6月24日のあとと、その前の補遺です。
カフェクロワッサン南一条店に行ったら、門乃さんという方の絵画展を開いていました。
水色を基調とした風景画は、心象風景のようでクール。
25日は自宅で休み。仕事に必要な本を読んでいました。
26日夕、らいらっく・ぎゃらりいをのぞいたら、中橋修さんが回顧展の飾り付けをしていました。
これまでの個展などをコンパクトに振り返り、見応えのある内容にな . . . 本文を読む
おもにアマチュアの絵画教室展や写真グループ展などで利用されてきた、北海道銀行札幌駅前支店ミニギャラリー(札幌市中央区北4西3)が、ビルの建て替えに伴い、今年10月末で終わります。
ミニギャラリーといっても、現金自動預払機(ATM)の向かい側のあいている壁面にピクチャーレールをつけて、小品を展示できるようにしただけのスペースです。
とはいえ、街中で、朝早くから夜まで見られる会場としては、 . . . 本文を読む
札幌市白石区本郷通11丁目北1番1号 サンフラワーズ本郷 A 1階にある、陶芸やガラスなどのお店です。
道外作家の斬新な作品を多く取り扱っています。
地下鉄東西線「南郷13丁目」駅からのアクセスについてはすでに書きましたが、実は、国道12号を走るジェイ・アール北海道バス「1 新札幌駅行き」が、1時間に4本は走っていて便利です(土日は1時間に3本の時間帯もあります)。
ギャラリーへの距離も . . . 本文を読む
(承前)
書くのを忘れていましたが、地下鉄琴似駅のメトロギャラリーで俳画展、西区ギャラリーで写真展が開かれていました。
後者は、キャプションで謙遜していましたが、タワーマンションと星空の周回軌道をいっしょに撮るなど、けっこうおもしろい写真がありました。
さて。
「彫刻美術館入口」からジェイ・アール北海道バスに乗り、西28丁目駅で地下鉄東西線に乗り継いで、西18丁目駅で降車。
「ろばの . . . 本文を読む
(承前)
「tuus」は、陶芸家の蔦井乃理子さんと染色家の蔦井美枝子さん姉妹が、工房の車庫を改造して今年4月から本格稼働させたスペースです。
作家が新作を発表する、いわゆる「ギャラリー」というよりも、乃理子さんたちがこれまで集めてきたコレクションを披露するという意味合いのほうが強いようです。
第1弾として、北海道を代表する現代美術家(北広島市在住で、ヴェネツィアビエンナーレ日本代表になった . . . 本文を読む
土曜。
やはり寝坊して、午前10時45分ごろ出発。
近くの停留所で真駒内駅行きのバスを待っていたけれど、14分たっても来ません。
時刻表に書いてあった営業所に電話をしようとしたら、やっとバスが来ました。
最初に、GALLERY kamokamo で
「almost jewellery solo exhibition vol.13 夏至にまつわる空想展示室」。
真鍮や銅を加工したアクセ . . . 本文を読む
今週のウイークデイも仕事のすきを見てギャラリーに足を運びました。
20日(火)は、さっぽろ天神山アートスタジオに寄って、
Tom Proctor トム・プロクターによる展覧会「美への追及:物質的な探求 – Unveiling Beauty : An exploration of Objectification」
を見ました。英国出身、台湾拠点のアーティスト。
左の壁にはグラフィティふうとい . . . 本文を読む
東京芸大学長も務めた彫刻家で、文化勲章を授賞した澄川喜一さんの訃報が、6月22日の新聞各紙に掲載されています。
4月9日、91歳で亡くなっていたとのことです。
澄川さんといえば、木彫の代表的シリーズ「そりのあるかたち」。
カーブし、反そったシャープな形態で、どこか日本刀のような「和」のテイストも漂わせながらも、理知的な作風です。
晩年に一気に知名度を高めたのが、東京スカイツリーの監修 . . . 本文を読む
登別在住で、伊達市大滝の作業場へ通って制作を続けている北村哲朗さんは、いま間違いなく、道内で最も精力的に活動する彫刻家です。
この14年間、ほぼ毎年個展を開き、新作を発表している人はいません。
そもそも画家にくらべて彫刻家は人数が少ない上、搬入搬出に手間がかかります。その制作ぶりには、頭が下がります。
北村さんの木彫は、表面をつややかに仕上げることはなく、削り跡が残ります。着彩もしませ . . . 本文を読む
8日間だけ 目の前にあらわれる そらたかくにある景色
4年前にとある蔵にあらわれた 海中の景色以来の
空間展示を久々に行います。
楽しんでいただけたら幸いです。
札幌で立体造形を手がける jobin.(じょびん)さんが、ものすごい勢いで個展を開いています。
4月に上川管内東川町の「せんとぴゅあ」。
5月には、中央区北5西10にオープンした「misc」。
そして、6月は茶廊法 . . . 本文を読む
意外な方面から野外彫刻の本が出ました。
これまでの彫刻の本というと、マッスがどうのボリュームがどうのと論じたり、作者について書いたりする専門家向けの批評が多く、そこに歴史や社会の視点を持ち込んだ斬新な切り口の文筆を展開している代表的な書き手が小田原のどかさんといえます。
ところがこの本は、そのいずれでもありません。いわば、彫刻を建立しようと奔走した裏方の奮闘に焦点を絞っている、たいへんユニー . . . 本文を読む
朝5時半に起床し、札幌駅6時48分発の特急「おおぞら1号」で釧路へ。
釧路芸術館で奈良原一高の写真展を見た後、帰りは池田に寄り、豊頃町十弗のNorthernArc 北舟へ。
十弗ー帯広を普通列車で行き、帯広市民ギャラリーの池田緑展。
帯広ではほかにも見たい個展がいくつかありました。
…という皮算用を立てていたのですが、17日(土)は寝坊。疲れていたし、休養日としました。
18日 . . . 本文を読む
この週は、時間をやりくりしてあちこちのギャラリーに足を運びました。
12日(月)は、終了まぎわの間野桂子日本画展を見に、夜のカフェエスキスへ。
何十回も顔を出していて、土日の昼下がりには満席で入れないこともあるのですが、なんとこの晩はお客さんゼロ。
午後7時って、ふつうの人は自宅で夕食を食べているのかもしれないですね。
正直に書くと、間野さんの日本画は一昨年に知床自然センターでの「自 . . . 本文を読む
オホーツク管内西興部村からとなりの興部町へ移った佐藤さんが札幌で個展を開いていた。
出身は秋田県で、通った大学は岩見沢。秋田時代は知らないけれど、それ以降の彼女の絵は、どこにいてもそれほど変わらないように見える。
さまざまな色斑やかたちを背景に、架空の生き物がたたずんでいる。
それらのふしぎな生き物は、いろいろな種類があるけれど、絵によってあまり大きさが変わらない。言いかえれば、タブロ . . . 本文を読む
(承前)
札幌の成田さんが写真展を開いているのは、北1条通り沿いにある美容室「navarro」が、となりに新しく開設したスペース「auron」のこけら落とし。今後、販売会などさまざまな用途に使っていくとのことです。
「写真展」を名乗っていますが、自作のモノクロ(一部カラー)写真をコラージュした作品が大半です。
1枚目の画像は、「聖なる響き」no.1からno.3まで。
山や海、道路 . . . 本文を読む