今回の三連休、全国的に天気も良さそうだったんで、紅葉見物がてら秋田まで山登りに行って来た。 で、目指したのは鳥海山 (ここは夏のリベンジ!) と、秋田駒ヶ岳。 ということで、暫く山行レポが続きますんで、ヨロシク・・・ (^^ゞ
まずは鳥海山の前篇・・・ 夏はガスと雨で途中で撤退したけど、今回は頑張ったよ!
コースは、数ある鳥海山の登山ルートの中で最もポピュラーな「象潟口(鉾立)ルート」。 ここはちょっと長いけど、良く整備されてるらしいからね・・・ (詳しくは ⇒ こちら )
前日の7日に酒田まで進出、8日の朝4時半に起きて酒田から鉾立の登山口に移動・・・しかし、到着してびっくり! 辺りは濃いガスの中・・・ ついさっきまでは晴れてたのに、どういうこっちゃ (T_T)
で、トイレの横を通ると、こんな看板が・・・ 分かってるって! それにしても、鳥海山って相性悪いのかな (~_~;)
06:30/ 上空の寒気の動きが鈍かったのか?・・・ まあ、回復基調だと思うし、めげずに登山口を出発。
視界は10mくらいかな? 辺りはちょっとは紅葉してるみたいだけど、全く見えず・・・ しょうがないんで、黙々と歩を進める。
07:25/ 賽の河原に到着。 向こうに、草紅葉がちょっとだけ見えた。
07:50/ 御浜小屋到着。 小屋は既に店じまい。あ、トイレだけは使えるみたいだった。 ここからの鳥海湖の眺望を期待してたんだけど、ガッカリ (-_-;)
ここまでは石畳の整備された道だったけど、ここから岩ゴロのやや急な道になる。 少しだけ視界が良くなってきたけど、あい変らず眺望は無し! それに、風が強くなってきた (~_~;)
08:05/ 御田ヶ原通過。 時折ガスが風に飛ばされて足元の草紅葉が見える・・・黒い砂礫とのコントラストが綺麗!
08:15/ 八丁坂到着。 ガスはまたまた濃くなる! 八丁坂の前半は下り、後半は登りだ。 大半はきれいに敷き詰められ石畳なんだけど、最後は岩ゴロの急坂だった。
08:30/ で、登りつめると七五三掛・・・「しめかけ」 って読むんだそうだ。
耳が冷たいんで、ここでフリースの帽子をザックから出したら、「準備いいね!」って、かみさんに褒められた・・・ でも、あそこがルートだよって言ったら、ギャーギャー文句言われた・・・ この人、いろいろとメンドイな (^。^)
七五三掛から100m程進むと、千蛇谷コースと外輪山コースの分岐・・・ 視界は無いし、風が強いので迷わず千蛇谷コースへ・・・
ここが千蛇谷・・・ 谷底 (見えないけど) からは冷たい風と共にすごいスピードでガスが流れて来る・・・お~い、落ちるなよ~!
無事に千蛇谷を超えると本格的な岩ゴロの急登となる! ここは夏は雪渓が残ってる場所らしいけど、今は昨夜降った雪! チラッとだけ山頂が見えたんで、シャッターを切った・・・ でも慌ててたんで、風景にそぐわない物が入っちまった (^^ゞ
ここから先は本格的に雪の道・・・
途中にあった池塘も凍りついとる (~_~;)
長い急登・・・「お~い、頑張れよ~! ( あんた、空身なんだからね ) 」 と、 ( 内心、皮肉たっぷりに ) 励ます (^。^)
で、待ってる間に周りを見ると、岩には雪と風が作った芸術・・・ 草も凍りついてる!
さすがにここまで来ると、雪も固くて滑るんでアイゼンを装着。
今度も 「準備がいいね・・・」って言うかな、と思ったら 「あんた、騙したね。 紅葉はど~こ~よ~(ー_ー)!!」 って、凄まれちゃった (^_^.)
09:50/ 御室小屋到着。 つうか、アイゼンを着けた場所からほんの30mくらい先だった・・・ でも、ガスで見えなかったし (^^ゞ
御室小屋も今期は営業終了・・・でも、風は避けられるんで、ここで15分くらい休憩&栄養補給して、頂上アタックに備える・・・ と言っても、そんな大袈裟なもんじゃないけどね。
で、暫しの休憩にかみさんは帰り仕度と勘違い・・・ いやあんた、餡ドーナッツ食べておいて、それはないだろ・・・ (-_-;)
さてさて、明日は仕事だしもう寝なくっちゃ・・・! 本日はここまでということで、続きはまた・・・ <(_ _)>スマソ
※ 秋の鳥海山(後篇)は ⇒ こちら