学園では、実際の漁業を体験する実習がいくつかあります。
今日は、そのうちの一つ、定置網体験です。
定置網は、魚が自然と網に入るのを待ち受け、さらに網に入った魚をすべて水揚げするのではなく、そのうちの何割かが水揚げされます。
このような漁業形態から、資源にやさしい漁業とされています。
定置網の水揚げは、朝早い時間から行われます。
この日は、夜も明けきらない午前4時前に出港です。
漁場まで、そんなに時間はかかりません。
到着すると、すぐに網おこしが始まります。
今日は、何が網に入っているのか・・・定置網漁で最もワクワクする時間です。
もちろん、機械の力は借りますが、みんなで網を手繰り寄せます。
網が締ってきて、魚がみえてくる時がこの漁の醍醐味だと思います。
大量なのはもちろんですが、意外な魚介類が入っていることもあって、ドキドキの瞬間です。
今日の獲物の種類などは後日紹介しますが、今朝の漁ではウミガメが混獲されました。
ウミガメの混獲はあんまり珍しくありませんが、それでも生徒にとっては、ウミガメに触ることは初めてです。もちろん、放流しました。
初めての漁業体験で、漁師になる気構えに一歩近づけたでしょうか?
学園の見学説明会、申し込みをお待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。