静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

43期生のW君が遠洋かつお一本釣り漁船で初出航しました!

2013年04月30日 10時33分45秒 | 卒業生の活躍
遠洋かつお一本釣り漁船 「第8勝栄丸」 (464トン)が26日(金)10時に焼津港を出航しました。
この 「第8勝栄丸 」 には、今年3月に学園を卒業したばかりのW君が乗り込んでいます。
W君にとっては、これまで陸上の仕事をやってきたので、満を持しての初出航です。

学園では、今年の44期生の生徒全員を引率して、W君の門出を見送りに行ってきました。
このかつお船には、42期生の先輩、K君(21歳)も乗っています。 (昨年10月10日ブログで紹介)
学園の先輩、後輩の仲で、力を合せて頑張ってもらいたいと思います。

まず、W君に心境を聞くと
A: 自分で分からないことは、まわりの人や先輩に聞いて早く仕事を覚えたい。
  沖で、また同じ会社のかつお船に乗り換えるが、心配はしていない

次に、先輩のK君に後輩へのアドバイスを聞くと
A: 後輩には、特に積極的な行動してもらいたい。
  外人も乗っているので、外人に負けないようにしてもらいたい。


  
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静岡県地震防災センターの見学 (生徒作文)

2013年04月25日 13時10分56秒 | 防災対策
将来、必ず発生するだろう東海大地震などに備えるために、学園では、毎年4月に静岡県地震防災センターを見学しています。
地震や津波から自分自身や財産を守る、海を職場として働くための基本的な知識を身につけてもらいたいからです。

地震防災センターを見学したB君の作文を紹介したいと思います。
B君は他県出身で、静岡県の地震対策の一端に触れるのは初めてです。

今日(23日)、私達は静岡市にある地震防災センターに行きました。
最初に、これから起こる東海地震や東南海地震などを想定したビデオを見ました。
本当に地震などが起きたら、どのようなことを対策するのか、今住んでいる焼津ではどのようにして逃げたら良いかを考えました。

自分が覚えている記憶では、まだ地震の体験をしていないので、その恐ろしさが分かりません。
もし、本当に地震が起きたときは、何もできないと思うから、日頃から避難訓練などをしっかりしていきたいと思いました。
少し不安ですが、(自分は)今後何年間は、この静岡県で働こうと思っているから、いつでも対応できるようにしたいです。

ビデオの後は、実際に地震が起きたときの震度の強さを体験してみました。 (写真)
震度の強さは3と6強の強さでした。
最初は、そんなに強くないと思い、少しなめてました。

確かに、3ぐらいはそんなではなかったけど、6強を体験したら本当の地震をなめていたら駄目だと思いました。
地震は体験できるけど、津波は体験することはできません。
本当に自分の前で地震が発生し、津波が来るときは、必死に高い所に逃げて自分の命、そして他の人の命も助けたいと思いました。

地震防災センターで学んだことをしっかりと頭に入れて、今後は、地震が来るかもと思いながら行動したりしていきたいと思いました。
地震と津波は、本当に怖い災害なんだと今日の地震防災センターで学ぶことができました。


  








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 「1週間を振り返って」 (生徒作文)

2013年04月22日 11時25分00秒 | 学園紹介
入学したばかりは、生徒達の生活もこれまでとすっかり変わり、生活の細かいルール等もあって、戸惑いがみられました。
しかし、3週目に入って学園生活にも慣れ、少しづつですが、自分が何をすべきか理解できるようになってきました。

大切なのは取り組む姿勢で、一人ひとりの生活態度に変化が見られることは、大きな前進と考えています。
(学園生活の)「1週間を振り返って」というタイトルで、A君が書いた作文を紹介したいと思います。

4月9日に入学式を行い、晴れて自分は静岡県立漁業高等学園の生徒となった。
自分は21歳ということで最年長となり、また出身が他県というものあり、仲間と仲良くやっていけるかどうか不安だった。
入学式が終わり寮に入ると案外みんな話しかけてくれてすぐに仲良くなれた。

入学してからの生活は思っていた通りに厳しいが、自分にはそこまで苦ではない。
色々な授業があるが、航海や機関の授業は2学期より専攻しなければいけないため、自分はまず今の1学期でしっかり授業を聞き、
自分がどちらに進むかを決めたいと思う。

入学してわずか1週間で船を見学したりして、机に向かって勉強する他に、実際に見たり触れたりできるので、自分はとても楽しみだ。
まだ入学して1週間なので、これから先大変なこともあるだろうが仲間達と切磋琢磨して頑張っていこうと思う。

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 川勝平太 知事 説示 “ふじのくに”づくり

2013年04月18日 14時47分01秒 | 富士山と雲
管理監督者研修の一環として、年度当初の幹部職員会議が4月17日(水)県庁で開催されたので、出席しました。
この中で、川勝知事は、富士山が静岡県ばかりでなく我が国の共有財産であるとし、“ふじのくに”づくりに向けた熱い思いを話してくれました。
(私が受け止めることができた範囲内で)知事が話された内容の一端を紹介したいと思います。 

富士山は、“ふじのくに”(静岡県)の原風景となり、そのアイデンティーは重畳的である。
平成23年2月23日を「富士山の日」と定めたが、メッセージは何か、もう一度原点を考え直してほしい。
 
