoyと素晴らしいコンビを組めそう
● Dion Lewis 速さと機敏さを兼ね備えるも、パワー不足
△ Eldra Buckley(ST) 去年のSTタックルリーダー
× Graig Cooper リターナーに成れない時点でチャンス無し

FB 1
● Owen Schmitt プレシーズンでは目立たないが、レシーブ能力有り
× Stanley Havili 7巡指名のパワーランナー枠も1ヤードが取れない

WR 4から6
○ DeSean Jackson 出遅れスピード不足、開幕までに多分調整してくる
○ Jason Avant トップクラスのスロットWR、堅実なルートとキャッチ
● Jeremy Maclin ガンの疑いで調整不足、開幕に間に合うか微妙
● Steve Smith 膝手術で出遅れ、PUPで6週目以降合流の可能性も
● Riley Cooper 長身+縦のスピードを兼ね備える若手、Reidの好み
△ Sinorice Moss プレシーズンではファーストチームのKRを務める
△ Chad Hall 地元誌の選ぶキャンプのMVP、残したいけれど・・・
× Johnnie Lee Higgins リターナーをMossに奪われる、キャッチが下手
× Rod Harper サードチーム、PS行き濃厚
× Gerald Jones サードチーム、PS行き濃厚

TE 2か3
○ Brent Celek Vickとの息が合ってきた印象、復活を期待
● Clay Harbor スピードが増したように見える、リターナーをリードするSTの要
△ Donald Lee ブロックとレシーブ両用もセカンドチーム止まり
× Martell Webb サードチーム、PS行き濃厚

OL 8から10
○ Jason Peters プロボウル選出のLT、怪我も無く順調
○ Todd Herremans 堅実なベテラン、RTコンバートの可能性も
○ Jamaal Jackson ルーキーとのポジション争いに(多分)勝利
○ Danny Watkins 1巡指名も期待外れ、成長してくれないと困る
○ King Dunkap ライバルが勝手に脱落、開幕戦スターターほぼ確定
○ Jason Kelce 6巡ルーキー、280ポンドながら抜群のスピード
● Winston Justice 膝手術で痛み残る、PUPで後半復帰かも
△ Evan Mathis Gのバックアップ
△ Reggie Wells RTとGのバックアップ
△ Mike McGlynn 去年のスターターも現在サードチーム
△ Fenuki Tupou CLE戦出場せず(膝)RTとGのバックアップ
△ Austin Howard 新システムになじめず評価急落
× A.Q Shipley キャンプ初日ファーストチーム抜擢も、サードチーム落ち
× Dallas Reynolds CとGのバックアップ
× Julian Vandervelde 6巡ルーキー、セカンドチームでも目立たず
× Jose Acuna DALをカットされ入団
? Ryan Harris 椎間板ヘルニアで手術の可能性、本人は否定

現状報告

2011-08-27 08:33:00 | イーグルス
 開幕戦のRT候補だったRyan Harrisが練習を休んでいる背中の怪我が手術が必要な重症と現地でリポートされ、本人は手術の予定は無いと否定しています。ただ、Harrisの背中がどのような状況なのかは話をしていません。カレッジ時代に手術をしている箇所のようですし、IR入りしてしまうような気がしてきました。

 試合後のAndy Reidの記者会見ですが、雨の中の試合にも関わらず怪我人はAustin Howardが膝を少し伸ばしただけで済んだようです。セカンドチームのLTにHowardが居なかったのでサードチームに落ちたのかと思いましたが怪我だったようです。
 Casey Matthewsのプレイが良くなったか?OLは改善したか?と言った質問に関しては良くなっているがリプレイを見なければ細かい点は分からない。を繰り返すだけでした、今後Marty MornhinwegやJuan Castilioの記者会見を待つ必要が有るでしょう。

 第1回のカットが有り4人カットされました。DT Marlon Favoriteはプレシーズンで良い所を見せていたのですけれど、Mike PattersonやTrevor Laws、Antnio Dixonらの怪我人が復帰し始めていますしカットとなりました。今後もカットは続きます。


