静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

1学期を振り返る その2

2022年07月29日 13時23分43秒 | 28乗船実習

7月29日 金曜日

学園の卒業生の方に、学園で習ってよかったと思うことを聞くと、ほとんどの方がロープワーク実習と答えます。

漁師にとってロープワークは基本の技術です。 この時は、船を係留するための杭(ボラード)へロープをつなぎとめる方法を練習しました。 実際の現場を想定し、太くて長いロープをボラードに結ぶ実習を行いました。 ちょっと時間が空くと直ぐに忘れてしまうのが、このロープワークです。頭で考えなくても体が勝手に動くようになるまで繰り返し練習します。

 

漁業高等学園を「見て、知って、体験する」をテーマに、オープンキャンパスを8月17日(水曜日)と翌日18日(木曜日)に開催します。

学園生活の説明や施設案内のほか、授業と実習の体験もしていただけます。参加いただける方は4日前までに申し込みをお願いします。

ホームページ(https://gyogaku.com/)トップページのバナー「見学説明会お申し込み」から、必要事項を記入の上、お申し込みください。

電子メール、電話での申し込みも可能です。詳細は漁業高等学園 TEL:054-627-0219までお問い合わせください。

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ヤマハ発動機さんのコミュニケーションプラザを見学2

2018年04月27日 15時00分00秒 | 28乗船実習

平成30年度入学生が残り一枠。ぜひ学園に来てください。
すぐに入学できる人が対象です。
入学希望者は、すぐ学園にお問い合わせを!!

昨日の続き、ヤマハ発動機さんコミュニケーションプラザです。

エンジン組立実習のあと、せっかくなので見学の時間を設けました。

オートバイに興味がある生徒も、そうでない生徒も、たくさんの製品や
各種シュミレーターなどをたのしく見学、体験することができました。

オートバイはレースに使ったモデルも展示してありました。
もちろん、船外機エンジンも!

ヤマハ発動機の皆さん、今年もありがとうございました。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp


 園長のつぶやき
今日で4月の授業が終わり。
生徒は5月6日まで連休になります。
今年は県外生が多く、中には北海道の人もいるので、入学以来初めての帰宅する生徒も多数です。

生徒は緊張が続いた学園生活から一息つくことができます。
でも、油断は禁物です。
せっかく慣れてきた規則正しい生活がリセットされることがあります。
また、地元の友人に会うことで、悪い方向に引き込まれることもあります。
5月の連休と、夏休みは要注意なんです。

息抜きも度を超さずにしなくてなりません。
連休明けは全員が元気な顔で戻ってくることを期待して、生徒を家に送り出しました。

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学園外でも年度初めの行事がいろいろ行われています

2018年04月06日 15時13分08秒 | 28乗船実習

平成30年度入学生で欠員1名です。
入学希望者は、なるべく早く学園にお問い合わせください。
4月中に入学できる人が対象です!

学園は漁師を育てる学校です。
自分に自信がない。
漁師としてやっていけるのか?
漁業は危なくないの?
いろいろ心配がありますよね!
でも、学園ですべて解決!
一年かけて、海の男になりましょう。


学園ばかりでなく、あちこちで新年度がスタートです。
4月は年度が始まる行事がいろいろあります。

まずは、昨日の水産高校入学式。
水産高校は寮があるため、金曜日の入学式を避けたようです。
つまり、他の多くの高校は本日が入学式です。
199人が本科に、14人が専攻科に入学です。
専攻科は本科卒業後に3級海技士を取得するコースです。
14人中、機関が4名なのは残念!
本科入学の199人中、何人が漁師になってくれるんでしょう?


今日は焼津漁協の安全祈願祭と魚族供養祭がありました。昭和39年からやっているそうです。
大勢の僧侶が来る、盛大な行事です。僧侶数30人以上!!
場所は、焼津漁協の鮮魚売場です。


ついでに、学園の隣から焼津漁港内に新築移転した水産技術研究所
開所式は5月8日です。
学園から、ちょっと離れてしまったのが残念!
でも、近くです。

そして8日の日曜日には焼津で最大のイベント「焼津みなとまつり」があります。
昨年に続き、学園も参加します!
出展会場のほぼ中央、31のテントです。
今回は30インチのモニターを使って、日頃撮影した学園生活を動画をご紹介します。
みなさん、来てくださいね!
写真は昨年の様子です。今年は良い天気になりそうです。



学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp


 園長のつぶやき
静岡県でやっている職業訓練の学校は、学園以外にもあります。
 静岡県農林水産大学校
 静岡県技術専門校(沼津、清水、浜松)
が主なところ。
農林水産大学校は大学になり、技術専門校は短大になります。