我々は、自然に対して畏敬の念を持ち、1回限りの毎日を懸命に生きることが大切である。
富士山は春・夏・秋・冬で表情を変えるように、四季の変化に敏感になってほしい。
 
富士山から導きだされた“ふじのくに”づくりの理念(写真)がすべての施策のベースとなる。
今年1年天職を全うして、“ほんまもん”の県づくりをしてほしい。


ブログで「富士山と4月の雲」(4月5日)をテーマに写真を更新してますが、毎日見ても富士山は見飽きない山です。
朝起きると、今日はどんな雲がでているか窓を開けて確かめ、撮影ポイントに出かけるのが楽しみとなりました。


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 富士山と4月の雲 (30日更新)

2013年04月17日 11時59分12秒 | 富士山と雲
(4月30日更新)
連休の4月29日(月)に、伊豆半島にある達磨山(982m)に登ってきました。
端正な山姿が達磨大師が座禅をしている姿に似ていることから、達磨山と名づけられました。
富士山と愛鷹山の間に低く「かすみ雲」がかかり、山頂付近がぼんやり霞んで見えます。
  

(4月29日更新)
連休の4月28日(日)に、越前岳(1504m)に登ってきました。
この越前岳は、富士山の南東に位置し、愛鷹連山の西側にある一番高い山です。
漁師さんたちには、この越前岳は自分たちの漁場を知る「山立て」の山として知られています。


朝から雲一つない快晴の空で、あきらめかけていましたが、9時半頃から風が吹き始めて雲がちらほら舞うようになりました。
写真は、この日一番最初に出た雲「一番雲」をとらえた写真です。
富士山上空を飛んでいる飛行機の「飛行機雲」も見えます。


次の写真は、山桜の花が咲き始めた越前岳の中腹から見た富士山です。
  

この日は、駿河湾を一望することができましたが、田子の浦沖付近には、夜光虫による赤潮と思われる変色が見られました。
  
  
(4月26日更新)
湿気を含んだ南寄りの雲が流れ、すっかり「春かすみ」です。
美しい富士山と雲を撮りたいと思って出かけるのですが、なかなか難しいですね。

1枚目はいつもポイントで5時半ごろ、2枚目は富士川サービスエリアで7時ごろの写真です。
茶畑は緑色ですが、手前が新茶の摘み取り後のもの、向こう側が摘み取り前のものです。
  

(4月22日更新)
久しぶりに土日に雨が降って曇天でしたが、22日朝は晴れとなりました。
写真は、日の出前の写真ですが、2合目付近に薄い「かすみのような雲」が広がっていました。


次の写真は、1時間半後の7時頃のものです。
日がさして「かすみのような雲」は消えてしまうかと思っていましたが、「わたぐも」に発達していました。
こんなに低いところに雲が見えるのは、珍しいと思いませんか。



(4月18日更新)
4月17日 日没後の雲です。前線通過した最後の雲で、山頂付近には笠雲条のリングが見えました。
  

4月18日 雲が全く見えない快晴の朝でした。


(4月16日更新)
「春がすみ」の富士山、残雪が少しづつ痩せてきました。


(4月15日更新)
13日は暖かな日で、南西の風が吹いて、富士山には「わたぐも」が飛来しました。  (サングラスをかけた富士山?)


(4月12日更新)
360度雲一つない快晴の朝、富士山の頂だけに一点の雲がありました。

  

(4月11日更新)
写真は、4月10日、日没直後に撮ったものです。
空を見上げても雲が見えるのは、富士山の東側に浮かぶこの雲だけでした。
この雲は、宝永山から御殿場方面へ富士山を囲むように伸びていました。



次の写真は、11日早朝に撮ったものです。
宝永山から煙のように出る雲は、かなりレアものです。



(4月10日更新)
早朝の富士山、風もなく視界は良く上空に薄い曇がひろがっていました。



(4月8日更新)
また、強い風と雨を伴った低気圧が通過して、7日(日)は強い風が吹き荒れました。
午後3時頃から富士山の山頂付近が見え始めて、5時ごろにはすっかり全容が見えるようになりました。

  

西側の斜面を駆け上った雲は、山頂付近でバラけて霧雲になり、東側斜面をくだりますが、消えてしまいます。



写真はお気に入りのポイントから撮影したものです。
柿の木の上の部分に雲がありますが、山頂付近を通過すると消えてしまいました。
富士山の雲は、気象学的には同じ雲でも、他の地域の雲とは異なる「特別な雲」です。

  

(4月5日投稿)
美しい富士山を一番見ているのは、静岡県の漁師さんではないでしょうか。
時々の雲の流れと富士山が織り成す、2度と見られない表情豊かな自然を毎日のように見ているはずです。

新しい年度になったので、(遊び心で、ちょっと頑張って) 「富士山と雲」 というテーマで写真を撮ろうと考えました。
静岡県が進めている富士山の世界文化遺産の登録に向けて、富士山の色々な姿をより多くの人に知ってもらえればと思います。

4月1日・2日は低気圧の通過で2日続きのまとまった雨が降り、3日の夕方に雲の切れ間から日が差して来た時のものです。
5合目から上は、真っ白なベールのような雲をまとっていました。




翌日4日の早朝は快晴、うす雲が北東側に伸びていました。




茶畑の中に柿の1本、その向こうに朝日に照らされた、富士山が見えました。




(撮影場所 富士市岩本山)
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