静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

マラソン練習はじまる

2024年01月24日 10時04分30秒 | 訓練
令和6年1月24日 水曜日
学園では、シーズン別に体力アップのプログラムがあります。春はカッター、夏は水泳、秋はカツオ釣込み訓練、そして冬はマラソンです。
今週からマラソン大会に向けた練習が始まりました。練習は、毎朝ランニングしている学園周辺のコースを周回して行います。



練習の成果を試すマラソン大会は2月下旬です。それまでの間に練習を重ね、タイムの短縮にもチャレンジしていきます。

静岡地区では1月28日(日)深夜(月曜 0:15 静岡朝日TV)に放送される「霜降り明星のあてみなげ」で昨年放送された漁業高等学園訪問の回の再放送があります。霜降り明星のお二人に釣込み訓練や、かつおの捌きも体験していただきました。せいやさんに「M1でれるんちゃう!」と言われたちょっとユニーク?な先生も登場します。放送地区の方で前回見逃した方はご覧ください。

2月の週末見学会開催日は3日(土)、4(日)です。詳細はホームページをご覧ください。https://gyogaku.com/setsumei
日程が合わないという方には平日の見学も受けつけています。どちらも4日前までに申し込みをお願いします。
申し込みはこちらから https://gyogaku.com/application

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かつお釣込み訓練 その3

2023年11月07日 12時00分00秒 | 訓練
11月7日 火曜日
遠洋航海実習まであと10日となり、その準備も進んでいます。
昨日も学園裏の土手を使った釣り込み練習がありました。カツオに模した重りをひたすら釣り上げるきつい訓練ですが、みんながんばっています。
初めは抜き上げられなかった生徒も練習の成果によって上げられるようになりました。





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かつお釣込み訓練 その2

2023年10月06日 08時17分55秒 | 訓練
10月6日 金曜日
かつお釣込み訓練は、練習場所を学園の直ぐ脇を流れる黒石川の川べりに移して続いています。先生の笛の合図に併せ、「構え」、「せーの」のかけ声で釣り上げます。おもり袋の重さは約4キロですが、水に浸かるとさらに2kg程度重くなります。


後半は二丁釣りの練習もしました。大型のカツオは10kgを越えるものもいます。かつお一本釣りで、大型のカツオやマグロ類を釣る場合には、二丁釣りという釣り方をします。二丁釣りは、二人がそれぞれ一本のハネ(竿)を持ち、途中からラインが一本になる仕掛けを用いて、二人で抜きあげる釣り方です。そこで二丁釣り仕掛けも制作し、釣り方の練習を行なっています。こちらの重りは14kg程度あります。


令和6年度入学生AO入試を10月15日(日)に実施します。願書受付は本日まで(消印有効)です。
週末見学会の参加者も募集中です。次回開催日は10月28日(土)です。見学会の詳細はこちらをご覧ください。 https://gyogaku.com/setsumei/
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かつお釣込み訓練始まる

2023年10月04日 12時00分00秒 | 訓練
10月4日 水曜日
これまでかつお一本釣りの漁具作製実習を行ってきましたが、先週に「バケ」と「ハネ(竿)」の先の「カンザシ」の間を結ぶナイロン製の糸でできた「ヤマ」と呼ばれる仕掛け作りを行い、道具は完成しました。


昨日から陸上での釣込み訓練が始まっています。
生徒達が仕上げた一本釣のハネ(竿)に、カツオを模したおもり袋を取付け、カツオを釣り上げる練習です。まずは学園内の中庭で、動作の基本練習を行いました。

先生の笛の合図に併せ、「構え」、「せーの」のかけ声で釣り上げます。
効率良く釣り上げるには、腕だけで無く体全体を使って、竿のしなり(弾力)をうまく使うことが必要です。力任せでは、直ぐに疲れてしまいます。

おもり袋の重さは、約4キロ。実習本番まで何度も練習を積んで、コツをつかんでいきます。

令和6年度入学生AO入試を10月15日(日)に実施します。願書受付は10月6日(金)までです。詳細は学園ホームページ https://gyogaku.com/recruitment/ をご覧ください。
週末見学会の参加者も募集中です。次回開催日は10月28日(土)です。見学会の詳細はこちらをご覧ください。 https://gyogaku.com/setsumei/

園長のつぶやき
漁学Youtubeチャンネルの、2022遠洋航海実習かつお一本釣り動画の視聴回数が5000回を超えました。さらに以前の動画では、2万回以上視聴されたものもあり、当学園のチャンネルでかつお一本釣り動画は一番人気となっています。動画を見ていると簡単に釣っているようですが、かつお一本釣りは体力と共に技術も必要な漁です。自分も若いころ腕力には自信があった方でしたが、はじめてカツオをかけた時には上げられず、近くにいた船員さんに手伝ってもらいました。狭い間隔で釣り手が並んで漁をしますから、注意しないと怪我にも繋がります。生徒達にもこの実習を楽しみにしている者が多くいますが、しっかりと陸上で訓練を積んで行ってもらいます。
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船酔いの話

2023年09月29日 05時17分28秒 | 訓練
9月29日 金曜日
漁師を目指そうと思うとき、多くの人が気になるのは船酔いではないでしょうか。でも心配はいりません。
学園生も、ほとんどの生徒が船酔いします。時々、学園の実習船「わかたか」を使った実習がありますが、漁業技術の習得とともに船に慣らせるという目的があります。気持ちが悪いからと寝ていたら、横になっている内は楽になりますが体が慣れません。ですから学園の実習で船酔いしても、教員は「苦しくても動くこと」を求めます。
写真は昨年の遠洋航海実習の初日の船内の様子です。


風の強い日でしたが出港後まもなく、ほとんどの生徒が船酔いしたようです。帰港後、どの位で船酔いを克服できたかを聞いたところ、釣り実習が始まったら気にならなくなったという生徒が多かったです。全く酔わなかった生徒も複数いた一方で、最後まで船酔いが克服出来なかったという生徒も1人だけいました。かなり辛い思いをしたようですが、その生徒も卒業後、沿岸漁業の漁師になり今も頑張っています。
今年のシラス漁の体験乗船のあと、学園OBの漁師さんに現役の生徒が、船酔いの克服法を質問してましたが、「自分も学園の時は酔ったけど、漁師になって毎日船に乗るようになったら酔わなくなったから全く心配ないよ!」と答えてくれていました。経験を積むほど適応力は上がるようですので、これからもなるべくわかたか実習をやっていきたいと思います。

令和6年度入学生AO入試を10月15日(日)に実施します。願書受付は10月6日(金)までです。詳細は学園ホームページhttps://gyogaku.com/recruitment/ をご覧ください。
週末見学会の参加者も募集中です。次回開催日は10月28日(土)です。見学会の詳細はこちらをご覧ください。 https://gyogaku.com/setsumei/

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