静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

シミュレーター実習

2020年04月26日 18時53分30秒 | 実習

4/22(水)
当学園には、レーダー、魚群探知機、プロッターなど、いわゆる航海機器と言われる機器が備えられ、実際の大型漁船と同様に疑似操作ができる操船シミュレーター室があります。

今回は、手動操舵と自動操舵の違いを生徒一人一人に体験してもらいました。

手動操舵では苦労した操船も自動操舵にしたとたんに楽になります。
しかし、手動での操船経験と知識があってこその、自動操船です。

このことを体験を通して学んでもらいます。

学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940


 園長のつぶやき

実は昨年度、これらの機器は最新の物に更新されたばかりです。
なので、今年度入学した51期生の生徒が使うのが初めてです。
機器はどんどん進歩しているので、定期的に入れ換えて行く必要があるんですが、そのための予算確保には、生徒数も大きな意味を持ちます。
費用対効果がこんなとこにも求められています。
なので、多くの生徒の入学をお持ちしています!

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機関の実習!

2020年04月25日 21時03分13秒 | 実習

4/17(金)
本学園には、本物の機関(エンジン類)を設置した機関実習棟があります。

今日は、エンジン本体ではなく、その周辺にある、発電機やポンプ等の「補機」と言われる機械類を使った実習です。

補機にはスイッチを入れる順番があり、これを間違えると、トラブルの原因になります。

今回は、発電機の始動と停止を一人一回ずつ、計20回ほど実施しました。
これだけでも、2時間くらいかかってしまいました。

学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940


 園長のつぶやき

補機の一つ「ポンプ」につながっている配管は、燃料は赤、海水は緑など、配管の中を流れるものによって、色分けされています。
これによって、この配管の中身が何か、一目で分かるようになっています。
また、どこからどこにつながっているのかが、分かりやすくなります。
船内は配管だらけで、同じ色しかなかった場合、目で追っていっても途中で分からなくなるのを防ぐ意味もあるんですね。
船内は色々な工夫がされています。

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「わかたか」での初の乗船実習

2020年04月20日 17時16分26秒 | 実習

4/15(水)
当学園には、平成25年に進水した実習船「わかたか」(6.6トン)があります。
この実習船は、主にこれからの漁業実習に使われますが、今回、前年度卒業生の初航海の見送りを兼ねて実習船「わかたか」の乗船実習を初めて行いました。

当然、まだ生徒による操船はできませんが、まずは船になれることも必要なことから、生徒19人を乗せて焼津港周辺を一周しました。

海上はうねりも少しあり、船酔いですでにグロッキーな状態の生徒もいました。

 

学園の見学、お待ちしてます。
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Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940


 園長のつぶやき

漁師にとって、船に乗らないと何も始まりません。

なれないうちは、船酔いで苦しむことも多いです。
でも、これも必ず克服できます。

陸上では何でもない簡単なことが、揺れる船上では思うようにできないこともよくあります。
簡単なことこそ、正確、確実にできるようにするしかありません。
それが、航海の安全を支えているんです。

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学園卒業生の初航海を見送り

2020年04月17日 17時47分32秒 | 卒業生の活躍

学園卒業生の初航海を見送り

4/14(火)
遠洋カツオマグロはえ縄漁船に乗船することが決まった、前年度卒業生(50期生)の新谷優太君が、焼津漁港から初航海に向け出港しました。帰港は、1年後とのこと。

不安は抱えているものの、その表情からは、これから始まる漁師という新しい生活に期待している様子が感じられました。

今年度の入学生(51期生)も、学園の実習船「わかたか」から、先輩の初航海を見送りました。

当日は雪をかぶった富士山もはっきりと見え、まさに初航海を祝っているようでした。

 

学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
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 園長のつぶやき

何事も、はじめが肝心といいます。
まずは、船内のルールをしっかりと守り、人間関係をしっかりと築いていってほしいです。

それから、帰港した時には、一人前の漁師(まだ半人前か?)として元気に帰ってきた姿を見せてほしいと思います。

頑張れ、新谷優太君。

学園は、これからも卒業生を応援していきます!

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ロープワークが本格化!

2020年04月15日 22時46分55秒 | 実習

4/13(月)

先日採寸し、注文したカッパが来ました。
どこからでも目立つ黄色です。
これから一年、頼もしい相棒になります!

本格的に実習も始まりました。
昨年から登場した、物干し台を利用したロープワークの実習です。

ロープの結び方を覚えるのは頭ではなく、自然に手が動くまで繰り返し繰り返し練習します。

実習でしばらく習わないと、忘れる生徒も多数。

ロープワークは、漁師になるための最も基本となる技術です。
徹底的に練習します。


学園の見学、お待ちしてます。
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Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940


 園長のつぶやき

同じことの繰り返し。
いくら基本のこととはいえ、同じことの繰り返しでは、生徒のモチベーションも低下します。
色々な結び方を練習したりして、教える側も飽きないように指導するテクニックが必要てす。

今年の生徒の覚え具合はどうかな?

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