静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

漁船の航海計器に関する講習会を開催しました!

2013年06月28日 10時33分55秒 | 学園行事
6月26日(水)、古野電気(株)の焼津営業所の方を講師にお招きして、航海計器に関する講習会を行いました。
生徒達は、航海計器の原理から実際の使用方法まで幅広く、メーカーの方から直接、話を聴く貴重な機会を得ました。
お忙しい中にもかかわらず、生徒達のために時間を割いてくれた講師の皆さんに、厚く御礼申し上げます。

古野電気(株)は、魚群探知機やソナー、レーダー、GPS、プロッタなど、現代の漁船に必要な航海計器を製造・販売しているトップメーカーです。
創業者である古野清孝、清賢兄弟による魚群探知機の開発物語は、NHKの「プロジェクトX…挑戦者たち」でも放映されました。

(生徒Y君の作文)
今日は、船の航海計器を作っているフルノという会社の人が講和をしてくれました。
初めて魚群探知機を作ったという話を聞いた時はすごくびっくりしました。

そして、魚群探知機のルーツは何かという話になって、戦争の時に潜水艦をさがすために作られた話を聞いた時は、
今は魚の群れとか水深を知るために使われているものなのに、その過程が意味深いなって思いました。
それを魚の群れを探すために使おうと最初に考えた人が最初の社長さんだったそうです。

実際に使われるまでに、色々な大変な(苦労)ことがあったことを思うと、最初の社長さんはすごいと思います。
講師の方は、魚群探知機の原理や使い方を詳しく話してくれて大変分かりやすかったです。
それまで知らない機械のとかの説明も詳しく話してくれて、今では何でも知っているような気持ちになりました。

しかも、今は船の上でメールやインターネット電話も出来るようなハイテクな機械があったので、すごいなって思いました。
今日の講和は、いろいろ知り得た情報が多かったので良かったです






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水泳訓練を開始しました!  

2013年06月26日 12時25分33秒 | 学園行事
海を職場とする以上、プールでなく実際の海で、泳げなければ自分の命を守ることはできません。
学園に入学してきた生徒の中には、水泳に真剣に取り組む経験が少なかっため、ほとんど泳げない生徒が毎年います。
しかし、プールで平泳ぎの基本練習を行い、グループ別に海での水泳訓練を行うと、全員が泳げるようになります。

海での水泳訓練を、近くの焼津市浜当目の海水浴場で6月25日(火)から開始しました。
海水温がまだ十分に上がっていませんが、生徒の健康面や安全面に十分注意して水泳訓練を行っています。







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富士山と6月の雲(7月1日更新)

2013年06月25日 09時33分43秒 | 富士山と雲
6月29日(土)早朝撮影
山開きまであとわずか、残雪がわずかに残るだけです。
やはり富士山には青空がほしいですね。
  

6月25日(火)夕方撮影
梅雨空が続いて、富士山が見える機会が少なくなってしまいました。
  

6月22日(土)世界文化遺産登録 
 
(6月14日投稿)
6月14日(金)早朝撮影
早朝は、全天曇り空で、山頂は5分ごとに見え隠れしていました。
東側に一筋残る残雪がきれいですね。
    

アスファルト道路を自分のねぐらに帰るキジさんです。  
 

6月13日(木)夕方撮影
台風が通り過ぎ、湿ったボリューム感のある雲が山頂を覆い、東から西に流れてました。


(6月3日投稿)
6月3日(月) 早朝撮影
梅雨入りして、雲間に浮かぶ富士山もすぐに隠れてしまいます。
富士山を見る機会はすっかり少なくなりましたが、見えた時にはうれしくなります。
  

6月3日(月) 夕方撮影
山頂の残雪は残りわずか、東側にせり上がった、たすき掛けのような雲が見えました。
梅雨前線が南に下がれば、晴れ間が広がり、6月でもきれいな雲が見えそうです。
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世界文化遺産に登録が決まった6月22日の富士山と東雲

2013年06月24日 13時09分33秒 | 富士山と雲
6月22日(土)は、世界文化遺産に登録されることが決定した日です。
この日の朝、窓を開けると、青空に上空の雲が赤々と染まっており、急いで、撮影ポイントに出かけました。

久しぶりに見る富士山の勇姿と刻々と変化する雲の美しさは、格別でした。
特に、山頂付近は、初冠雪のような雪化粧で、この日限りのものでした。

(日の出前:4時35分頃)
  

  

(赤く染まった小さな雲:左写真の右側、右写真:山頂付近)
  

(日の出:5時10分頃)

  
(かさ雲:5時50分頃)
  
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カッター遠漕 (生徒作文)

2013年06月20日 10時42分33秒 | 学園行事
生徒達は、学園の恒例行事としてカッター訓練を5月の連休明けから約1ヶ月間、続けてきました。
カッターは、全身、特に下半身と背筋を使って力一杯、オールを漕ぎますが、一人でも違った動きをするとスムーズに真っすぐ進みません。
全員が息のあったオール捌きができるかどうか、これまでの練習の成果を試すのが、カッター遠漕です。

今にも雨が降り出しそうな梅雨空の6月18日(火)に、焼津の小川港から静岡の用宗港までの約10kmの遠漕を実施しました。
生徒達は、全身汗まみれになりながらも、完漕(かんそう)しました。

(M君の作文)
今日は、カッター訓練の最終日、用宗(静岡市)まで行ってきました。
最初は、波や風があまりありませんでしたが、用宗まで半分を過ぎたあたりから風が出て、波も高くなってきました。
用宗に着いた時にはへとへとでした。

1ヶ月前からカッターの練習をしてきましたが、最初は、右舷と左舷がバラバラでみんな力一杯漕ぐことが出来ませんでした。
最初は、腰を上げないで、腕だけの力で漕いでいたので、すぐに腕が疲れてしまいました。
しかし、徐々にやっていくうちに、みんな、漕ぎ方のコツを覚えてきて、どうしたら一番楽な漕ぎ方か分かってきました。

途中から腰を上げて漕ぐと、全身で漕いでいるので、あまり腕が疲れません。
腰を上げた方がきついように見えるかもしれませんが、腰を上げた方が楽だと思います。
体の小さい自分は、腕の力だけではみんなよりも劣ってしまうので、全身を使い、力一杯漕ぐように努力しました。

カッターでは、やはり全員がしっかりやらないと進まないのです。
一人が力を抜いていると、ピッチがずれてしまったり、オールが当たったりしてしまいます。
だから全員の協力が必要だと思いました。

小川港を出た頃 …まだまだ、余裕!
  
中間地点の大崩沖 …しばしの休憩も
  
用宗港に入港する頃 …みんなバテバテ!
  
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