演出家の町田誠也さんから時々、ツイッター(現X)のダイレクトメッセージが送られてきます。
筆者は記憶力がひどく悪いため、どうしてこういう交流が生まれたのかおぼえていないのですが、いつも送られっぱなしで、忙しくて舞台をまったく見ていません。
(だいたい、アートだってちゃんと見に行けないことがあるのに、正直、演劇まで手が回らない)
しかし、せっかくお知らせをいただいているのになんだか申し訳ないの . . . 本文を読む
道銀文化財団「らいらっく・ぎゃらりい」が、道銀本店ビル(札幌市中央区大通西4)取り壊しに伴い、新築のほくほく札幌ビル(同大通西2)に移転、5月15日から9月末までオープン記念展を開きます。10月以降は貸しギャラリーとして再スタートとなります。
※上の段落ともう1カ所、ビル名を訂正しました。大変失礼しました。
らいらっく・ぎゃらりいは1986年、もともとテナントが入っていた場所にオープン。
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北海道新聞2024年4月22日おくやみ欄の旭川市の項に載っている神田比呂子さんは、全道展会員の彫刻家だと思われます。
91歳。8日死去。
葬儀は終了しています。
1932年(昭和7年)釧路生まれ。
56年に東京藝大彫刻科を卒業し、北海道学芸大釧路分校(現北海道教育大釧路校)に1年間勤めた後、専攻科(大学院修士課程)を修了。藝大油画科にも合格して2年間学びますが、神田一明さんと学生結婚し . . . 本文を読む
北海道新聞2024年4月3日おくやみ欄の、後志管内古平町の項に、穂井田日出麿さんが1日に亡くなったという記載がありました。86歳でした。
穂井田さんは「はずし娘」の画家として知られます。
はずし娘ことは、漁網から魚介類を外す女性たちのことです。「娘」といっても、高齢の女性も含みます。
波が荒れる冬の日本海で男たちが獲ってきたスケソウダラなどを、岸壁に座り込んで黙々と網から外していく女たち . . . 本文を読む
北海道新聞の3月31日付おくやみ欄によると、帯広の全道展会員で画家の渡邉禎祥さんが30日亡くなったようです。89歳でした。
渡辺禎祥さんは、本名は「さだよし」ですが、「ていしょう」と呼ばれていました。
札幌では2014年に札幌時計台ギャラリーで個展を開いています。
また、十勝管内鹿追町の福原記念美術館でも2019年、個展「昭和の音色」を開催しました。
その頃の作品で、筆者の印象に残って . . . 本文を読む
札幌市北区北16西5のテンポラリースペース(temporary space)が2024年3月31日をもって閉館となるそうです。
同会場では、3月26日まで秋元さなえ展「サイアノタイプ」が開かれています。
31日には1日限定の展示を開き、終了となるとのこと。
考えてみれば、主宰者の中森敏夫さんが2023年3月25日に亡くなっており、主の不在のまま1年間も続いていたことが、この会場の不思 . . . 本文を読む
【お知らせ】北海道芸術学会第42回例会が、3月24日(日)午後6時から札幌芸術文化交流センターSCARTSスタジオ(中央区北1西1)で開かれます。プログラムは、研究発表「美幌町の画家・横森政明」と対談「澁谷俊彦氏のアート実践報告と解説」。会員以外の一般の参加も歓迎です(無料)。ぜひいらしてください— 梁井朗 @北海道美術ネット別館 (@akira_yanai) March 21, 20 . . . 本文を読む
「アーティストをつなぐ、ささえる取り組みを支援します!」
というチラシ(フライヤー)を受け取りました。
札幌市のアーティスト支援事業はコロナ禍が終わっても継続されるようです。
もっとも
「新たな創造活動へのチャレンジに対する支援」
「文化芸術活動の領域拡大につながる社会連携」
が対象なので、単に
「オレに絵の具代をくれ」
「ギャラリーを借りるお金がないんだ」
みたいのが採択されるかどうかは . . . 本文を読む
北海道新聞2024年2月29日付おくやみ面の小樽市の項に載っている三浦恭三さん(86)は、住所や年齢から推して、長く北海道抽象派作家協会、道展、小樽美術協会の会員などとして活躍した三浦さんではないかと思われます。
三浦恭三さんは、筆者が道内のギャラリーを見てまわるようになってからは一貫して抽象画を手がけていました。
いろいろな作風がありましたが、いちばん印象に残っているのは、水色を基調とし . . . 本文を読む
北海道新聞2024年2月14日「おくやみ」面の岩見沢市の項にある道川順也さんは、住所から推して、元道展会員(油彩)の道川さんと思われます。
11日死去、84歳でした。
道川さんは道展では1964年に奨励賞、66年にホクレン賞(当時そういう賞があった)を受賞し、67年に会友に推挙されました。
71年春季道展で会友賞となり、翌72年に新会員となりました。
なお、道展は2013年に退会してい . . . 本文を読む
道新文化センターが今年4月、現在地から創成イーストに移転します。
現在の北海道新聞本社大通館での営業は3月29日まで。
詳しくは、公式サイトの次の記事をご覧ください。
https://doshin-cc.com/news/detail/255
住所でいうと、中央区北1東1。
国道12号(北1条通り)に面し、向かい側には、東1丁目劇場施設(旧北海道四季劇場)がたっています。 . . . 本文を読む
南1条の電車通りと、西屯田通りの北の端が交わるところに、札幌で最古のビルのひとつといわれる三誠ビル(中央区南1西13)がたっています。
その1階にあった小さな喫茶店が「つばらつばら」でした。
筆者は3、4回ほどしか訪れたことがなく
「ああ、こういうお店でコーヒーを飲んでゆっくり読書でもしたいな」
というのがささやかな夢だったのですが、昨年暮れに突然閉店してしまいました。
下のリンク先にあ . . . 本文を読む
多忙につき、いただいたお知らせ(SNS の メッセージ経由)をコピペします。
私は別件があり、うかがえませんが、興味のある方はぜひ。
吉増さんは詩のみならず、東京の国立美術館で個展が開かれるなど、アートの世界でも評価の高い方です。
(興味のある方は末尾のリンク集も参考にしてください)
詩人、吉増剛造さんの「石狩シーツ」を題材にした文学✖️アートのイベントを開催します。私は第一部の端材を使 . . . 本文を読む
※タイトルを少し変えました 道内の三大団体公募展で最も歴史の古い道展(北海道美術協会 https://doten.jp/ 主催)の第97回の協会賞(最高賞)が15日、発表されました。
選ばれたのは千歳市の札幌大谷大2年、船井勇佑ふな い ゆうすけさん。なんと19歳です。
水彩画部門の協会賞受賞は初めてとのことです。
北海道新聞データベースをさかのぼ . . . 本文を読む
NHK文化センター札幌教室の公式サイト( https://www.nhk-cul.co.jp/school/sapporo/)に載っているとおりのようです。
札幌では一昨年、朝日新聞系列のカルチャーセンターが閉鎖になったばかり。
新型コロナウイルスの流行でどこも厳しい状態だったと思われますが、それが一段落した段階で、NHKは道内唯一の教室を閉めちゃうんだなあと驚きました。
どこも経営に余 . . . 本文を読む