静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

就職懇談会

2024年06月27日 15時35分30秒 | 行事
6月28日に就職懇談会の開催を予定しています。
沿岸漁業から遠洋漁業まで、県内各地に根拠地を持つ漁業会社の皆様をお招きして、それぞれが営む漁業の魅力を生徒諸君に紹介していただくイベントとなります。
生徒諸君が就職先を決めるにあたって、直接、漁業会社の皆様方からお話を聞ける貴重な機会です。

生徒諸君! 就業したい業種を決めていても、その業種の内容をもう一度確認して自分の持つイメージとの違いがないか、それ以外の業種であっても自分のイメージする就業スタイルに近いのか、漁業会社の皆様からしっかりとお話を伺ってくださいね。
就業したい業種が決まっていなければ、漁業会社の皆様のお話を伺って、今後の方向性を決める助けとしてくださいね。

漁業を営む先輩からの言葉には、新しい気づきがあります。この機会を生かしてください。
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水泳訓練 プール訓練の最終日

2024年06月27日 15時15分47秒 | 実習
6月25日
今日はプールでの水泳訓練の最終日です。
生徒諸君の平泳ぎの泳力は、訓練を始めた時に比べ、確実に上達しています。
水への恐怖心が勝り、落ち着いた心持ちで泳ぐことができない生徒もいます。
水に恐怖を抱くことは悪いことではありません。恐怖に打ち勝つには、平泳ぎの技術を高めることが一番です。頑張ってコツをつかんでください。



明日26日から浜当目海岸で泳ぎます。
先生達は、一緒に泳ぐ、ゴムボートからサポートする、この2手にわかれ、安全を確保しながら、生徒諸君の泳力向上を図ります。
海での泳ぎに慣れない間に海水を飲むと、ビックリすると思います。落ち着いていれば何ということもありません。体調がすぐれない場合は無理をしないでくださいね。


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水泳訓練 海で泳ぐまで、プールはあと2回

2024年06月25日 15時12分47秒 | 実習
6月24日
今日も水泳訓練です。
先週の訓練の成果が顕著に表れた2名が、それぞれ上位のグループに昇級しました。
白帽子 4名(+1名)
黄帽子 2名(上の級に昇級1名、下の級から昇級1名:±0名)
赤帽子 1名(-1名)
白帽子のグループは、練習時間のほとんどを泳ぎます。
これまでに経験のない長い時間を泳ぐので、疲れたとの感想を持つ生徒が多いです。安心して見守れますね。

黄帽子のグループ。その調子で泳げれば、白帽子に追いつけるぞ。
苦手意識があるのでしょうか? 慣れないだけでしょうか?
間違いなく、着実に上達しています。息継ぎのコツを捉えることです。焦らずに頑張りましょう。

6月26日から、浜当目海水浴場での水泳訓練となります。
一緒に泳ぐ先生とゴムボートから見守る先生に分かれてサポートします。
海水はしょっぱいから、口に入った時に驚かないようにしてください。
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座学 水産技術

2024年06月25日 14時23分31秒 | 授業・講演
6月24日
水産・海洋技術研究所の青山さんを講師に招き、2つの話題を紹介していただきました。
1時限目には、カツオの生態、漁業、資源管理などを紹介していただきました。
カツオは、熱帯から温帯域に生息しています。カツオを狙う日本漁船は、日本周辺海域からオーストラリア周辺海域の太平洋で操業しています。
資源(大まかにカツオの数と考えてください)は、日本を含む、米国や太平洋の島国など26カ国・地域でつくる中西部太平洋まぐろ類委員会において、科学的なデータに基づいた議論により評価されています。最新の状況は、「高位(多く生息している)・減少(この先減る傾向にある)」と評価されています。
カツオ漁業の維持・発展には、国際的な枠組みによる資源管理が重要です。
生徒諸君は、興味があったようで、身を乗り出して青山さんの話を聞いていました。

2時限目は、黒潮の紹介でした。
黒潮は、日本の太平洋沿岸を流れる海流で、その速さは最速で4ノットほどあり、流れの中の水温はその周辺海域に比べて高くなっています。また、南から魚の卵や稚仔魚などを運んできます。
黒潮と日本に挟まれた海域には、黒潮から枝分かれした流れが発生することがあり、その流域に魚の群れがいることが多く、漁場を選択する場合の助けとなっています。

資源管理の重要性、海流と漁場の関係など、生徒諸君の好奇心を刺激していました。青山さん、ありがとうございました。
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座学 水産技術の授業

2024年06月21日 15時49分33秒 | 授業・講演
6月20日
今日の水産技術の授業はサバ漁業についてです。
水産・海洋技術研究所でサバの研究をしている市川さんを講師に招いての授業です。
サバ類は、しめ鯖、みそ煮、塩焼きなど私たちの食卓に登場する身近な魚種です。馴染みが薄いかもしれませんが、鯖節(サバをカツオ節の様に作ったもの)の原料となり、蕎麦つゆなどの出汁としてカツオ節と合わせて利用されています。
漁獲方法は、たもすくい網、棒受け網、まき網、定置網などです。
サバ類の生態、資源管理、棒受け網漁業の様子(ビデオ)などを詳しく教えていただきました。
資源管理については、生徒から「船に漁獲量が割り当てられているのか?」などの鋭い質問が出ていました。漁業は魚を獲る商売であり、魚が少ないと業として成り立たなくなることから、生徒は資源を有効に活用するための資源管理の重要性を理解しているな!と聞いていました。

水産技術の授業では、研究所などの協力のもと、漁業に関する最新の情報などを紹介できるようにしています。

市川さん、分かりやすい内容の授業をありがとうございました。
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