静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

焼津市中学校ボートレース大会練習への協力

2013年07月31日 16時15分33秒 | 日記
この中学生ボートレース大会は、今年で48回目となる 「水産都市 焼津」 ならではの夏の伝統行事です。
古くから海を生業の場とし、太平洋に漕ぎ出ていた焼津の人たちの思いや苦労、海の素晴らしさを、
今の中学生に、少しでも知ってもらおう、関心を持ってもらおうと、このボートレース大会が企画されたものと思われます。

学園では、ボートレース大会の練習を行う中学生の安全確保のため、7月31日(水)~8月2日(金)の3日間、
実習船「わかたか」(6.6トン)を出して、全面的に協力をすることにしました。

実習船「わかたか」は小川港外に停泊・待機して、入港する漁船などがあった場合に、小川港内の監視船に伝えて注意を促すほか、
大津波警報等の発令された場合には、避難誘導を海上にて迅速に行うことも求められています。

今日は大変暑い日、練習に参加した中学生は、仲間と一緒に汗をかきながらオールを漕ぐという貴重な体験をしたと思います。

ボート練習の様子
      
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界文化遺産の富士山から見た雲(2)

2013年07月29日 11時45分36秒 | 富士山と雲
7月24日に投稿した「世界遺産の富士山から見た雲(1)」の続きです。
富士宮口から頂上まで7時間もかかってしまい、体力の低下を痛感しましたが、7回目の登頂に成功しました。
7月12日 11時25分 愛鷹連山と伊豆半島の天城連山を望む。


12時13分 やっと頂上に着きました。


13時09分 剣ヶ峰でしばし休憩
    

14時02分 下山開始 剣ヶ峰をふり返る。


14時31分 御殿場ルートの険しい岩肌


13日 4時50分 8合目にてご来光 手前の湖は山中湖
  

6時44分 宝永山を肩口から望む。


6時55分 宝永山の道標


7時16分 宝永山火口


(完)

    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥村幸治氏の講演会「一流(イチロー)の習慣術~夢を叶えるセルフマネジメント」 

2013年07月26日 16時35分58秒 | 日記
焼津商工会議所青年部の主催による表記の講演会が、7月24日(水)に焼津市内の「ウェルシップやいづ」で開催されました。
講師の奥村幸治さんは、1993年にオリックス・ブルーウェーブに入団してイチローの専属打撃投手を務めた方です。
一流のプロ野球選手達が夢を叶えるために、どのようなことをしているか、その大切なポイントは何かを話してくれました。

現場に居合わせた人間しか知ることのできない話には大変説得力があり、おもしろく講演時間はあっという間に過ぎてしまいました。
選手個人のあり方、指導者や上に立つ者のあり方、チーム力の向上など、興味深い話がいくつか聴けました。
奥村氏が、私達に伝えたかったと思われるポイントのごく一部を紹介したいと思います。

・勝つことができるチームは、選手と監督ら指導者が同じ方向を向いている。
・強いチームは、試合ごとに一人ひとりの目標設定が出来ていて、決してグチは言わない。
・選手はファンから誇りに思われる人間にならなければいけない。
・ある程度、基本的な生活習慣ができるまで、規則でしばることも必要である。
・日本のコーチは選手との距離感が近く、「こうしなさい」と自分の技術を一方的に与えてしまう。
・大リーグのコーチは選手をよく観察し、「問題は何か」を聴き出して「解決のヒント」を教えてくれる。
・心技体、特に、大切なのは「早くうまくなりたい。試合に早く出たい」と考える心のプラス思考である。
・目標は、高すぎてダメ。努力すれば、確実にクリアできる程度が良い。
・イチローは、高校時代に寝る前に10分間の素振りを毎日休まずに3年間続けた。
 目標をしっかりと持ち、毎日、努力を続けることが大切である。
・こまっている人を応援できる人間にならなければいけない。
・日本の少年野球は、スポーツとしてのベースボールでなくて、人格を高める「野球道」でもある。


  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界文化遺産の富士山から見た雲(1)

2013年07月24日 15時39分22秒 | 富士山と雲
富士山から見た雲はどうなんだろう、そんな思いから、7月12日~13日に富士宮ルートから富士山に登ってきました。
帰りは、御殿場ルートを下って8合目で一泊して、宝永山~富士宮5合目に至るコースです。
もちろん、テーマは「富士山と雲」です。

登り始める前 4時45分頃 東雲(しののめ) 
  
5時04分 新五合目登山開始

5時08分 朝日の影富士が見えました!

5時26分 駿河湾から張り出す雲塊

愛鷹連山を下方に望む。 5時57分

棚状の山は宝永山です。 6時11分

急峻な坂道に挑む登山者7時11分

鳥居越しに駿河湾方面を望む。 8時08分  

近くに湧き立つ白い雲 8時19分   9時36分
  
9合五勺付近から眺める箱根連山 10時30分頃


(・・・続く・・・)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漁業就業支援フェア(大阪会場)に参加して

2013年07月22日 11時51分08秒 | 日記
漁業就業支援フェアが7月20日(土)に大阪・天満橋にある「OMMビル」で開催され、約190人の参加者がありました。
学園ブースに来てくださった方は9名で、私の説明を熱心に聞いてくれました。
私達の漁業高等学園に関心を持っていただき、本当に有り難いことと思っています。

来場者を年齢別にみますと、10歳代が2名、20歳代が3名、30歳以上が4名でした。
学園の入学資格年齢が概ね30歳までとなっており、30歳前後の方から「自分の年齢で大丈夫ですか」との質問を受けました。

そんな時、「仮に、現在30歳であったとしても、漁業を一生の仕事として60歳まで30年働くことができますよ」と答えました。
悔いを残しながら時間を過ごすか、自分の本当に好きなことを見つけて、「一生モノの職業」とするかは決断次第と思います。
「自分の人生に悔い無し」と言えるかどうかにかかっています。


確かに学園では、今年の44期生については、中学卒業から21歳まで在籍しており、年齢を気にするかもしれませんが、
すぐに辞めてしまったり、長続きしなければ、いくら若くても全く意味がないと考えています。

漁業という職業は、人間が海と一対一で真剣に対峙しなければならず、厳しい面もありますが、
それを乗り越えた時の喜びは、他の職業では得られないものと考えます。
ぜひ、年齢に関わりなく、自分の人生にチャレンジしてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする