Steve Smith（弱）も来ました

　NYGのWR Steve Smithと1年契約で合意しました。ベースサラリーは2ミリオンで相当量の出来高払いが用意されているようです。2007年に2巡指名でNYGに入団し、2009シーズンは107キャッチ1220ヤード7TDでプロボウルに選ばれています。去年は膝の怪我で9試合出場に終わり、膝の内視鏡手術を受けてIR入りしています。4年間で46試合に出場し220レシーブ2386ヤード11TDを記録しました。
　去年48レシーブ529ヤード3TDに終ったので、出来高払いでキャップヒットを抑えて2月に超えたら払う。こう言う形なのでしょう。言い換えれば本人はスターターを奪ってこれ以上の数字を残せると考えていると言う事です。ただ、膝の怪我から順調に回復しているのであれば買い手が付かない選手では有りません、今でも何らかの問題を抱えているものと推測します。

　同時に、Jeremy Maclinの病気が良くない事を感じます。DeSean Jacksonがホールドアウトから帰ってきていますし、Jason Avantはかなり良いキャンプを過ごしているようです。Maclinが開幕までに完治するのであればSmithを取る必要は無いでしょう。ただ、Smithも膝に怪我を抱えていますし、Maclinと2人前半戦を休むような事になればロスターを無駄に費やす事になるかもしれません（PUPで6週目までリハビリさせる手も有りますけれど）

　膝の怪我がそれなりに治っていれば、DeSeanとAvantがスターターで3.4番手としてプレイ出来るのはSmithにとって素晴らしい状況です。今年FAで掻き集め、来年は単年契約の選手を中心に放出するオフになるでしょう。怪我を治してやれることをアピールし、来年長期契約を手に入れる1年と考えているのであればチームと両方にメリットの有る契約となるでしょう。