荒天を避けるため、小笠原の父島(二見湾)錨泊していた実習船「やいづ」は、26日午前7時、抜錨、焼津に向けて出港しました。
焼津港到着は、28日(金)です。
抜錨作業中、イルカやクジラが現れたようです。
自然の中で仕事をする漁師になると、こういう場面に出会うことができます。
航海中、六分儀を使った船位測定のほか、海技士試験に向けた勉強などを行いました。
主直(当番)の生徒から送られてきた日誌の内容は、下記の通りです。
「本日は、抜錨作業があり、機関専攻は作業の見学をしました。
機関専攻なので抜錨作業はやりませんが、見ていてチームプレーと連携がなっていたと思いました。
また、作業中にクジラが数頭現れ、クジラを見る方に集中してしまいました。
昨日もイルカとクジラを見る事が出来ましたが本日の方が勢いと迫力がありました。
今回で野生のイルカとクジラを見るのが最後となるのでとても良い経験ができたと思います。
作業が終了してから試験勉強を行いました。
試験まであと一週間しかないので残りの時間を勉強に費やしたいと思います。
特にその2とその3は手をつけられてないので早く課題を終わらせてやっていきたいと思います。
明日は船洗いがあるので船を出来るだけ綺麗にしていけたら良いと思います。頑張りたいです。」
とのこと。
遠洋航海実習終了後、翌週には海技士試験があります。
将来、大型漁船の船長や機関長になるためには、海技士資格は必須です。
残り時間の少ない中、全集中して試験に備えてほしいです。
※ 中学卒業生以上(見込みを含む)を対象とした一般入試前期試験が終了しました。
その結果、入学定員に満たなかったので、後期試験を実施します。
願書の受付は、令和3年3月1日(月)から令和3年3月10日(水)です(最終日の消印有効)。
詳しくは、ホームページ https://gyogaku.com/recruitment/
をご覧ください。
※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
をご覧ください。