静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

3月2日(土)の漁業就業者支援フェア(東京:秋葉原)に出展します!

2013年02月27日 09時20分12秒 | 学園紹介
学園は、全寮制で就業期間は1年、次代を担う漁業後継者を育てる職業訓練を行っています。
卒業生の就職率は100%で、努力次第で、船長や機関長、漁労長など幹部職員にもなることができます。
海で必要となる専門知識と技術を身に付け、船を操船できる資格を取ることができます。

学園に入学すると、県内漁業等に就業するという条件がありますが、授業料と寮費が無料という特典があります。
さらに、新たに水産庁が立ち上げた「青年就業準備給付金事業」(2月12日ブログ)で、年間150万円が給付される対象機関でもあります。
入学して給付金を受けることができれば、経済的な負担はかなり軽減されるはずです。

この事業における給付条件や給付金額、手続きの流れなどについて、国 (水産庁) から今後、説明があると思います。
事業の要綱や実施要領等、詳しい内容が分かり次第、お知らせしたいと思います。
国も県も、漁業後継者の育成・確保を大変重要な課題として位置付け、真剣に取り組んでいます。

3月2日(土)に開催される漁業就業者支援フェア (東京:秋葉原UDX) に出展し、25年度生の最後の生徒募集活動を行います。
ぜひ、このチャンスに、新しい自分にチャレンジしてください。 (It’s up to you !)
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マラソン大会 全員が10kmを完走! 

2013年02月25日 09時45分18秒 | 学園行事
学園では、体力や持久力、集中力を養うため、毎年2月にマラソン大会を行っています。
第1回大会は、昭和46年度の第2期生の時に行われ、当時の距離は12kmと現在の10kmよりも長かったです。

栄えある第1回大会の優勝者はM君(47分31秒)、第2回大会の優勝者はS君(44分25秒)でした。
特に、第2回大会のS君は10kmを36分台で通過しており、歴代優勝者の中で最も早いランナーだったと思われます。

今年も恒例のマラソン大会が、2月21日(木)、大井川リバティー・マラソンコースで行われました。
優勝者はS君、強い風にもかかわらず2位に8分差をつけて、ぶっちぎりの42分43秒でした。
第2位はU君(50分39秒)、第3位はN君(54分41秒)でした。

マラソン大会が終わると、学園の主要な行事は、ほぼ終了します。
残すは、卒業試験となる3月の海技士資格筆記試験と卒業式だけとなりました。

  (優勝したS君のゴール)   (完走後の記念撮影)
      
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新しい実習船「わかたか」の進水式を実施しました!

2013年02月20日 13時40分05秒 | 新実習船の建造
新「わかたか」の進水式が、快晴の青空のもと午前10時から、ご来賓・関係者多数出席していただき、大沼工業小川工場で行われました。
神事 (降神の儀、命名の儀、玉串奉奠、昇神の儀) の後、挨拶、祝電披露、すみ餅投げが行われました。
進水準備が整うと、汽笛を合図に、新船は静かに斜路を静かに滑っていきました。

車や船、物にデザインというか、見た目の美しさがあると思いますが、
この新船は、ブルーのストライプ(縞模様)がきれいに伸びて、本当に美しいと思いました。
建造していただいた造船所関係者の皆様方に、心から感謝申し上げます。

新しい船は、これまでの船と比べて、大きさが4.9トンから6.6トンと大きくなり、安全性が向上しています。
また、搭載される航海計器類は最新のもので、沿岸から沖合・遠洋まで幅広い船の運航や計器類の操作について基礎を学ぶことができます。

生徒達は、この船で海に出て、自分の命を預ける船の大切さやその仕組みを学びます。
最新の装備を駆使し、効率的に漁をする楽しさを知ることになると思います。
新しい実習船を十分活用して、次代を担う漁業後継者を一人でも多く業界に送り出していきたいと思います。

    

     
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平成25年度生の入学試験を実施しました! 

2013年02月18日 13時11分50秒 | 学園行事
2月15日(金)に実施した入学試験には、15~21歳の15名が受験してくれました。
面接試験で、学園を目指した理由をたずねると、漁師になりたい気持ちを率直に語ってくれました。
学園としては、これらの生徒達の夢を叶えるように、精一杯、応援していきたいと思っています。

自分は、幼い頃から漁師という職業にあこがれていました。
目指していることは、漁師になって自分の船を持つことです。
祖父が漁師で、祖父のような漁師になりたいです。
小学校2年生の頃から漁師になりたいと思ってました。
釣りが好きで、もっと魚のことを知りたくなり、漁師になってやると思いました。


出身地は県内の人が多いのですが、遠く鹿児島県や山形県から受験してくれた人もいました。
漁業高等学園は全寮制ですので、下宿やアパートなどを捜す必要は全くありません。
全国から漁師になりたいという若者を募集しています。

2次募集の日程等の詳細について、学園ホームページに2月20日(水)に掲載します。
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映画「ライフ・オブ・パイ」 (トラと漂流した227日)

2013年02月15日 09時32分27秒 | 日記
この映画、「ライフ・オブ・パイ」は、インドで動物園を経営していた一家が新天地を求めてカナダへ移住を決め、日本船で太平洋を北上し、
途中マリアナで海難事故に遭い、16歳の少年パイ(名前のいわれは円周率:3.14…)がベンガルトラとメキシコまで漂流する物語です。

この物語では、遭難する船が日本船で、遭難する海域が昨秋に乗船実習を行ったマリアナ海に設定されていました。
マリアナ海は、静岡県の漁船がアグリカン海難に遭った海域でもあります。 (9月18日のブログ)
映画の中では、荒れ狂う海の恐ろしさと静かで自然豊かな豊饒の海が見事に描かれていました。

学園の生徒達が見たジンベイザメ、カツオやシイラの群れ、夜光虫で輝く海、満天の星空、朝日や夕日の美しさなど、
スクリーンの中に再現されていました。
実際のマリアナ海と比べてどうだったか、遭難した時どうすれば良いのか、生徒達にも、ぜひ見てもらいたい映画です

映画はフィクションであっても、海の厳しさ、海の素晴らしさを映像の中で疑似体験できます。
「タイタニック」、「男たちの大和」、「チコと鮫」、「パーヘクト・ストーム」、「海猿」などが強く印象に残る映画です。
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