11月のおもな展覧会の記事へのリンクです。
書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。
このエントリは随時更新します。
■■は、更新時に開催中の展覧会、■はすでに終了した展覧会です。
現代美術
■■FIX・MIX・MAX! 2
■松原成樹・美水まどか2人展「余白から」
■500m美術館
■ALGILLN'NE展「モーラ」
■チQ個展
■ART! MEET! MA . . . 本文を読む
行ったギャラリー・美術館は116カ所。
とくにがんばったという意識はないのだが、いつもの月より大幅に増えた。7月の115カ所以来の数だ。
●●教室展のたぐいをかなりはしょったのは、これまでと変わっていないので、やはり展覧会自体が多かったということなのかもしれない。
エントリは、これがちょうど100本目。
たぶん12月からは、冬で展覧会が減るので100本達成はむりだろうなあ。
. . . 本文を読む
(承前)
=12月1日、文面を一部修正しました。また、リンクを追加しました。
引き続き、18人(組)の作品から。
冒頭は、黒田晃弘+小学6年生60人「似顔絵プロジェクト」
コミュニケーションの過程そのものをアートのテーマにしている黒田さん。今回は、札幌市内の二条小学校に出向き、子どもたちが木炭を使って互いの顔を描くワークショップを行った。
今回展示されているのはその結果。
もっと . . . 本文を読む
札幌市民ギャラリーを離れて以来、サッポロファクトリーホール→STVメディアパーク「スピカ」…と会場を移してきた読売書法展北海道展ですが、「スピカ」が取り壊しになってしまったため、ことしは、例年「北海道書道展」で会友作品が展示されている札幌パークホテルの地下になりました。これまでの会場にくらべ、かなりゆったりとしており、しばらくここに落ち着くのではないかという気がします。
読売書法展がどういう . . . 本文を読む
いや、おまえが自分で勝手にやってるだけだろと言われれば、それまでなんだけど…。
このシバリのために、おとといなんて7本も書かざるを得なかった。
読むほうも大変ですよねー。
100本まであと3本だ。
ところで、最近、なつかしい人にバッタリ会うことが続いている。
法邑の前で出くわしたのは美術作家のSさん。
ドイツから帰国後もパリフォトに出したり、忙しかったみたい。
こんど . . . 本文を読む
このブログの「本館」にあたる北海道美術ネットのアクセスカウンタが40万を突破しました。
30万が昨年8月、35万がことし4月でした。
ペースはあまり変わっていないようです。
情報をお寄せいただいたみなさま、ギャラリーなどでわたしに話をしてくださり、作品や会場の写真撮影を許可してくださった作家やギャラリー主のみなさま、そしてアクセスしてくださったみなさまに、あらためてお礼を申し上げます . . . 本文を読む
気がついたら最終日が迫っていました。
ことしは昨年に比べると、それぞれの作品がかなり大きくなり、見ごたえが増したと思います。
筆者は、それほどじっくりと見たつもりはないのですが、気づいたら1時間以上たっていました。
地下鉄が走っている時間帯ならいつでも見られます(ただし、朝夕のラッシュ時は通行人が多いので、ちょっと見づらいかも)。
出品者は、大きく名前がフューチャーされている作 . . . 本文を読む
(承前)
引き続き、若手200人から。
チQ「<バスセンター前駅」
チQさんの作品ではこれまで例を見ないほど、半立体的な仕上がり。いつにも増してワイルドだ。
一つ置いて右側には久藤エリコさんの切り紙作品も見える。
ゴトウリサ「ハデでヘタクソな何か」=左端
たしかに色彩がハデ。
不定形の支持体が3層重ね合わさったつくりがおもしろい。
. . . 本文を読む
(承前)
樫見菜々子「てがかり」
彼女はつごう9カ所ものバックライトつき展示枠を使っている。
昨年の武田浩志さんを思い出させる精力的な創作ぶりだ。
樫見さんも、すごくいまの時代の空気を表現していると思うし、「女子の作品だなあ」とつくづく感じる。
レース、リボン、毛糸などによる作品は、日常の気配とか、ちょっとした気分の変化とか、そういうすごくささやかなところに視線を向けたためにでき . . . 本文を読む
昨年11月に亡くなったグラフィックデザイナーでギャラリーたぴおの主宰者だった竹田博さんの遺作展第2弾。
ちょうど、このエントリをアップする28日が1周忌となる。
前回、7月の遺作展では、カラーフィールドペインティングやデザイン的な絵画、リアルな人物画など多彩な作品が並んでいたが、今回は、おもに、晩年に取り組んでいた、抽象一歩手前まで対象を単純化して構成した小品が陳列されている。ざっと120 . . . 本文を読む
伊藤啓子さんは札幌の染織作家。
会場にあった資料によると、地元での個展はじつに13年ぶりとのことです。
大小18点が展示されています。
綿やウールなど多様な素材を用いながら実にカラフルな色に染めています。
しかし、ご本人によると
「少し色を抑えた」
とのこと。
「不特定多数の人が通るところですし、あまり派手すぎても…」
という意味のことをおっしゃっていました。
ただ華やかなだ . . . 本文を読む
いとうみなこさんの写真展は、昨年に引き続きまたしても会場の「十一月」がテーマである。
ただし、昨年の写真が、そこに写っているものが「十一月」の店内であることを、明瞭に伝えていたのに対し、今年は違う。
被写体がいったい何なのか、一見してよくわからないものが多いのだ。
もちろん、古い釘を積み上げた山や、古いめがね、ねじなどは、わかる。さびた歯車を組み合わせた器械は、いったい何に用いるのかは不 . . . 本文を読む
高幹雄(たか・みきお)さんは札幌の若手画家。CAI(現代芸術研究所)関係の展覧会に数多く出品しているほか、個展も何度かひらいています。
また、ライジングサン・ロックフェスティバルなどでライブペインティングも何度か手がけています。
先日の2人展では、ウンコに装飾模様をつけた絵などが出品されていて、画風の変化を感じさせたのですが、今回の個展ではこれまで通りの手法に戻っています。つまり、花の . . . 本文を読む
筆者がおうかがいしたとき、松原成樹さんが会場にいらした。
松原さんは話題の豊富な方である。
北広島にお住まいの陶芸家だが、あまり陶芸家っぽくない。
うつわも作るけれど、そこに在るだけで会場の空気を一変させてしまうような、シンプルで個性的なオブジェを作る。
陶芸家らしくないのは、思考がしばしば、絵画や文学、建築の方にまで巡っていくからかもしれない。
法邑さんから当初言われていた . . . 本文を読む
青森県出身の中嶋幸治さんと十勝管内幕別町の國枝エミさんによる2人展。
中嶋さんは昨年もおなじ会場で個展を開いているが、國枝さんはCAIの卒業制作展をのぞくとこれが初めての発表のようだ。
ふたりともCAI(現代芸術研究所)のスクールに学び、いまは札幌に住んでいる。
中嶋さんといえば、ちょっぴりくやしい思い出がある。
彼は、CAI02のオープン記念展に、札幌の地図をトレースした真っ白い平面 . . . 本文を読む