静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

潜水講習 二日目

2021年06月30日 17時30分29秒 | 講習

潜水講習の二日目の様子です。

潜水講習の二~三日目は、プールでの練習です。

最初はシュノーケリングからです。

準備体操の後、マスク、シュノーケル、足ひれを付けて泳ぐ練習です。
マスクやシュノーケルの中に入った水を取り除く、マスククリア、シュノーケルクリアといった方法を覚えた後、始めました。

次に、タンクやウエイトなどの潜水用具をつけて泳ぐ練習をしました。

タンクを背負うと、うまくバランスが取れずにうまくいかなかった生徒もいたようです。
あと一日プールで練習をして、その翌日には実際の海での講習となります。


※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
  漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
  「Zoom」による説明も可能です。
  詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
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潜水講習 初日

2021年06月29日 12時36分56秒 | 実習

今週、潜水講習が始まりました。

初日は、終日講義の時間です。
安全に水中活動を行うための基礎知識を身に着けるのが、学科講習です。

講師の先生は、地元のダビングスクールにお願いしています。
終日講義なので、特に午後になると眠くなりますが、しっかり聞いておかないと事故につながります。

潜水用具の話はもちろん、水中で困ったり問題がおきないようにするための安全ルール、ハンドシグナルや水中での圧力の影響など。

ちょっと難しい話もありましたが、安全第一で基礎知識をしっかりと勉強します。

 

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定置網漁体験実習(A組)

2021年06月28日 12時36分10秒 | 実習

学園では、実際の漁業を体験する実習がいくつかあります。
今日は、そのうちの一つ、定置網漁体験です。

今年度は生徒数が多いため、今回と次週の二つの組(A・B)に分けての体験実習です。

定置網の水揚げは、朝早い時間から行われます。

この日は、午前3時10分に起床、夜も明けきらない午前4時前に乗船・出港です。
漁場まで、そんなに時間はかかりません。

到着すると、すぐに網おこしが始まります。
定置網漁では、様々な魚介類が入網します。
今日は、何が網に入っているのか・・・定置網漁で最もワクワクする時間です。

網おこしでは、機械の力は借りますが、みんなで網を手繰り寄せます。
網を絞ってきて、魚体がみえてくる時がこの漁の醍醐味だと思います。

大漁なのはもちろんですが、意外な魚介類が入っていることもあって、ドキドキの瞬間です。

珍しいことではありませんが、ウミガメも入網したため、直ちに放流しました。

漁獲した魚介類は、小川市場に水揚げされ、魚種ごとサイズごとに分けられセリにかけられます。
生徒も選別をお手伝いしました。

今日の漁獲物は、マサバ、ワカナゴ(ブリの幼魚)、アジの順に多かったです。

そのほかにも、マダイ、ホウボウ、コショウダイなどが比較的多く捕れました。
今回は、全部で30種類以上の魚介類が水揚げされました。

 

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卒業生の講義(遠洋マグロはえ縄漁)

2021年06月25日 22時58分16秒 | 授業・講演

昨年、学園を卒業し、遠洋マグロはえ縄船に乗船して1年ぶりに帰国した50期生の「新谷(しんや)」さんに、漁業の現場の状況など、貴重な話をしていただきました。

彼は、入学当初の希望通り、遠洋マグロはえ縄船に乗船することが出来、同じ船の仲間からも1年目からしっかりと信頼を得ています。


信頼を得るには、先輩漁師について回って、早く仕事を覚えることが大切だと話してくれました。

また、マグロ船の現場では、漁具の準備や取扱いが大切で、特に学園で何回も練習を積んだ「刺継ぎ」が非常に役に立っているとのことでした。

学園生活をしていた時、一番苦労したことは何かという質問が生徒からあり、コミュニケーションをとることだったそうです。


元々コミュニケーションをとることが苦手だったということですが、学園生活の中でそれも克服できたようです。

就職した漁業会社から聞いた話によると、彼はマグロ船に多く乗り組んでいるインドネシア人ともインドネシア語でコミュニケーションが取れるとのこと。
会社としてもその能力は、非常に高く評価しているとのことでした。

その彼は、これまで乗船していた船に代わって、先日見学させていただいた新船の第八十八福久丸に乗船することが決まっているそうです。

新しい船で、さらにエリート漁師の道を歩んでいってほしいと感じました。

 

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水産関係の講義「サバ」

2021年06月24日 21時49分53秒 | 授業・講演

静岡県水産・海洋技術研究所の水産技師を招いて行った講義、今回のテーマは「サバ」です。

サバには、マサバ、ゴマサバ、大西洋サバ(通称:ノルウェーサバ)の3種があります。

このうち、日本の漁船が漁獲しているのはマサバとゴマサバで、鮮魚として市場に出回っているものは、この2種類です。

一方、ノルウェーサバは、脂が乗っているものが多く、冷凍で輸入され、その多くが塩さばなどに加工されて流通しています。

これらのサバが、どこでどんな漁法で漁獲されているのか、何を食べて、いつどこで産卵しているのか、資源の状態はどうなっているのかなど、漁師としても知っていてほしいことを中心に講義が行われました。

九州地方では、生食もされているということを聞いて、驚いていた生徒がほとんどでした。


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