2月のおもな展覧会の記事へのリンクです。
書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。
このエントリは随時更新します。
■■は、更新時に開催中の展覧会、■はすでに終了した展覧会です。
現代美術
■Snow Flakes in Sapporo II
■専門学校札幌デザイナー学院 卒業制作展・鈴木果澄さんの作品
絵画
■垣脇真知子個展 ←変化→ 時は止まらない
■アル . . . 本文を読む
947ヘクトパスカルという颱風(たいふう)並みの低気圧などのおかげで、ついに積雪が1メートルを突破した2月末の札幌。
29日は一転して気温が上がり、交叉点はどこも水びたし。歩きづらいこと、この上ない。
そもそも札幌は交叉点のやたらと多いマチなので、どこへ行くにも水たまりの回避に努めねばならず、跳んだり急に曲がったり、常にない歩き方をしているうちにすっかり足首の調子がおかしくなってしまった。
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昨年プロとして独立した札幌の写真家、山本純一さんの個展です。昨年の富士フイルムフォトサロンでの写真展はほとんどが銀塩でしたが、今回は全16点がデジタル。道内で撮影した美しいネイチャーフォトがならんでいます。
東京で、12色の顔料を使ったインクジェットプリンタで印刷したとのこと。インクジェットというのが信じられない出来で、「ブローニーをプリントした」といわれれば「そうかな」と思ってしまいそうで . . . 本文を読む
タニグチさんは札幌の陶芸家。
江別市セラミックアートセンターで個展がひらかれたこともあります。
ここ数年は、ギャラリー大通美術館で毎年のように個展をひらいていますが、土の味を生かした、少々のひびや亀裂は気にしないダイナミックな作品を多く手がけています。いかにも穴窯で焼成したらしい、焼き締めの作品でした。
ところが、今回は一変して、磁器のように焼成した「白の世界」です。
テーブルにアクリル . . . 本文を読む
25日のつづき。
会社の帰りに
NHKギャラリー→
時計台ギャラリー(アルディ会展は別項)→
富士フイルムフォトサロン→
石の蔵ぎゃらりい はやし
に寄る。
26日。
オリジナル画廊(垣脇真智子個展は別項)→
ギャラリーミヤシタ→
南3西20からバスに乗り、大通西8で降車。
終了まぎわの専門学校札幌デザイナー学院 卒業制作展を、同校で見た。
グランプリの鈴木果澄さんの作品につ . . . 本文を読む
いろいろ忙しくて「クラフトAger(アゲル)」に最近行ってない。
Agerを主宰する「北のクラフトプロジェクト・いぷしろん」は、3月上旬、Agerを留守にして、もっと広いスペースのある茶廊法邑(ほうむら)で、一押しの作家4氏をフィーチャーして展覧会を開く。
顔ぶれは
朝田千佳子さん(染織、札幌)
勝水喜一さん(木工、釧路市阿寒町)
北川智浩さん(陶芸、江別)
堀内亜理子さん(漆芸、旭川)。 . . . 本文を読む
展覧会の正式名称は
アール・ブリュット/交差する魂 ローザンヌ アール・ブリュット・コレクションと日本のアウトサイダー・アート
です。
旭川での展示はもう終わりましたが、これから東京などに巡回します。
必見の展覧会だと思います。
さいわい、図録は一般書店でも入手できます。
さらに、光文社新書「アウトサイダー・アート」(服部正著)という、とてもわかりやすくてためになる本があり、格好の . . . 本文を読む
(承前)
ヴィレム・ファン・ヘンクの、モスクワや東京を描いた絵もすごい。
たんに写実的というのとはちょっと異なる細部へのこだわりが感じられます。
東京の方は、東京駅前に都電が走り、デモ隊がいます。1970年という時代を感じさせます。
作者はデモ隊をかくにあたって、ネタもとがあったらしく、「日本共産党中央委員会出版部発行」「アメリカは日本と南朝鮮から出てゆけ」などという文字が読めます。
( . . . 本文を読む
垣脇さんは富良野在住。札幌では初の個展だそうです。油彩15点ほどを展示しています。
案内状のはがきには「エチオピア幻想」という絵が採用されています。ビル街を、シーラカンスのような大きな魚が左の方を頭にして泳いでいる、幻想的な作品です。題の由来はわかりません。エチオピアには海がないので、ふしぎな題だなあと思います。
筆者の目を引いたのは、「みんなどこ?」という80号の作品。やはり、街のなかが舞 . . . 本文を読む
米倉守氏死去 松本市美術館長(共同通信) - goo ニュース
筆者が彼の名を目にして思い出すのは、一昨年にさわがれた和田義雄画伯(爆)の盗作問題のこと。
和田氏を一貫して擁護し、芸術選奨に推すにあたって力がありました。
盗作疑惑がもちあがってからも、釈明することもなく、ほおかむりを続け、「美術の窓」誌への連載を続けていました。
そもそも彼が朝日新聞を退社したのは、彼の書いた記事に盗用の . . . 本文を読む
話の始まりは、NHKギャラリーですずらんフォトクラブの写真展を見たことだった。
海外旅行でのスナップ、風景、花などが題材で、よくあるタイプの写真グループ展なのだが、ひとつびっくりしたことがある。
全点がデジタルカメラで撮影されているのだ。
これがちょっとショックだった。
もちろん、いまどきデジタルなんて、めずらしくない。
ショックだったのは、そのプリントを見て、デジタルであること . . . 本文を読む
まず、北海道美術ネットの「最新情報」で、開催時間が誤っていたことをおわびいたします。
ネタもとになったリーフレットが間違っていたのです。
もしかしたら、言い訳のエントリを別にたてるかもしれません。
ともかくも、関係者のみなさまにはご迷惑をおかけしました。
(以下、グランプリ作品の記述だけで長文になってしまいました)
さて、最終日の搬出時間ぎりぎりに見に行って、そろそろ会社へ行かな . . . 本文を読む
「旧円山川、よこちべつ川、そして界川」で
現在、西21丁目通は、裏参道の南側で大きく折れ曲がっているが、この川と関係あるのかどうかもわからない」
と書いたが、これはやはり、このあたりに池があったためのようだ。
札幌市教育委員会編「さっぽろ文庫・別冊 札幌歴史地図<昭和編>」に載っていた地図を見たら、道路が池を迂回するように描かれていた。
大正期に、ギャラリーミヤシタのあたりから発するよう . . . 本文を読む
米谷哲夫さん(全道展会員)が指導する道新油絵教室の展覧会。
前身は、道内画壇の大御所だった国松登さんが講師を務めていたHBC文化センターの火曜油絵教室で、道内でもかなり歴史の古いほうだと思います。
毎年この時期に時計台ギャラリーの2階を借り切って展覧会をひらいています。
教室展といっても画歴の長い人も多く、全道展会友が毎年2人出品していました。
今回は、そのうちのひとりである福江文子さ . . . 本文を読む