静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

刺網実習

2020年10月30日 22時37分47秒 | 実習

10/27、実習船「わかたか」を使った刺網実習を行いました。

今回は、航海専攻の生徒による実習です。

機関専攻の生徒は、後日行います。

場所は、例年行っている焼津漁港のすぐ近くです。
狭い船上での作業のため、船上での漁具の配置、動線も意識した行動、てきぱきした動きが必要です。

練度を上げるため、3回繰り返しました。

しかし、1回の投網時間が短いためか、残念ながら獲物は2匹のみ。

それでも網にかかればうれしいものです。
本業での水揚げがこの程度は困りますが・・・・

 

※ 学園の見学説明会の申し込みをお待ちしております。
  詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
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受験生全員が海技士国家試験に合格!

2020年10月29日 22時18分01秒 | 海技士国家試験

10/27、10月中旬に実施された海技士国家試験の合格発表がありました。

ネット上での発表が午後2時。
担当職員も確認するのにドキドキ!
自分が受験したかのようです。
あらかじめ生徒から聞いていた受験番号を確認したところ、なんと全員が総合合格です。

夕方、学園内の壁に結果を張り出しました。

受験した生徒の皆さん、おめでとう!!

特に、長谷川充揮君が受験した10月の定期試験での3級海技士試験(航海)合格は、当学園始まって以来の快挙です。
入学してからまだ半年足らず。
この短期間で合格したのは、これまでの本人の努力のたまものです。

他の生徒もすべて4・5級の両方又は5級に総合合格です。
科目によっては合格という科目合格ではありません。
これも、快挙です。

受験しなかった生徒にも良い刺激になってくれればと思います。
努力して、試験に合格したという達成感は、これからの厳しい道のりを乗り越えていくための励みになると思います。

次の2月の定期試験に向けて、さらに努力を積んでいくことを期待します。

 

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刺網実習の準備

2020年10月28日 22時04分35秒 | 実習

学園では、実習船「わかたか」を使った漁業実習を行っています。

そのうちの1つ、刺網実習の準備を行いました。

刺網は、全国の沿岸域で普通に行われており、本県でも漁業権や知事許可に基づいて行われているものが数多くあります。

学園では、特別採捕の許可をいただいて実習を行っています。

実施の前に、網の構造や目印となるボンデンと網との結びつけ方、収納の方法などを勉強しました。

ロープワークの技術は、至る所で活用されます。
狭い船上での作業となるため、しくみやコンパクトに収納する方法を覚えました。

 

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実習船「やいづ」の見学

2020年10月27日 22時59分34秒 | 研修・見学

本日、焼津水産高校の実習船「やいづ」の見学に行きました。

学園の目玉の実習である、約1か月に渡る遠洋航海実習に使われる船です。

実際の航海は、年明けの1月ですが、今のうちに船内を見学させていただきました。
案内していただいたのは、長澤教官と大矢教官です。

密にならないよう、2つのグループに分けて移動しました。

船の構造は遠洋カツオ一本釣り漁船に似ており、漁労設備もそれを想定した構造になっています。

実際の漁船と比べ、多くの魚を持ち帰る必要はないので、その分居住スペースやエンジンルームなどに余裕があります。

掃除も行き届き、船内もきれいでした。

実際の実習への思いを巡らせるとともに、期待を胸に船を後にしました。

 

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水産関係の講義「漁場の探索」

2020年10月23日 21時46分06秒 | 授業・講演

魚を沢山捕るには、魚がたくさんいる場所で操業するのは、今も昔も変わりません。

昔は、漁師のカンや経験がものを言ったこともありますが、今では様々なハイテク機器を駆使して漁場を探します。

今回、静岡県水産・海洋技術研究所 普及総括班の増田さんからカツオ漁場を探索する技術について、講義をしていただきました。

カツオ一本釣りの漁場探しの場合、活用されているのが人工衛星画像から得る水温情報です。
カツオが好む水温は、おおむね分かっているので、そういう場所をいかに効率よく探すのかがポイントです。

ちょっと前までは多くのカツオ漁船が漁場にいたため、仲間の船からカツオが釣れた場所の水温情報などが得られましたが、漁船が減ってしまった現在では、情報が少なくなってしまいました。

しかし、水温だけでそこがよい漁場となるわけではありません。
そこに餌がたくさんいるとか、海流の状況など、他の要因も関係してきます。
海上で鳥の群れを探すという、アナログ的なことも行われています。

そういうところが、漁の難しさであり、面白さです。

ハイテクだけでは漁は成り立ちません。
経験も活きてきます。


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