 一番大事な3週目のCLE戦を終え、PIT戦と合わせて今年の戦力分析をしておきます。

オフェンス
 数字上はパサーとして開花したMicheal Vickですが、ポケットの中では平凡なQBでしか有りません。外への逃げ道を消すようなラッシュからOLが守れなければ精神的に暴発する危険が有ります。
 課題のOL右側で1巡ルーキーDanny Watkinsは期待外れのプレイを繰り返し、まだ学習中と言った感じでシーズン序盤は足を引っ張る事になるでしょう。怪我人続発のRTはKing Dunlapが平凡ですが試合に出れるレベルのプレイはしてくれるはずです。当面はランのルートもVickのロールアウトも左側に走る事になるのでしょう。
 RB陣はLeonard Weaverが復帰できませんでしたがRonnie Brown加入で去年より確実に良いです。WR陣もDeSean Jacksonのホールドアウト、Jeremy MaclinとSteve Smithの回復遅れで序盤は苦労するでしょうが、順調に調整中のJason Avantを含め全員揃った時のタレントレベルは高いです。
 
 プレシーズンでのINT量産をVickの脳みそが改善されていないと不安視するのか、WR/OLの出遅れが原因と見るのかで評価が変わります。パスオフェンスに関しては去年は出来過ぎ、ランオフェンスは去年以上の数字を残せると考えます。

ディフェンス
 プロボウルクラスをDLとCBで2人ずつFAで入れました。DLはTrent ColeとJason Babin、DTではCullen JenkinsとMike Pattersonがファーストチーム、アンカーになるPattersonを軸にパスラッシャー3人が飛び込むシステムが機能すればQBにとって非常なプレッシャーを受ける事になるでしょう。
 CBは言うまでも無くAsante SamuelにNnamdi Asomugha、DRCがニッケルに回る豪華布陣、CLE戦でも完璧なマンマークで投げる場所がない状況を何度も作りました。Sの2年連続2巡指名コンビがイマイチよろしくないのは気になりますが、NEから来たJarrad Pageが予想以上に良く穴を埋めるでしょう。
 問題の若過ぎるLB陣、これはDLがギャンブルし過ぎた影響と練習での位置関係を意識し過ぎたのがPIT戦でのちぐはぐな動きの要因だと思います。CLE戦では改善の兆しが見えました。
 課題はTEへのパス対策、パスしかない場面でAsomughaをTEに付ける場面も見られましたが、毎回これをやればランで攻められるでしょうし通常の4-3体型の時にどうするのかはまだ見えてきません。

 リードしてパスを投げさせる展開になればサック祭りINT祭りが見れるでしょうし、リードされてランとTEへのパスでじりじり時間を使われれば打つ手が無い。試合展開に左右される事になるでしょう。ニッケルで常時使える展開ならリーグ最強クラス、4-3でランパス両面に対処しなければならないなら中の上程度のディフェンス力と判断します。


 スペシャルチームはルーキーK.Pの組み合わせでリターナーは固定できていません。DeSean JacksonがPRを続けるなら脅威でしょう。ルーキーコンビはこれまで平凡な結果ですが、致命的な欠点にはならずに済みそうです。

 結局の所、オフェンスもディフェンスも弱いチームには圧倒、強いチームには歯が立たない、2面性を持ち続ける事になりました。ランオフェンスの改善は良い兆しですが、ランディフェンスの弱体化は大きな問題になるでしょう。
 今年は序盤の調整遅れがどのチームにも有るでしょうから若手の成長待ちの箇所が致命傷にならないのかもしれません。現在のタレントレベルから考えれば10-11勝を期待したい所です。

ディフェンスは改善の兆しが見えます

2011-08-26 15:06:00 | イーグルス
 シーズンを占うプレシーズンゲーム第3週のCLE戦。24-14で勝ちました。豪雨のためにファーストチームは予定より早くハーフタイムで交代し、前半は17-0で終えましたし数字上はシーズン開始の準備が整ったように見えますが、開幕までの2週間で改善しなければならない箇所はまだ残っています。

 オフェンスの要Micheal Vickにとって雨が降る中の試合でしたし、OLが素晴らしいプロテクションと酷いザル状態を交互に繰り返す為にタイミングを計算できないのも悪条件でした。しかし、WRへのパスはJason Avantへの一本だけしか成功せず、プレイとはほぼ関係ない反則に救われたINTは先週の一発目のリプレイでも見ているかのように左側を駆け上がるWRがCBとの1対1で抜いていないのに投げ、フォローのSにストライクの酷いパスでした。ラフィンザパサーを取られる状況でプレッシャーが掛かっていたのは事実ですが、そこで危ないパスをギャンブルで投げてしまうのは問題です。
 3rd10で5ヤードのパスを投げさせるプレイブックも意味不明なのですが、WRをろくに見ないでRBへ投げているように見えたのが気になります。先週の3INTに今週のINT未遂でディープに放るのを怖がっているようにも見えました。

