総じて元気のない日々で、この週前半にギャラリー巡りに出かけたのは12日のみ。
真駒内の桜山を散歩したあと、GALLERY kamokamo でファイバーアート3人展を見ました。
■たおやかなもの ファイバーアート3人展 (2024年11月10~16日、札幌) - 北海道美術ネット別館小樽郊外に「日日工房」を構え、札幌はもちろん国内外で盛んに発表を続けている染織造形家の加藤祐子さんが、東京 . . . 本文を読む
(承前) 熱心な読者の方ならお気づきかもしれません。 筆者にとってギャラリー巡りは生活の中心のひとつですが、その在り方が最近大きく変わってきています。 手短にいえば「必ずしも札幌の中心部のギャラリーに足を運ばなくなった」ということです。
実名を挙げるのもいささかしのびないのですが、・さいとうギャラリー・スカイホール・三越ギャラリー・ギャラリー大通美術館・カフェビストロ+ギャラリー・オマージュ・富 . . . 本文を読む
札幌の街なかを歩いていて気づいたことなどを、何回かゆるい筆致でつづっていきます。 まずは札幌駅前の話題。 駅舎の真っ正面にあたる北4条西3丁目のブロック全てが大工事中になっています。
「ロビーがミニギャラリーになっていた北海道銀行札幌駅前支店が去年閉まったけど、建て替えになるよー」
とか
「パーキングのエレベーターが珍しい種類だった北海道建設会館が閉まるよー」
といった個々の情報は聞いていたん . . . 本文を読む
9日は午前中、本郷新記念札幌彫刻美術館に「館長の土曜講話」に行く予定でしたが、昨年の今ごろの「つれづれ日録」を偶然見ていたら、同じテーマの話を聴講していたことが分かり、昼から出かけることにしました。
最初は、ギャラリーレタラでの「十勝のアーティスト12人展」。※展覧会タイトルを訂正しました。すみませんでした。
ギャラリートークを狙ってうかがいました。さすがに全員は来られないので、出品者のひ . . . 本文を読む
7日は終日、雪がふりました。
筆者はこういう空模様は苦にならないはずなのですが、どうも体が重たくてこの日はどこにも行かず。
8日はなんとか車で外出。
まず西岡の画廊喫茶「十字館」に行きました。
■山内裕美子個展 ~夜の瞬き~ (2024年11月1~9日、札幌) - 北海道美術ネット別館先日、札幌大谷大の学園祭に行ったら、学生の小品絵画展会場の前で個展の案内状を配っている女子学生がいて . . . 本文を読む
6日(水)、月寒中央駅前でバスからバスへ乗り継ぎ、豊平橋停留所で降車して、ギャラリー犬養へ。
いつも会期が2週間ですが、今週は1週間しかなく、10日までです。
2階は佐野妙子個展。
佐野さんは以前は油絵だけでしたが、近年はアクセサリーなどにも作品の幅を広げています。
絵画は、マチエールや色調など、描きすぎないところで筆を止めるなど、いろいろと苦心を重ねているようでした。シマエナガのかわ . . . 本文を読む
ウイークデイに引きこもっていたこともあり、3連休は毎日外出することになりました。
この日は11時ごろ出発。
市資料館(山愛実 油彩展/金澤なおこペンスケッチ展/第31回夏休み自然観察記録コンクール/第10回PieLa イラスト絵画展らん会/第15回サークル北こぶし水彩会展)
→三越ギャラリー(伝統工芸 日本 . . . 本文を読む
前日、見られなかった第98回道展が最終日なので、札幌市民ギャラリーへ。
月寒中央駅でバス乗りかえ、豊平橋で降車。
昔はバス1本で来られたのになあ…。
豊平川の堤防に、まだ咲いている花がありました。
招待券をいただいていたのでそれはありがたかったのですが、出口で図録を買おうとしたら、会場内でしか販売していないとのこと。
半券の提出を求められましたが、そんなものを保管しているはずもなく、 . . . 本文を読む
家にこもっていても原稿はいっこうに進まず、そろそろギャラリー巡りをしなくてはなりません。
2日(土)は、まず小樽へ。
朝7時半ごろのバスに乗ったら、部活や模試に向かう高校生とおぼしき客が30人以上乗ってきました。
しかし、8時20分発の都市間高速バス「高速おたる号 円山経由」は乗客8人。
バスは観光客(とりわけインバウンド)の利用が少ないようです。
このまま海外であまり知られないで . . . 本文を読む
27日は自宅で休養。
28日、車を出して北広島方面へ。
「にじのかかるところ」に、紅露はるか日本画展を見に行き、ランチを食べました(日替わりがなく、牛丼にしました)。
着いたら、空に虹がかかっていました。
注文を取りに来たすてきなお姉さんは、紅露さんの親類だといい
「とてもいい絵ですよね。わたしも缶バッジ持ってます」
と快活な感じでした。
続いて、黒い森美術館に行きました。
. . . 本文を読む
もう1週間も前の話になってしまいました…。
この日は
札幌市資料館 (二科会写真部第49回北海道支部公募展/あひる会展/第45回キヤノンフォトクラブ札幌写真展)
「あひる会」は札幌市役所の絵画サークル。
市川雅朗さん(新道展会員)は今回も抽象画を3点出していました。
中矢勝善さん(同)はいつも通り、乾いた筆による風景画。
→コンチネンタルギャラリー(北海道植物画協会展)
→Cu . . . 本文を読む
東京から帰ってきた翌日。
ディーラーに点検に出すため自家用車に乗って出かけました。
点検の前に、ギャラリースペース ZERO(札幌市中央区宮の森2の16)に「吉田裕吏洋個展 猫の記憶とその景色」を見に行きました。
以前も書きましたが、吉田さんのネコ写真は、ちまたにあふれているありふれたものとは一味違います。
単に猫がかわいい、というよりも、周囲の風景や環境といっしょに写し込ん . . . 本文を読む
9月のまとめの続きです。
10月に足を運んだ美術館やギャラリーなどの美術展会場は前月よりも6カ所少なく、ちょうど100カ所でした。
8月が79カ所、7月の82カ所、6月の78カ所、5月の99カ所にくらべると、減ったとはいえ、3けたを維持しています。
昔から毎月欠かさず統計をとっているわけではありませんが、2カ月連続して100カ所以上になったのは、2008年以来、16年ぶりと思われます。 . . . 本文を読む
(承前)
帯広の真鍋庭園を1周して、出口のカフェテラスでソフトクリームを頼みました。
すこし陰になっているところに、見たことのある大きな絵が置かれていました。
これは、2019年にNHKで放送された連続テレビ小説「なつぞら」で、主人公が高校時代、吉沢亮が演じる山田天陽(モデルは神田日勝)が演劇部の舞台の背景として描いた絵です。
実際に筆を執ったのは、画 . . . 本文を読む
「十勝日帰りバスの旅」のシリーズが全10回予定の半分しかアップされていないのに、また新しい続き物を始めるのも気が引けます。
とはいえ、10月23、24の2日間のあらましだけでも書いておかないと、話が前に進まないのです。
平日に2日間で上京するのは筆者にとってはとても珍しいです。
そりゃあ勤め人にとって、職場が休みでもない日に出張以外の私用で遠出するのはふつうはありません。
出張も、筆者 . . . 本文を読む