16日(木)、彫刻美術館友の会の会合が思っていたよりも長引き、けっきょくギャラリーを回らずに帰宅。
北12条書店に寄り、現代教養文庫の松下竜一『狼煙を見よ』購入。「風雪の群像」事件の関係。
ヨドバシカメラもちょっとのぞきましたが、ほんとうに2階のフィルム置き場にフィルムが1本もありませんでした。フィルムケースや定着液はまだ売っているのに、変な感じ。
17日(金)午後、久しぶりのギャラ . . . 本文を読む
毎年1月恒例のグループ展。
とくにコンセプトを定めず、ジャンルも問わず、仲間どうし誘いあって開かれています。
今回は24人が出品しました。
冒頭画像、手前の立体は梅田力さん「還る」。
従来型の彫刻とは異なる、金属の直線を組み合わせそれぞれを紐(の曲線)や布?(の面)でつなぐ手法は変わっていませんが、着彩が施されました。
奥のタブロー2点は山内太陽さん「I Play, you pr . . . 本文を読む
毎年1月、札幌市民ギャラリー全館を借りて開かれる書展で、道内では、書道道展や毎日書道展北海道展に次ぐ規模といっていいでしょう。今年は「総出品点数1820点」とのことで、さらに「国際部」には台湾など漢字圏を中心に553点の応募があったとそうです。
道展、毎日展と異なるのは、会員・会友の上に「審査会員」という肩書があること。
島田一獄さんは「顧問」という肩書で出品していました。
今年の審査会 . . . 本文を読む
(承前)
白糠町社会福祉センターの前にある彫刻を紹介しておきます。
1980年、白糠町女性ボランティアクラブ10周年を記念して設置されたもののようです。
まるみを帯び、やわらかな印象を与える母子像です。
母親の表情はそのわりにはやや硬い感じがしますが、右ひざはまるく、ボリューム感があって、しっかりと赤ちゃんを支えています。
像の裏側には、30周年の際のクラブ名簿を記した銘 . . . 本文を読む
ギャラリーレタラ時代からの恒例のグループ展であり、2024年度の「北海道のアーティスト50人展」としては第3回となる、「冬展」が、20日から始まります。
「ライフワークとしてのアート」という副題がついています。
会場のレタラ・スペース内で25日(土)午後3時から出品者によるアーティストトークがあります(人数が多いので、一言ずつという感じになりそう)。
引き続き4時からはシンポジウム「ライ . . . 本文を読む
(承前)
いよいよ本日のメインイベント、本郷新の数ある野外彫刻の中でも屈指の大きさを誇る「太陽の手」を見に行きます。
旭川・買物公園にあった多田美波作品が設置場所から姿を消してしまった現在、道内の野外彫刻でも最も高さのある作品のひとつではないかと思われます。
白糠町役場の前を離れ、国道の下をくぐる歩行者用道路を抜けて、白糠町市街を流れる茶路川ちゃろがわを渡ります。
茶路川の岸辺に広 . . . 本文を読む
「館長の土曜講話・札幌の画家列伝」を聴きに本郷新記念札幌彫刻美術館へ。
この日は歯科医院に行く妻の車に真駒内駅まで同乗したので、早く着きました。
ただ、バスが冬ダイヤになってから困ったことがあります。
今年になってから、同美術館に行くのに、
地下鉄東西線「西28丁目駅」→バスに乗り継ぎ「彫刻美術館入口」降車
という一般的なルートよりも
地下鉄東西線「円山公園駅」→バスに乗り継ぎ「 . . . 本文を読む
(承前)
「小さな冒険」というのは、この無謀なバス乗車のことを指していたわけです。
車窓から何か面白いものが見えたら降りようと思っていたのですが、「せっかくだから全線完乗してやろう」という気持ちが勝ってしまいました。
途中、手宮を過ぎましたが、かつてバスターミナルがあった場所は、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)になっていました。
バスはターミナルのあったところから左折して、手宮中 . . . 本文を読む
(承前)
アナタニサマカフェを出てから訪れたのは次の場所です。
・小樽マリンホール
ロビーに一原有徳さんの大きな作品や、彫刻などがあるので、見に行きました。
いずれ、別項で紹介したいと思います。
・書店
小樽を舞台にした朝倉かすみさんの小説『よむよむかたる』が直木賞候補になりました。
この本を買うならやっぱり小樽の本屋さんでしょ!
…と思いましたが、いまはブックス左文字も工藤書店 . . . 本文を読む
7日(火)夕、買い物ついでに喫茶十字館に寄り、土屋悦子個展を見ました。風景画など。
8日(水)は小樽へ。
これは全6回のシリーズで掲載が続いています。
9日(木)は、前日1万8021歩も歩いたので休息。
10日(金)は10カ所回りました。
ギャラリーエッセで、13th「山と花の木版画」新田達也作品展。
会場で “You’ve Got Hide Your Love Awa . . . 本文を読む
(承前)
前項の「青木金吾翁像」が、役場庁舎の右側に立っていたのに対し、この抽象彫刻は、向かって左側にあります。
下の方に貼っておいた地図で、町役場の南側にあるブロックはいずれも役場の前庭ですが、そのうち西側(地図だと役場の左下)のブロックのちょうど真ん中に位置しています(地図を空中写真に切り替えると、判別できます)。
小田襄さんは、磨き上げたステンレスで矩形や円などを組み合わせる . . . 本文を読む
2024年11月の続きです。
ご案内をいただいておりながら、アップが遅れたことをおわび申し上げます。
年末年始を挟むため、2カ月分を同じエントリ(記事)にまとめます。
この記事は随時更新します。
※12月24日、1月9日、14日更新しました
〇新着〇
札幌●音羽紅子個展「雪の友」=1月15日(水)~20日(月)午前11時~午後6時(最終日5時)、ビストロカフェ+ギャラリー・オマ . . . 本文を読む
(承前)
博物館の運河館を出て、昼食を取ろうと、裏小樽モンパルナスの「アナタニサマカフェ」を訪れました。
すでに午後1時を過ぎているので、店内にはほかに男性客が1人、アナタニサマのぬいぐるみ1体と同じテーブルでくつろいでいるだけです。
裏小樽モンパルナスのうち、建物の真ん中の区画「GCGB」(CBGB、ではありません)は、店舗を持たずにカフェを運営している人(最近こういう人が増えて . . . 本文を読む
(承前)
今村三峯(三峰とも)は明治期の小樽で活動した絵師の展示。
「美人画」の掛け軸が2点、扇絵が3点、鳥瞰図的な小樽港の絵3点(うち1点は複製)で全部なので、ミニ個展という感じのささやかな展示です。
会場の説明文によると、今村三峯さんぽうは天保元年(1830年)3月、伊達郡市柳村(現在の福島県伊達市保原町)で、庄屋の次男に生まれたとあります。
しかし、1830年3月は文政 . . . 本文を読む
(承前)
「本局前」でバスを降り、市立小樽美術館へ(ほんとうは「稲穂十字街」のほうが近いですが)。
美術館は、2階の高橋好子展が始まる前で、1階と3階しかあいていません。
文学館は展示替えの休館中でした。
1階市民ギャラリーは子どもの作品展。日程表をみると、1月と2月はほとんどが空き室になっています。
そういうわけで美術館は次の機会に…。
坂を下って似鳥美術館の前まで来る . . . 本文を読む