じゃあ、学園は?と思いますよね。
学園もさらに充実させる話しが動いています。
内容はまだお話しできません。
でも、短大や大学にすると言うことではないですよ。

私も学園が短大や大学になる必要は感じません。
中学卒で立派な漁師に育つ人もいるからです。
さらに、漁師に必要なのは学問ではなく、技術です。
海技士の資格であったり、ロープワーク、魚を捕る技です。
学園では実際に漁業現場で役に立つことを学びます。
そして、集団生活を身につけます。

OJT(オンザジョブトレーニング)という言葉があります。
職場で日常業務を通じて行う職業教育です。
仕事の現場で、上司や指導役の先輩が手取り足取り仕事を教えてくれます。

残念ながら、漁業の現場ではOJTが十分に行われません。
多くが「見ておぼえろ」です。

学園は一年かけてOJTすると思ってください。
本当に現場で使うことしかやりません。

だから、高校とも大学とも全然違うんです。
だから、漁業の即戦力になるんです。

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船舶職員養成講習会の閉講式

2018年03月07日 13時32分25秒 | 28乗船実習

こんにちは、園長の青木です。
漁師になりたい人は来てください。
あなたに合う漁業を紹介しますよ!
ホームページはこちら。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/

12月から行われていた、船舶職員養成講習会(海技士免許の講習会)の閉講式がありました。
この講習会、学園を会場として、焼津漁協が主催して実施しています。
受講者は12人の漁師。
3、4級の資格を取るために参加しました。
11月からの講習も、今日で終了。
そして明日からは試験になります。
この試験は学園生徒も受験させていただきます。
全員合格してください!


一方生徒たちは避難訓練。
焼津市内の機関は、この時期にもやります。
カッパ、長くつのフル装備で、正門から寮の四階まで全速力で避難します。
船から陸上の避難場所に移動する練習です。


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
3月17日と18日は春休み期間中の見学会を行います。
詳しくはホームページでお知らせ中です。
漁師.jp(トップページの「地域からのお知らせ」)でもお知らせしています。

 園長のつぶやき
このような講習会とセットになっている海技士試験を臨時試験と呼んでいます。
臨時試験は年4回行われる定期試験より、比較的受かりやすいと言われています。
しかも、講習会に参加しているのは現役の漁師です。
学園生徒ちがって3年以上の乗船履歴があり、甲板員や機関員を担っています。
だから、現場を知っている人が理論を勉強するのですから、頭に入りやすいはず。
しかも、長期の講習期間中は仕事を休んでいるんですから、雇っている会社も
必ず合格して欲しいと思っています。

...でも、けっこう落ちる人がいるんですよ。
基礎学力が低い人もいるんでしょうけど、結局は本人がどれだけがんばったか?
ただ座って講習を受けるだけでは合格できません。

講師の先生は熱心に教えてくれます。
でも、最後は本人次第(しだい)です。

これは学園の生徒も同じです。
3級まで合格する人もいるし、5級も落ちる人もいます。
頭の違いは影響しますが、がんばれば誰でも合格できる試験です。

さて、学園生も最後の試験になります。
全員が受験しますが、一人でも多くの合格者が出ることを期待しています。

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出航前の碇泊実習

2017年11月22日 16時39分06秒 | 28乗船実習

漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/

碇泊実習が始まっています。
碇泊実習は、実習船やいづに通います。
朝、出かけて乗船し、夕方は学園の寮に戻ります。

碇泊実習ですが、出航前のいろいろな準備を行います。
まずは寝床作り。

カッパの置き場所も確認です。

大事なのが避難方法の確認。
救命胴衣の使い方、船内からの避難方法の説明を受けました。

その他、食料品の積み込みや、一本釣りの作業を確認したり、やることはたくさん。

次回のブログでは出航式の様子をお知らせします。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp


 園長のつぶやき
実習船やいづは、高校生が乗る練習船ですから、いろいろと漁船と違います。
特に違うのは機関室。

実は、この写真に写っているのは機関室の半分だけ。

エンジン回りにも手すりがあり、生徒の安全を図っています。

ずっと大きい大学の練習船かごしま丸。

この機関室が、こんな感じ。やいづの方が広いです。

ほかにも、廊下や階段が広かったり。
何でかというと、漁船は魚を積むスペースに多く使っているので、その他の部分は最小限になります。

実習船やいづは、カツオ一本釣り漁船でもありますが最優先は生徒の安全なので、違いも多くなる訳です。
しかし、日本の漁船の大型化しているので、新しい船はだんだんと居住区なども広くなっています。

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