(承前。54はこちら)
幣舞橋の南側の斜面に大きな時計がありますが、その上はぬさまい公園(幣舞公園)になっており、そこにある彫刻は紹介済みです。
次のリンク先は、作者不詳の「花を持つ天使」など。
ぬさまい公園で(釧路の野外彫刻 47)。遠軽→北見→釧路。2021年10月9日は3カ所(7) - 北海道美術ネット別館(承前)釧路の幣舞橋を渡り、出世坂を上ったところにあるぬさまい公園(幣舞公園 . . . 本文を読む
(承前)
会期終了間近なので、いったんアップします。
なお、この後の9月17日から24日まで
「画家生活25周年記念 盛本学史絵画展 第二部 盛本絵画の住人たち」
と題して、個展が続きます。
盛本学史もりもとさと し さんは旭川を拠点にする画家です。
学校の先生でしたが、若くして教壇を離れています。
この会場の「ピカソ画廊」を会場にした絵画教室を開き、肖像画なども手がけていますが、 . . . 本文を読む
遅くなり申し訳ございません。
いただいた案内状などからお知らせします。
今後も随時更新します。
●開催中
旭川●画家生活25周年記念 盛本学史絵画展第一部 大作絵画展=8月3日(土)~9月14日(土)午前10時~午後6時、会期中無休、ピカソ画廊(3の1、額縁のピカソ2階 http://www.picaso.co.jp/index.html )。「光工場」シリーズなど独創的で想像力豊かな絵 . . . 本文を読む
(承前)
2006年以来実に18年ぶりに越後妻有アートトリエンナーレ「大地の芸術祭」のため新潟県を訪れています。
このカテゴリーに記事を追加するのも久しぶりです。
06年は、帯広の現代美術家・池田緑さんが出品作家でした。
「ヤナイさん、来ませんか」
と言われ
女満別→羽田→大宮
→十日町(越後妻有アートトリエンナーレ)
→松代(同)→東京→札幌
という旅程でした。
十日町に着 . . . 本文を読む
9月10日(火)
お昼ごろからギャラリー巡りへ。
まず、喫茶十字館でトマトシチューの昼食を取り、後藤さとみ展を見ました。10日まで。
ふだんと同じ順路では飽きるので、バスで「南郷7丁目南」まで行き、地下鉄東西線に乗り継いで西28丁目へ。
その後、大通へ。
NOTHING(人人 HIKARI YAGIHASHI EXHIBITION)
グラフィックデザイナー的な絵画。
. . . 本文を読む
9日は妻が仕事休み。
自家用車でカフェ北都館ギャラリーに行き、水高和彦さんのミクストメディア個展を見ました。
白を基調とした20点余りで、ほとんどが正方形。
冒頭画像のように、支持体の一部をくりぬいた作品もありました。
ガーゼを貼ったり、木片が顔をのぞかせていたり、いろいろな試みをしています。
この日で終了。
■水高和彦ミクストメディア展 (2024年3月19~24日、札幌) . . . 本文を読む
道内の個人美術館のはしりである、後志管内岩内町の木田金次郎美術館が、ことしで開館30周年を迎えたそうです。
個人美術館というと、いつ行っても展示物は同じではないかと思っている人がいるかもしれませんが、木田金次郎美術館は違います。企画展では毎回斬新なテーマと切り口で、画業に新たな角度から光を当てています。
さらに、開館後も、作品の寄贈や寄託が相次いでいます。筆者もはじめて知ったのですが、開館当 . . . 本文を読む
2021年に52歳で亡くなった札幌の吉川聡子さんの画業を振り返る展覧会が、生前に教壇に立っていた、北海道芸術デザイン専門学校の玄関横にあるギャラリーで開かれています。
吉川さんといえば、筆者には、高い描写力で若い女性を描いた日本画がすぐに思い出されます。
道展の会員で、「越境する日本画」などのグループ展にも出品していました。
今回は、イラストや、絵本とその原画も数多く展示してい . . . 本文を読む
8月末、都市間高速バス「いわない号」の車窓から見た風景。
とくに冬場は、日本海は灰色で荒れていることがほとんどなので、こういう穏やかで青いようすを見ると、ほっとします。
ほんとうは忍路や塩谷あたりでバスをおりて、海辺をぶらつきたい気分。
海とは関係ありませんが、小樽駅の少し手前、中央卸売市場が取り壊されて、跡形もなくなっていました。
小樽港のほうへと続く中央市場の他 . . . 本文を読む
北海道新聞9月7日付朝刊に以下の文章を発表しました(ウェブ版はこちら)。<展覧会>宮崎むつ展 線が生む自在で深い境地:北海道新聞デジタル1980年代からさまざまな美術家が粒よりの個展を開いてきた札幌のギャラリーミヤシタ。2022年の閉廊以降、発表をしていない作り手も多い。どんな空間にどう作品を並べるかは...北海道新聞デジタル
198 . . . 本文を読む
本来ならば「2024年9月1日に訪れたギャラリーは9カ所」の記事中に書くべき話題ですが、規模の大きいインスタレーションだったので、とりあえず別項目を立てました。
公式サイト(
https://meinichi2024.my.canva.site/ )からコピペします。
植物の「命」に向き合い続ける
植物作家 松井 香菜子。
子どもという「命」と共に学び合い、
芸術家でもありながら教 . . . 本文を読む
昨年に続いての札幌・ギャラリー犬養での個展。
佐藤菜摘さんは秋田県出身で、道教育大在学中から道展で賞を受けるなど、若いころから頭角を現してきました。その絵は、不思議な空想の生き物「気持ちちゃん」などが画面で躍動するのですが、いわゆるキャラクター絵画とは異なる雰囲気をたたえています。
今回の個展は、気持ちちゃんたちキャラクターがメインに登場するかわりに、背景を生かした絵が多くなっています。
. . . 本文を読む
銅版画を中心に、リトグラフ、シルクスクリーン、謄写版、石版画…。
札幌芸術の森版画工房で指導しているだけに、木版以外のすべての版種があるのではないかと思われるほど、バラエティーに富んでいます。手彩色の作品も多いです。
1995年生まれの若手。5年ぶりの個展だと聞きました。
作者のことばを引用しておきます。
通勤で森の中を歩くようになってから、
植物や昆虫など、見かける景色の小さな変化 . . . 本文を読む
9月になり、最初の週末から始まる催しって、なんでこんなに多いのか…。
札幌芸術の森美術館で「西洋の写本」展オープニングに出席。
ギャラリートークも聞きました。
知り合いの出席者はあまりいません。
細かい作品が多いですが、保存状態がすばらしいです。
国立西洋美術館で今年6~8月に開かれていた展覧会の巡回で、巡回先は札幌だけ。
内藤コレクションを同館に寄贈した内藤さんが札幌医大出 . . . 本文を読む