43期生のN君が、20日(金)午後に、同僚のインドネシア人3名とともに、学園を訪問してくれました。 (写真)
N君は、焼津の遠洋まぐろ延縄漁船「第38福久丸」(409トン)に機関士として、今年の春に就職しましたが、
南太平洋で操業して、5ヶ月間の初航海を無事に終えて、焼津に入港することができました。
1年目の卒業生が、同じ船のインドネシア人の仲間と一緒に学園に来てくれたことは、私の経験ではありません。
N君は、航海当初からエンジンの当直を一人でまかされるほどで、しっかりと仕事をしていました。
船の仲間からも信頼されている様子で、(簡単な)日本語で楽しそうに会話していました。
初航海は、海がシケたり大変なこともあったけど、楽しかった。
次の航海もがんばりたいとのことでした。
事務室にて N君、仲間を案内
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/78/84/51601437152b4cdfbff19299c808f566_s.jpg)
N君に関する去年のブログです。
↓↓↓
エンジンの分解・組み立て実習 生徒作文 (12年9月28日投稿)
実習船「やいづ」からの報告 11月25日の写真 (12年12月4日投稿)
N君は、焼津の遠洋まぐろ延縄漁船「第38福久丸」(409トン)に機関士として、今年の春に就職しましたが、
南太平洋で操業して、5ヶ月間の初航海を無事に終えて、焼津に入港することができました。
1年目の卒業生が、同じ船のインドネシア人の仲間と一緒に学園に来てくれたことは、私の経験ではありません。
N君は、航海当初からエンジンの当直を一人でまかされるほどで、しっかりと仕事をしていました。
船の仲間からも信頼されている様子で、(簡単な)日本語で楽しそうに会話していました。
初航海は、海がシケたり大変なこともあったけど、楽しかった。
次の航海もがんばりたいとのことでした。
事務室にて N君、仲間を案内
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/f4/6b14c74e2248a75f36ad1a3d5a669ad1_s.jpg)
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N君に関する去年のブログです。
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エンジンの分解・組み立て実習 生徒作文 (12年9月28日投稿)
実習船「やいづ」からの報告 11月25日の写真 (12年12月4日投稿)
漁船の機関室には、主機関の外にも様々な機器が所狭しとあり、その機能や仕組みを覚えることは容易ではありません。
しかし、学園には、実際の漁船に搭載されているものと同じ600馬力の低速ディーゼルエンジンとその実習システムがあります。
生徒達は、この機関実習システムで構造や仕組みを、実践的・効率的に学ぶことができます。
今回の実習では、外したナットを誤ってオイルパンの中に落としてしまうハプニングもありましたが、
無事回収することができ、事なきを得ました。
(N君の作文)
18日~19日に、学園に赤阪鐵工所の方が来てくださって、学園にある主機の分解、整備、試運転を行った。
1日目は、主機のシリンダーを分解し、講師の方に教えてもらいながらシリンダーカバー、吸気弁、シリンダーダイナー等を分解した。
主機関は部品が多く、ボルトは一つひとつの大きさもバラバラで、スパナやモンキーなど沢山の道具を使った。
シリンダーカバーを外して中のピストンを見ると油でベトベトだった。
その他の部品も一つひとつ丁寧に外していって、各部分をきれいに洗い、擦り、最後にウェスで拭くと光っていた。
戻す時(組立て)は、分解前と同じにように戻さないと、動かなかったり、故障の原因となるので慎重にやった。
ボルトにも数字や印を書いて、戻す時に間違えないようにした。
今回、6番シリンダーだけでも部品が沢山ありすぎて、すべてのシリンダーをやるとなると気が狂いそうだなと思った。
ちゃんと分解前のように動くのか心配だったけど、いざ圧縮空気で始動させると、他のシリンダーとともに音を出しながら動き始めた。
自分はとてもうれしかった。
昨年のブログも見てください。
↓↓↓
低速ディーゼルエンジン600馬力の分解・組立実習
エンジン分解・組立実習 生徒感想文
しかし、学園には、実際の漁船に搭載されているものと同じ600馬力の低速ディーゼルエンジンとその実習システムがあります。
生徒達は、この機関実習システムで構造や仕組みを、実践的・効率的に学ぶことができます。
今回の実習では、外したナットを誤ってオイルパンの中に落としてしまうハプニングもありましたが、
無事回収することができ、事なきを得ました。
(N君の作文)
18日~19日に、学園に赤阪鐵工所の方が来てくださって、学園にある主機の分解、整備、試運転を行った。
1日目は、主機のシリンダーを分解し、講師の方に教えてもらいながらシリンダーカバー、吸気弁、シリンダーダイナー等を分解した。
主機関は部品が多く、ボルトは一つひとつの大きさもバラバラで、スパナやモンキーなど沢山の道具を使った。
シリンダーカバーを外して中のピストンを見ると油でベトベトだった。
その他の部品も一つひとつ丁寧に外していって、各部分をきれいに洗い、擦り、最後にウェスで拭くと光っていた。
戻す時(組立て)は、分解前と同じにように戻さないと、動かなかったり、故障の原因となるので慎重にやった。
ボルトにも数字や印を書いて、戻す時に間違えないようにした。
今回、6番シリンダーだけでも部品が沢山ありすぎて、すべてのシリンダーをやるとなると気が狂いそうだなと思った。
ちゃんと分解前のように動くのか心配だったけど、いざ圧縮空気で始動させると、他のシリンダーとともに音を出しながら動き始めた。
自分はとてもうれしかった。
昨年のブログも見てください。
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低速ディーゼルエンジン600馬力の分解・組立実習
エンジン分解・組立実習 生徒感想文
船員災害防止協会中部支部大会が、9月17日(火)に焼津漁協の新屋市場会議室で開催されました。
この大会は、船員の安全意識の高揚を図ることを目的として、昭和43年から実施されており、今年で46回目となります。
表題の標語は、中部支部の大会宣言で、改めて初心に立ち返って、船員の災害・疾病を減らそうと決意したものです。
写真のグラフを見てもらうと分かりますが、船員の災害・疾病の発生状況は、最近では大きく減少しています。
漁船の平成23年度災害発生率は13.6%と、昭和42年度の50%から大きく減少しています。
疾病発生率も同様に8.7%と、70%から大幅に減少しています。
現代の漁船(海)は、関係者の長年の努力、船と機器の進歩により、格段に安全となっています。
学園は、新しい時代に、海で働こうとする若者を応援します!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/67/3696f181b33ac912912615a0497db202_s.jpg)
この大会は、船員の安全意識の高揚を図ることを目的として、昭和43年から実施されており、今年で46回目となります。
表題の標語は、中部支部の大会宣言で、改めて初心に立ち返って、船員の災害・疾病を減らそうと決意したものです。
写真のグラフを見てもらうと分かりますが、船員の災害・疾病の発生状況は、最近では大きく減少しています。
漁船の平成23年度災害発生率は13.6%と、昭和42年度の50%から大きく減少しています。
疾病発生率も同様に8.7%と、70%から大幅に減少しています。
現代の漁船(海)は、関係者の長年の努力、船と機器の進歩により、格段に安全となっています。
学園は、新しい時代に、海で働こうとする若者を応援します!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5c/68/85502c11fddd27f066cde86f33cf51b6_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/67/3696f181b33ac912912615a0497db202_s.jpg)