静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

定置網漁体験実習!

2020年06月30日 22時57分43秒 | 実習

学園では、実際の漁業を体験する実習がいくつかあります。
今日は、そのうちの一つ、定置網体験です。

定置網は、魚が自然と網に入るのを待ち受け、さらに網に入った魚をすべて水揚げするのではなく、そのうちの何割かが水揚げされます。

このような漁業形態から、資源にやさしい漁業とされています。

定置網の水揚げは、朝早い時間から行われます。

この日は、夜も明けきらない午前4時前に出港です。

漁場まで、そんなに時間はかかりません。

到着すると、すぐに網おこしが始まります。
今日は、何が網に入っているのか・・・定置網漁で最もワクワクする時間です。

もちろん、機械の力は借りますが、みんなで網を手繰り寄せます。
網が締ってきて、魚がみえてくる時がこの漁の醍醐味だと思います。

大量なのはもちろんですが、意外な魚介類が入っていることもあって、ドキドキの瞬間です。

今日の獲物の種類などは後日紹介しますが、今朝の漁ではウミガメが混獲されました。

ウミガメの混獲はあんまり珍しくありませんが、それでも生徒にとっては、ウミガメに触ることは初めてです。もちろん、放流しました。

初めての漁業体験で、漁師になる気構えに一歩近づけたでしょうか?

 


学園の見学説明会、申し込みをお待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。

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水泳訓練(プール)その2

2020年06月24日 22時41分51秒 | 実習

今日は、水泳訓練の2回目。

前回の訓練状況から、今回は上のクラスに上がった生徒も何人かいました。

平泳ぎは、足の使い方が肝心!
使い方が間違っていると、いくら力を入れても水をとらえられません。
先生方から、しっかり指導してもらいます。

しかし、最近までコロナ対策で外出が制限されていた生徒達は、巣ごもりしていた結果、案外と体力が落ちているのかもしれません。
例年の生徒と比べて体力が持たない感じです。

それでも、それなりに楽しんで取り組んでいるようです。

長い人生の中で、たった一年の学園生活です、
どんなことでも楽しんで取り組んでほしいです。
遠泳本番まで、まだ数回の訓練が続きます。

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ガス溶接技能講習

2020年06月23日 21時58分28秒 | 実習

今週は2日間、ガス溶接技能講習がありました。

場所は、アーク溶接と同じ「清水テクノカレッジ」です。

1日目は講義、2日目が実習です。

実習では、防護用のゴーグルと手袋を着用です。
ガス溶接では、酸素とアセチレンを混合したガスを使うため、まずは圧力計で流量調節します。

最初は、金属板の切断からトライします。

切断された切り口を見ると、個性的な切り口が多数・・・・

次に、板を溶かして穴を開けることにも挑戦

最後に溶接に挑戦です。

これは先生のお手本。

こっちが生徒の作品です。

全く違いますが、一生懸命に取組んだ成果を褒めてあげましょう。

数日にわたった2つの溶接講習も無事終わり、最後に生徒一人づつに修了証が交付されました。

短期間での講習なので技術としてはまだまだですが、これから現場で使うようなことがあれば、今回の経験が生きてくることでしょう。


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御前崎地区施設見学

2020年06月22日 22時41分44秒 | 研修・見学

先週金曜日、静岡県の榛南という地域に位置する御前崎地区の施設見学に行ってきました。

最初は「南駿河湾漁業協同組合」に伺い、市場見学と、そこに水揚げされる魚や周辺漁業について、漁協職員の方から説明していただきました。

この時期、いつもはシラスの水揚げがあるんですが、最近は不漁により出漁する漁船が少なく、今日も水揚げがありません。

また、沿岸の定置網の水揚げ量も少なく、市場を訪れた時にはすでにセリも終わっていて何もありませんでした。
ちょっとがっかりです。

何もないのも寂しいので、ご厚意で漁協の冷蔵設備の中を見せていただきました。

焼津地区に多く、カツオやマグロを長期間保管するための-50~-60℃の超低温冷蔵庫ではありませんが、それでも-30℃くらいの温度です。
少し暑くなってきたこの時期、寒さが身に凍みます…?

さらに、地域の漁業事情や、カツオ船に乗り組んでいた元機関長のお話など、かなり興味をかきたてられたようで、生徒から活発な質問が飛びます。
地元出身の生徒が少ないためか、特に県外出身の生徒からの質問が多かったようです。

一方、地元出身の生徒でいながら、知らないことも多かったようで、地元を見直す良い機会となったと思います。

 

次に向かったのは、栽培漁業として放流される魚介類の稚魚を生産している「静岡県温水利用研究センター」を見学しました。

ここでは、ヒラメ、マダイ、トラフグ、アワビの放流用種苗(赤ちゃん)を見せていただきました。

初めて見る小さな魚介類に興味がわいたようで、ここでも多くの質問が・・・・

将来は、自らの手でこれらの種苗を放流することになる生徒がいるかもしれません。

 

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水泳訓練(プール)

2020年06月21日 21時29分02秒 | 実習

漁師が泳げないなんて、恥ずかしくて言えません。
もしもの時に備えて、今週から来週にかけて、プールでの水泳訓練です。
静岡市にある、県営プールまで出かけます。まずは泳ぐことに慣れないと。

最初は、自己申告で生徒のレベルに合わせて、3種類の帽子の色を決めます。
ほとんど泳げない生徒から、体力が続くまで泳げるという生徒まで、様々です。

そのあと、学園近くの海水浴場での水泳訓練があります。

本番は、県東部の海水浴場での遠泳です。
遠泳は平泳ぎなので、平泳ぎのみ繰り返し練習します。

泳ぎがうまくなると、帽子の色が変わります。
本番までに上達することを期待しています。

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