10月28日にすでに書いた通り、中央バスが12月から札幌市内の路線を一部短縮する。
筆者は20世紀末から西岡から中心部に直通するバスを利用してきただけに、今回の措置は残念でならない。
赤字だから路線短縮になるのではなく、運転手不足が理由というのが、やむを得ないとはいえ、切なさが募る。
西岡4条14丁目と札幌駅前を結ぶ路線は、79番と83番があった。
いずれも下りは、札幌駅前(東急百 . . . 本文を読む
…という記事を北海道新聞デジタルで読んでから半月がたってしまいました。
その記事によると、閉店は11月28日。もう過ぎてますね。
篠木輝子店長は88歳。
筆者は、この店には行ったことがありませんが、前身の「薔薇館」(北4東3)には何十回訪れたかわかりません。
いわゆる画廊喫茶で、月替わりで絵画グループ展などを開いていました。
篠木さんは自ら絵筆を執って油彩画を描き、全北見美術展などに . . . 本文を読む
札幌の松川修平さんの個展に行き、久しぶりに彼の絵を見ることができて、うれしかったです。
いまだから正直に言いますが、2008、09年に彼の絵をはじめて見たとき、その後長く描き続けていく人だとはあまり思っていませんでした。
当時から、誰にも似ていない、個性的な絵を描いていたのは確かです。
その頃は、人物の描き方やシチュエーションがいっぷう変わっていたのですが、20年代に入り、画風はさら . . . 本文を読む
24日(金)は出勤前にさっぽろ天神山アートスタジオに立ち寄りました。
ここは現代アートのイメージが強いのですが、このときは完全なイラストレーションで、ロールプレイングゲームのデザイン画などにありそう(つまり、ラノベの表紙とか、専門学校生のグループ展なんかにありそう)な絵柄です。
25日(土)
午前はSCARTS で、彫美連続講座「野外美術館をつくったころ」。
後志管内余市町出身の世 . . . 本文を読む
ユニット「故郷2nd」の新作「超獣戯画 野生の立場」がおもしろいです。
墨一色で描かれた絵巻物の中味も良いのですが、それを見せるための大きな器械をわざわざ作るところがすばらしい。
右手のハンドルを回すと、絵巻物が右から左へと展開していきます。
絵巻物は一つの大きな輪になってシームレスにつながっている、シンプルな仕組みなので、巻き戻したりする必要はありません。
絵柄はもちろん、あの名高 . . . 本文を読む
札幌の古民家改造アトリエ「0地点」を拠点とする画家の堀江理人さんの個展。
コンビニエンスストアで夜勤のアルバイトをしていた際に、1日1枚ずつ制作したドローイング184枚(筆者が数えたので、違うかもしれない)が壁に並んでいます。
モチーフはすべて商品で、店頭風景などはありません。おもに菓子やパン、総菜などが横位置の同じ大きさの紙に描かれています。
コンビニ労働を主題にした芸術作品といえば、 . . . 本文を読む
11月19~24日に撮った写真の数々。
4枚目は鴨々川にかかる南九条橋。
6枚目はさっぽろ天神山アートスタジオに続く坂道。
西3丁目通りはまだイチョウの落ち葉が歩道に積み重なっている上に雪が積もったようす。
タイトルは、布施明が「シクラメンのかほり」に続いてリリースしたシングルレコードの曲名にちなんだ。
レコード大賞の大ヒット曲「シクラメン . . . 本文を読む
ことし最後の祝日。
札幌の手稲山口で最高気温が20度に達するなど季節外れの暖かい日で、大通公園などは、雪虫に似たアブラムシが再度大発生していました。
25日の札幌は真冬日になるかもしれないという、ひどい予報が出ています。
仕事は休み。
この数日、なんだかあついのに、体温を測ると大して高くないという感覚で、どうにも体調が本調子ではありません。
この日も寝坊して、予定よりも2時間以上遅れ . . . 本文を読む
(承前)
JR虎杖浜駅を降りて直進すると、太平洋沿いを走る道路に突き当たります。多くの地図に「海産物ロード」と記されており、実際に水産物加工場や、直営の土産物店がぽつぽつと立ち並んでいます。
おもにこの海産物ロードに沿った建物や廃屋の壁などに、モノクロ写真が大きくプリントされており、歩きながら鑑賞していきます。
昨年は荒天のため、おなじプロジェクトのうち社台地区しか見られず、ようやく虎杖 . . . 本文を読む
20日(月)
喫茶十字館で土屋悦子個展。
風景や静物などの、オーソドックスな油彩。
この日で終了。
21日(火)
カフェクロワッサン(石川孝司個展)→スカイホール(春陽会北海道研究会展)
石川孝司さんはネコの絵が大半。
いつも釧網線の古い駅舎の絵を描いている石川さんと同じ人とは思えない。
春陽会は、なぜか縦位置の絵が多い。安田完さんも折戸朱実さんもいない。
奥山哲三 . . . 本文を読む
札幌市には10の区がありますが、いわゆる区民芸術祭・舞台発表的なものとは別に、団体公募展の会員などによる絵画展を毎年開いているのは北区だけです。
いつも書いていますが、公募展で主流の100号クラスと、よく見かける小品との中間にあたる10~30号くらいの作品を見ることができるのも特徴だと思います。
冒頭画像、右は西村一夫さん(道展会員)「作品 FRO-213」(30号)。
オイルパステルで . . . 本文を読む
江別在住の工藤悦子さんは主体美術と新道展の会員。
大がかりな個展はそろそろ最後では―という声を聞いて会場に駆けつけましたが、誰ですかそんなことを言った人は。
たいへんお元気なので、安心しました。
以前、隔年か3年おきに札幌時計台ギャラリーで個展を開いていた頃と、ほとんど変わっておられないと感じました。
工藤さんの絵の特質は、美しい曲線のフォルムもさることながら、その精妙なマ . . . 本文を読む
(承前)
→Hokkaido Art Gallery (まるまるもりもり)
4人展。
楓月まなみさんが、レジン樹脂による丸い絵画を出していたほか、珍しく、前衛書を出品していました。
→スカイホール(札幌市医師会美術クラブなど)
「チャーチル会」などにも出品していた安河内太郎さんの遺作が並んでいました。
ノース・カオス展はイベント中で入れず。
→三越札幌店9階ギャラリー(白岩大 . . . 本文を読む
11月18日は、前の夜にこむらがえりが起きて足が痛く、外出しませんでした。
19日(日)。
札幌をすっぱりあきらめて苫小牧の出光美術館展(最終日)に行った方がいいかも…と思いつつ、せっせとギャラリー巡り。
札幌市資料館(宮の森土曜写真教室写真展/第8回エンジョイピクチャーS写真展/第14回サークル北こぶし水彩会展)
水彩は道展会員の東田紀子さんの教室展。
写真展は斉藤雅克さんの教 . . . 本文を読む
11月13日の続きです。
アートとは関係ない、このブログについての記録なので、ご興味の無い方は飛ばしてくださってかまいません。
11月7日以降、突然、当ブログへのアクセスが増えたことは、13日の記事で書きましたが、これは一過性のものではなく、その後も続いています。
個々の記事へのアクセス数はさほど変わらないので、理由については首をひねるばかりです。単に、検索エンジンのボットに引っかかる回 . . . 本文を読む