7:40
起床。
おかしいな、6時半に目がさめたはずなのに、2度寝してしまったみたい。
9:20
いつもよりちょっと遅めの外出。バスで会社へ。
10:05
出社前、ギャラリーユリイカに立ち寄るが、まだ開いていなかった。
会社に着くが、この日組む紙面の、原稿の半分がまだとどいていない。
半分だけを出稿していると、社会科見学の子どもたちに取り囲まれてしまった。
雨竜小学校の3、 . . . 本文を読む
月刊誌「美術の窓」、毎春恒例の特集です。
「評論家・ジャーナリストが選ぶ」の最後に出てくる服部篤浩さんは、日高管内浦河町生まれ。02年に札幌で個展を、03年に札幌でグループ展「原点回帰」をひらいています。
「編集部が選ぶ」には、波田浩司さん(独立会友)、旭川の画家木滑(きなめり)美恵さん、彫刻の川上勉さん。40人中3人というのは高率ではないでしょうか。
「画廊が選ぶ」では、不忍画廊の項で會 . . . 本文を読む
「癒やし」ということばはつかいふるされているけれど、椎名澄子さんの彫刻を見ていると筆者は、ほんとうに癒やされる心地がする。心和む、とか、安らげるといった表現でもいいけれど、なんだか森林浴でもしているみたいに、気持ちがすーっとするのだ。たとえば、今回出品されている「相生」。木の枝に寛衣の女性が横たわっている情景を彫刻にしたものだけれど、子どものころ、木登りをしたときの爽快な気分がよみがえってくる。 . . . 本文を読む
おくればせながら行ってきました、うわさの写真展。偏光顕微鏡を使ったさまざまな物質(ヒトインシュリン、パントテン酸カルシウム、着色料などなど)の写真約50枚ですが、かつて見たことのないふしぎな光景です。
オーロラや宇宙の星雲とも違う、もっとシャープできらびやかな世界。
強いて言えば、一原有徳さんの版画に彩色すれば、こんな感じになるかもしれないと思いました。
それぞれの写真には、宮沢賢治の「春 . . . 本文を読む
1週間前に来たときに買わず、こんど購入しようと思っていた、中央公論新社世界の名著「ゲーテ ヘルダー」を買おうとしたら、なかった。
だれかが買って行ったらしい。
前回買いそびれた徳田秋声の「縮図」を買おうとしたら、やはりなかった。
レマルク「西部戦線異状なし」も、なかった…。
-だれかが筆者の頭の中を読み取って、先回りしているのではないか。
などと考え出したらそれは精神病の兆候で . . . 本文を読む
優しい時―中島敏文展2006
おもに広告業界で35年活躍してきたイラストレーターの個展。現在は札幌市内に「イラストルーム・ナカジマ」を構えているそうです。
結婚式や愛犬の写真を絵にした肖像画が9点のほか、パステル5点と水彩14点が展示されています。
さすがプロだけあって、万人に好まれそうな、堅実な画風です。「カフェメニュー」「青空の下で」など、愛くるしい子どもや風景を描いたパステル画は、全 . . . 本文を読む
高井さんは函館の陶芸家で、道展会員でもあります。
今回の展覧会は、生活のうつわが中心。
灰釉が多いのですが、ひとくちに灰釉といっても、織部のような緑がかったカップ、銅のような渋い茶色を帯びた皿、抹茶色から焼け焦げの色に変化する壺など、多種多彩。
ならんでいる器も、茶碗や片口などのほか、フリーカップ、ぐいのみなどさまざまです。
3月21-26日 10:00-20:00(最終日-17:00) . . . 本文を読む
主催のkou.、kamasの2人と、Hiromi Endo、maro、HIRO、samの6人による写真展。全員学生とは思えないほどの、見ごたえある展覧会でした。(ただ、この名前の表記、おじさんにはめんどくさい。あと、点数にくらべて壁面が長すぎて、スカスカしているのも残念)
kamasさんはモノクロ14枚。とくに、クレーンが垂直に林立していて、その彼方に観覧車が見える1枚が、興味を引きました。東 . . . 本文を読む
藤女子大の写真部展は、全体的に作風が、何年か前にもどったような印象を受けました。焼きのうまさは伝統ですが、かちっとまじめにモノクロを撮っている人が総じて多く、「藤女子大風」というのがあるように思いました。カラー作品はごく少数です。
考えてみれば、北大風とか札大風とか北星風とか札幌学院大風とよべるような傾向はないわけで、おもしろい現象であります。
あと、今回は、動物園でレンズを向けた人がとても . . . 本文を読む
「JR TOWER 3周年記念イベント ワン! ダフル アートパレード」が、アピア、エスタ、パセオ、札幌ステラプレイスで、3月14-26日にひらかれていますが、こないだ偶然通りかかるまで知らなかったぞ!
25匹の犬のオブジェが出現、ってことで、写真は齋藤周さんの「HARUINU」。
ほかにも24匹いるのかあ。でも、さがしに行ってるヒマなさそうだなあ。ざんねん。
作家は次のとおり。
★札 . . . 本文を読む
まず気がついたことは、これまで道展(北海道美術協会)の会員・会友・入選者にかぎられていた出品者に、小島和夫さんと伴百合野さんの両ベテランをはじめ、新興美術院の出品者がくわわったことで、道展以外にも広がりのある展覧会になったこと。道内の公募展で日本画部のあるのは道展だけですから、大半の日本画の描き手は道展に属しているんですが、笹山峻弘さんや浅野天鐘さんなど、道展にも北の日本画展にも出品していない人 . . . 本文を読む
道内在住と、道内出身で首都圏在住の若手作家が、時計台ギャラリーの全室を借り切って始めたグループ展も、ことしで5回目となりました。全体的に、首都圏組が増えて、道内組が減ったような気がします。とくに3階は、ムサビ(武蔵野美大)、タマビ(多摩美術大)といった大学に在学中の、80年代生まれの出品者がほとんどを占めました。もっとも、3階について言えば、彼ら・彼女らは、まだまだ若いなーというのが正直な印象で . . . 本文を読む
札幌はきのう3月20日から雪。きょうは風はおさまったものの、雪が降りやむ気配はない。
家にいて、テレビで野球観戦したい気持ちもあったけれど、休日でなければ思いきって美術館・ギャラリーまわりができないので、朝8時55分、ドニチカきっぷを手に、外へ。
まず、札幌芸術の森美術館で「虚実皮膜その後」の「伊藤隆介展」。これは別エントリで書きました。
つづいて、芸術の森入り口の向かいにあるカフェルシ . . . 本文を読む