
この個展も、会期中にアップすべきでした。申し訳ありません。
というのは、香西さんは、これで20年連続の個展となるからです。
基本的に毎年新作を発表し続けてきたわけで、さすがにこれは大変だということで、今回で一区切りとし、来年は米国での展覧会に力を注ぐとのことでした。

香西さんの持ち味は、空知管内栗山町に築いた穴窯で、ダイナミックに窯変した景色です。
自然の灰をかぶった表面は、オレンジや緑などさまざまな色を帯びていて、見ていて飽きません。陶芸を「炎の芸術」と呼ぶゆえんが、よくわかります。
冒頭画像には、あかりの新作が写っています。

左の画像を見ても、皿の内側にも自然灰の釉薬が流れ落ちていて、野性味があふれています。
このほか、素朴な味わいの陶板画の大作も、毎年の個展の恒例だった。
来年からしばらく見られなくなるのは、残念だなあ。
2013年10月8日(火)~13日(日)午前10時~午後7時
スカイホール(札幌市中央区南1西3 大丸藤井セントラル7階)
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