静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

平成30年度(第49期生)をふり返って 4

2019年03月25日 13時10分37秒 | 学園行事

学園ではひんぱんに校外授業を行います。
主に施設見学や校外での研修です。

最近、行っているヤマハ発動機さんでのエンジン組立。
ゴーカートという小型レーシング車のエンジンが教材です。
出来上がっているエンジンを分解し、元通りに組み立てます。
ヤマハのエンジニアが付きっきりで指導してくれます。
機械を扱う楽しさと、本職のエンジニアの話が聞ける大事な研修です。


そして魚市場。
市場は海で捕った魚が漁師から消費者に渡る入り口です。
今の生徒は、市場も見たことがない人がほとんどなので貴重な見学です。
写真は近海カツオやさまざまな沿岸漁業の魚が水揚げされます。
ついでに漁協職員の話も聞かせてもらうのも勉強になります。


Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。

 園長のつぶやき
なかなか魅力の伝わらない仕事。
その一つが遠洋マグロはえ縄漁業です。
日本人が一番好きな魚はマグロです。
なかでもおいしさで言えばクロマグロ(本マグロ)とミナミマグロ(インドマグロ)です。

クロマグロの漁師は、テレビ番組の「大間のまぐろ」で知られるようになりました。
大間でマグロを追うのは冬の一時。
それに対して、遠洋マグロは寒い海に出掛け、一年中マグロを捕ります。
大間との違いはもう一つ。
遠洋マグロは大きな船で、チームワークで魚を捕ります。

一人でマグロを追うのもカッコイイですが、チームワークでも個人の力量が問われます。
漁師をまとめるエース級の漁師は、それはすごい人です。

この辺が、なかなか人に伝わらないのが残念です。
4月からは、マグロ漁師の魅力についてお伝えすることもがんばりますね!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 平成30年度(第49期生)をふり... | トップ | 平成30年度(第49期生)をふり... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

学園行事」カテゴリの最新記事