 OLの真ん中から右側3人も問題が残りました。Cのスターターに抜擢されたJason Kelceですが、常に60点の低い所で安定したプレイでしか有りませんでした。ゾーンブロックでは1人速すぎてTodd Herremansとの間に大穴を空けてしまいましたし、パスプロテクトではスピンを食らい抜かれる場面も有りました。腕を使って密着を防げる時は良いのですけれど、手の出し合いに負けるとサイズの無さが出ます。
 セカンドチームから出てきたJamaal Jacksonは貫禄のプレイ振りでした、開幕戦のCはJamaalで確定でしょう。

 King DunlapとDanny Watkinsは交互にミスをしていました。途中からDunlapは立て直したのですけれど、Watkinsは最後までミスを繰り返しています。CをヘルプしてNTをダブルチームしたらILBに入られたり、単純に1対1に負けて押し切られたり、スクリーンと思えなくは無いですが、同じ1巡ルーキーのPhil Taylorにワンパンチで跳ね飛ばされたのはがっかりしました。DunlapはWinston JusticeやRyan Harrisが怪我から戻るまでと思うことも出来ますけれど、Watkinsの代わりは居ません。パワーは並、機動力はやや並より上ですが、技術と判断がNFLの水準に達していないように見えます。開幕までに仕上がるのか不安です。

 ここからは良かった点です。LeSean McCoyはランではスクリメージで一旦止まる癖が出てロスタックルを貰う場面も有りましたが、ショートエリアのレシーバーとしてプレッシャーに苦しむVickを助けました。
 変態的なカットを切るMcCoyとは対照的に正統派の走りを見せてくれるRonnie Brownはファーストチームに入っても好調を維持しています。3番手のDion Lewisも俊敏さを見せていますしRB群はかなりレベルの高いユニットになってくれるでしょう。
 Jason PetersとHerremansの左側はランパス共に完璧なプレイを見せています。不安定な右側が改善されればさらに良いプレイが見れるはずです。
 

 去年リーグで一番パスドロップ率が高かったWRと統計が出ているDeSean Jacksonですが、この試合でも4回ターゲットになり2回は取れたかなあと言うパスが来たのですがキャッチ無しに終わっています。ホールドアウトの影響からか縦で抜けず本調子では無い印象です。
 Jeremy MaclinとSteve Smithの2人がいつ戦列復帰するのか予想が難しいですが、この2人が居なくてもJason Avantはキャンプからの好調を維持していますし致命的な問題では無いはずです。今が1番悪い状態であとは上がるだけのWR陣も戦力充実の布陣です。VickがWR陣の復調に合わせて良くなってくれると期待したい所です。


 ディフェンスは改善の兆しが見えます。Casey Matthewsが良くなったと言うよりもLBユニットに一体感が出ています。具体的には3人平行をプレイが始まってからも維持しようと意識しすぎたように見えた1.2週目とは違い、2人がプレイ開始と共に飛び込んで残る1人は埋まってないギャップを判断して飛び込んだりするような動きの変化が見られます。Matthewsがソロタックルで仕留める場面も有りましたが、かるーく呑まれる場面も相変わらず有りますし論外から平均以下程度になっただけです・・・。
 DLも何が何でも抜きに行くギャンブルディフェンスから、OLのコントロール重視のプレイを混ぜる事でLBにやさしいシステムに変更されました。それでも抜きに行った時はQBに届いていますし、パスラッシュのプレッシャーを掛けつつランディフェンスも出来る素晴らしいユニットになってくれる期待が持てます。
 Asante SamuelのINTはAsanteゾーンとか呼び名が付いても良い、いつもの場所にフック系を投げたColt McCoyの判断ミスをパスラッシュが誘いました。その前にはディープをNnamdi Asomughaが完璧にマークしましたし、マンマークで完全にレシーバーを潰してサックを奪う目論見通りのプレイが見れました。
 Nate Allenの不調でファーストチームに入ったJarrad PageもWRとの1対1でカバー出来る所を見せました。Allenの復調を待つのがコーチ陣の考えでしょうけれどPageのままでも良いように思えます。
 前半無失点はINT取り消しやFGブロックにも助けられましたけれど、危なげなく前半を終えました。この試合のようにランディフェンスが平均レベルまで向上すれば、最強クラスのパスディフェンスで押し切る事が出来るのを見せてくれました。DLとLBのアサイメント調整が進めばさらに良くなる希望が持てます。

