1月の続きです。
道内で今月開かれたおもな展覧会の記事へのリンク集です。
書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。
カテゴリー分けは便宜的なものです。
試みに「卒展」の区分けを設けました。
随時更新します。
現代美術
■Snow Pallet 18-winter again-
■積丹温泉芸術祭
■無自覚なシマウマたち 札幌市立大学デザイン学部藤沢レオ研 . . . 本文を読む
変な題をつけましたが、「積丹温泉芸術祭」の紹介記事の前座と思ってください。
積丹しゃこたんを北海道民で知らない人はいないでしょう。
地図を見ると、積丹半島は北海道から日本海に突き出た最も大きな半島です。
にもかかわらず、筆者が積丹半島を訪れたのは半世紀以上ぶりです。
幼いころに親類の車に乗せられて神威岬に行ったことがあるだけで、ほとんど記憶にありません。
これは当てずっぽうに言 . . . 本文を読む
わずか8日間の会期。
しかも公式サイトにはいまのところまったく言及がない(Instagram と Facebook Page には同時投稿あり)ので、ここに記録を残しておきます。
同館が着実にコレクションを充実させていることがわかる展覧会でした。
冒頭画像は三岸好太郎「北海道風景」。
三岸の初期作品でよく見られる、あのもっさりとしたビリジアンが全面に配されています。
( . . . 本文を読む
道立三岸好太郎美術館が北海道ゆかりの優れた若い作家を紹介するシリーズ企画の10回目。
同館のサイトによると、4人は
生まれ育った土地と自身の関係をテーマに、フィールドワークで生じた体験や記憶をインスタレーションとして展開する秋元さなえ。
自らの身体が風景に溶け込んでいくような感覚的イメージを大画面に瑞々しく描きだす川村正寿。
多色摺木版と発泡インクを用いたシルクスクリーンにより、既視感のある . . . 本文を読む
(承前)
マテックプロダクツの1階ショップで買い物をして、あとは帰るだけです。
帰路は歩いて数分の「帯広三条高校前」から、都市間高速バス「帯広特急ニュースター号」に乗ります。
中央バス、ジェイ・アール北海道バス、十勝バスなど5社が共同運行する「ポテトライナー」号に対抗して、北海道バスが新規参入した都市間バスです。
筆者はこのとき、同社のバスをはじめて利用したのでした。
日 . . . 本文を読む
第28回岡本太郎現代芸術賞の選考結果が発表され、旭川の齋藤玄輔さん『語り合う相手としての自然』が、最高賞に次ぐ岡本敏子賞に選ばれました。
おめでとうございます!
第28回岡本太郎現代芸術賞 受賞作品 | 岡本太郎記念館
美術手帖ウェブ版によると、同作は
岡本太郎美術館の展示空間で特徴的なガラスに囲まれた空間で発表された《語り合う相手としての自然》は、東日本大震災の原発事故を題材にしたも . . . 本文を読む
22日から世間は3連休ですが、体調を崩してほとんど寝ていました。
24日は本郷新記念札幌彫刻美術館での「北の美大展(仮)」最終日など、いろいろ出かけたいところはあったのですが…。
熱っぽいのですが、体温を測るとそれほどでもないんだよな。
寝てばかりもいられないので、25日からは起きます。 というか、寝てばかりだと、体力がどんどん落ちていくような気がします。 . . . 本文を読む
「Kit_A」名義で、ロードコーンを主題にしたさまざまな作品を長年制作・発表し続けている札幌の北さんの個展。
ロードコーンとは、工事現場などで置かれているカラフルな(赤の単色が多い)三角錐さんかくすいの物体です。幅広い場面で活用され、通行する人に注意を促しているわりには、主役として注目されることはほとんどありません。
単にロードコーンの形状や素材、色を絵画や写真の . . . 本文を読む
会場の入り口でりっぱなリーフレットを受け取りました。
そこにはステートメントとおぼしき文章が書いてありました。
世の中を「白く」整えようとする試みは、一見美しく
穏やかに見えるかもしれないが、
実際にはその白さが黒い部分を隠し、
より陰湿にさせているのではないだろうか。
(中略)
白か黒かに分けるのではなく、
曖昧な「グレーゾーン」を認めることに意義がある。
表に出ることで救われるものや . . . 本文を読む
20日(木)は後志管内積丹町野塚へ。
岬の湯しゃこたん(積丹温泉芸術祭の会場)へ行くには - 北海道美術ネット別館2月20日、初めて開かれている積丹温泉芸術祭(2月15~24日)に行ってきました。会場は、後志管内積丹町の「岬の湯しゃこたん」。日本海に大きく突き出ている積丹半島の先っぽ...goo blog
けっこう綱渡りの旅でした。
21日(金)は朝、雪かき。
仕事に関するメールのや . . . 本文を読む
(承前)
※「過去の関連記事へのリンク」を追加しています
昨年(2024年)10月の帯広への「日帰りバスの旅」が、あと2回というところで、中断してしまっています。
ほかにも中断シリーズはあるのですが、取り急ぎ、残り回数の少ないこのシリーズを終わらせようと思います。
まずは、個展を企画したリサイクル業者のマテックのサイトから引用します。
本展示では、電子機器の解体の過程を記録し、その形 . . . 本文を読む
11日まではこちらに書きましたが、12日以降については、放置していました。
怒濤 ど とうの忙しさだったのです。
しかし昨年6月に仕事をやめたのにもかかわらず、なぜ怒濤の週があるのか自分でもよくわかりません。
12、13日は静岡→名古屋→豊田の美術館を回っていました。 こちら、稚内シリーズも終わったことですし、早く書きたい…
14日は午後、喫茶十字館で行久かがみ個展を見たあと、実家 . . . 本文を読む
(承前)
稚内のマチは、西條などのある南のほうは平地に広がっていますが、ノシャップから稚内駅をへて南稚内駅のあたりまでは縦に細長い形状をしています。
以前も書きましたが、稚内駅や市役所のあたりは、メインの道路が縦に4本しかありません。
バス通り―アーケード街―国道―副港通り
です。
札幌でいえば、創成川と駅前通りの間ぐらいの狭い幅の街区が南北に長ーく伸びているのです。
ただし、こ . . . 本文を読む
2月20日、初めて開かれている積丹温泉芸術祭(2月15~24日)に行ってきました。
会場は、後志管内積丹町の「岬の湯しゃこたん」。
日本海に大きく突き出ている積丹半島の先っぽのほうにあります。
吹雪や雪道の運転が不安な方もいらっしゃるでしょうから、札幌から公共交通機関でどのように行ったかを紹介することにします。
まず大前提として、自動車でも列車・バスでも、時間には余裕をもって . . . 本文を読む
卒展シリーズの6本目の記事です。
今年は映像研究室とアニメーション研究室が群を抜いていたと感じました。
会田咲乃監督『倦んで、弛む』。
やくざが絡んだ犯罪サスペンス映画で、よくこんな複雑な脚本と多数の登場人物が出てくる劇映画を破綻なくまとめられるものだと驚嘆しました。時間は1時間ぐらいでしょうか。完璧なロケハンと、テンポの良い編集は、学生離れしているとしか言いようがありません。
. . . 本文を読む