(承前)
作品について、ルーツ&アーツしらおいの公式サイトには以下のような記述がありました。
今回、海を渡ってこの白老の海岸に漂着した巨きな流木を彫り、来年この場所で空に向かって柱をたてる予定だ。死と再生を繰り返す自然の循環の中にあるいのちの巡り、時の流れ、変容するプロセスそのものを制作を通して見つめてみたい。柱を介して天と地が結ばれ、自然と人間、あの世とこの世、過去と未来が交信してゆく。
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山崎亮さんは札幌の道展会員。
以前は札幌時計台ギャラリーで1年おきに個展を開いていました。2004年の個展からは、空から見た風景をメインの画題に、オーソドックスな画風で筆を執り続けています。
「山崎さん、昔は海底でしたよね」
と言うと、いったいそれはいつの話だという顔をされてしまいました(苦笑)。
冒頭画像の3点はいずれも「飛行機雲」。
「ユーミン」こと荒井由実(松任谷由実)の初期を代 . . . 本文を読む
10月25日ごろから札幌や旭川で雪虫が、例年になく大量発生して、市民を困惑させています。
雪虫は、例年だと晩秋の穏やかな晴れた日に、白い綿毛をつけてふわふわと飛んで、市民に「ああ、冬の訪れが近いんだな」と思わせる、風物詩なのです。
雪虫が飛ぶと、1、2週間ほどで初雪が来るといわれます。
しかし、今年は、風情はみじんもありません。服についたり、顔に飛び込んできたり、とにかく数が例年の何 . . . 本文を読む
28日(土)。仕事は休み。
わりあいすんなりと目が覚めて、ギャラリーめぐりに出発。
札幌市資料館(二期会写真部北海道支部展など)
「中央区役所前」からジェイ・アール北海道バスの「51 啓明ターミナル行き」に乗り、終点で降車。
→ギャラリー門馬(小林麻美展)
VOCA展出品の大作絵画などを展示した、久しぶりの個展。
大井さんと雑談。
旭丘高校前からジェイ・アール北海道バスの環 . . . 本文を読む
ブログでの記録がぜんぜん追いついていなくてすみません。
22日(日)は休日で、けっきょく終日寝ていたような…。
23日(月)から通常通り勤務。
この日は出勤前に
北海道銀行札幌駅前支店ミニギャラリー(大泉鐡 水彩スケッチ展)
→北電ギャラリー(光画会小品展)
→道新ぎゃらりー(37th GEM木版画展)
の3カ所へ。
道銀札幌駅前支店は、立ち寄るのもこれが最後。
大泉さんもご高 . . . 本文を読む
blog の更新が減っており、25日はひさしぶりにアクセスが3けたになってしまいました。
忙しいのにくわえて、先日のニュースがショックでした。
札幌市内で最大の路線網を持つ「北海道中央バス」(本社は小樽)が、12月1日の冬ダイヤで大幅に路線を見直すというのです。
しかも、その理由が「赤字路線だから」ではなく、運転手不足だというのですから、なんともいえません。
筆者は西岡というところに住 . . . 本文を読む
多忙につき、いただいたお知らせ(SNS の メッセージ経由)をコピペします。
私は別件があり、うかがえませんが、興味のある方はぜひ。
吉増さんは詩のみならず、東京の国立美術館で個展が開かれるなど、アートの世界でも評価の高い方です。
(興味のある方は末尾のリンク集も参考にしてください)
詩人、吉増剛造さんの「石狩シーツ」を題材にした文学✖️アートのイベントを開催します。私は第一部の端材を使 . . . 本文を読む
(承前)
今年はまだ気温が平年より高めなので、紅葉はまあまあといった色づきのようです。
上から2枚目はカツラで、甘いにおいが漂います。
40日前まで夏日が続いていたこともあってピンときませんが、そろそろ10月も終わり。
紅葉の見ごろももうあまり長くないかもしれません。
ついでに、21日の概要を記しておきます。
移動距離が長いので、自家用車を使いました。 . . . 本文を読む
北海道陶芸会のオープニングにおじゃましてきました。
今年は55周年ということで、会員がオブジェなどを1点ずつ出品しています。また、交流のあるオレゴン州陶芸家協会の作家たちも大勢訪れ、出品しています。
会期中には、ワークショップやアーティストトークなどさまざまな催しが企画されています。
これだけバラエティーに富んだ陶芸作品を見られる機会は、道内ではあまりないと思うので、ぜひごらんください . . . 本文を読む
21日は金曜日。
喫茶十字館でモーニングコーヒーを飲みながら小谷良水彩画展。
朝、三越札幌店9階ギャラリーで島田晶夫木工芸作品展。これはすばらしかったです。
昼休みに、スカイホール(もみじ窯 香西信行作陶展/北海道イラストレーターズクラブ α(アルファ)発足50周年記念「MY WORK 32」イラストレーション展)→さいとうギャラリーᦀ . . . 本文を読む
15日(日)
会社は休み。
前日の恵庭レンズごろごろ事件のダメージが大きく、つかれて寝ていました。
しかし、午後から、会社で出勤予定の社員が急に仕事ができなくなり、筆者がピンチヒッターで出ることになりました。
会社員はつらいよ、ということですが、筆者は現金なもので、アートを見るとだいたい元気になるのです。
その仕事というのは、こちら。
第97回道展 19日開幕 https:// . . . 本文を読む
(承前)
昨年も「ルーツ&アーツしらおい」に登場した2人組みで、こういう、札幌でもなかなか作品を見られない「全国区の作家」が参加しているから、わざわざ白老まで行くモチベーションになっています。
公式サイトに、作品について説明が載っています。
約30年前、白老の里山をほとんど覆い尽くすような幾つものゴルフ場の計画があった。この計画は自然保護のために反対する人々の粘り強い協働がきっかけとなり . . . 本文を読む
※タイトルを少し変えました 道内の三大団体公募展で最も歴史の古い道展(北海道美術協会 https://doten.jp/ 主催)の第97回の協会賞(最高賞)が15日、発表されました。
選ばれたのは千歳市の札幌大谷大2年、船井勇佑ふな い ゆうすけさん。なんと19歳です。
水彩画部門の協会賞受賞は初めてとのことです。
北海道新聞データベースをさかのぼ . . . 本文を読む
10月14日に小樽で撮った紅葉の写真。
9月17、18日に札幌の最高気温が28~29度であったことを考えると、信じられないほど速い、秋の進み具合です。
けさ17日、手稲山が初冠雪。
札幌は雪虫も舞っています。 . . . 本文を読む
(承前)
田湯加那子さんは1983年生まれ、白老在住です。
今回の「ルーツ&アーツしらおい」のメインビジュアルは彼女が描いた4種類の花の絵が採用されています。
彼女が他の地元画家と異なるのは、これまでは主に「アール・ブリュット」の文脈で紹介されてきたことです。
しかし今回は、そういう、健常者とか障碍者とかの区別抜きで評価されて、フライヤーやバナーやウェブサイトにばーん! とあしらわれて . . . 本文を読む