 STではルーキー2人で開幕を迎えられる事を確認できる出来でした。Alex Heneryは37ヤードを難なく決めました、キックオフでやや滞空時間が足りない印象も有るのですがここまで3試合でFGミス無しですし大きな問題は無さそうです。
 Chas Henryのパント、悪天候の影響なのか20ヤード内へのコントロールがやや悪く感じましたが、致命的なミスは有りませんでした。とにかく距離を出したい場面での飛距離がやや物足りないのですけれど、ミスをしない事を今は優先しているのでしょう。

 Vickの出来が良くなるかですが、OL右側の整備とWR陣の復調に合わせて調子を上げてくれるでしょう。ディフェンスもどん底から抜け出る兆候が見えています。開幕までの2週間でさらに良くなる事が期待できる試合でした。

Patterson戦列復帰

2011-08-25 07:16:00 | イーグルス
 明日のCLE戦でMike Pattersonが試合に出場する事になりました。18日間練習を休んでいた事でコンディションにやや不安が残りますが、大幅に入れ替わったDLとプレイしておくのも必要でしょう。スターター扱ではなく、いくつかのプレイで起用する程度の慣らし運転になるようです。


 これまでセカンドチームだった6巡ルーキーBrian RolleがファーストチームのニッケルLBに昇格しました。身長5-9 1/2とサイズ不足は明らかですが、その分動きの軽さを持っていてゾーンカバーで使えると期待されたのでしょう。 DC Juan Castilioが特別な選手に成ると期待をかけるJamar Chaneyとコンビを組みます。
 ニッケルでも起用されていたCasey Matthewsは通常フォーメーションのMLBに専念させるようです。パスカバーではやや動きが重く見えましたし、ルーキーの負担を減らすのは正しい判断でしょう。
 去年までのSLBからWLBへコンバートされたMoise Fokouですが、Castilioによるとある特別な任務を与える為にWLBに移したそうです。その特別な任務がブリッツなのか(3WRセット時のWRカバーはニッケルCB入れるでしょうから無いですね)2TEセット時のTEカバーに秘策でも有るのか、良く分かりません。TEのカバーが上手くないFokouをその任務から開放しただけかもしれません。

 
 Todd HerremansのRTコンバートでRTの怪我人をカバーさせたほうが良いのでは無いか?との質問にAndy ReidはKing DunlapはPIT戦良いプレイをしたし、Reggie Wellsも悪くない。と、コンバートよりも現行メンバーで怪我人復帰まで乗り切るプランを示しています。Winston JusticeはまだPUPリストですが、ランニングなどのドリルでの動きは良くなっているようです。問題は300ポンド同士で当たれるかですけれど・・・Ryan Harrisもまだ練習に復帰していません、CLE戦も欠場が決まっています、少しづつ良くなっているようですがこれまた復帰がいつになるのかは未定のままです。
 HerremansをRTに回した場合にはCINから来たEvan MathisがLGに入ると見られています。ただ、セカンドチームで試合に出ているMathisが目立った働きをしていないのは気になります。これまでもバックアップが主任務でしたし、大きな期待をかけるような選手では無いでしょう。ARI時代LGのスターターだったWellsをHerremansと入れ替える事も考えているかもしれません。

 
 Nate Allenは去年のACLは完治させてキャンプに来たようですが、PIT戦途中に再度膝を痛めたのが不甲斐ないプレイの一因かもしれません。NEからきたJarrad PageがSSのファーストチームに入ってCLE戦を迎えます。もう1人の2巡指名Jaiquawn Jarrettも練習で良いプレイをしていると言う話を聞きませんし、Sの若返りは上手く行っていません。


 CLE戦欠場が決定しているのはJeremy MaclinとSteve Simth、JusticeとHarris、Antonio Dixon、Brandon GrahamとJaqua Parker、Marlin Jacksonとなっています。これまで2試合休んだTrevor LawsとPattersonのDT2人が戻るのは良い兆候です。