札幌を拠点に、北海道内を中心にしたアートの情報発信や、展覧会の紹介などをしているブログです。
ほぼ毎日更新しています。
2000年に始まったサイト「北海道美術ネット」から徐々に移行し、05年にブログを始めました。
東日本大震災をはじめ災害の犠牲者の皆さまにつつしんで哀悼の意をささげるとともに、避難者が一刻も早く落ち着いた生活に戻れますように、また世界から戦火がやみますように、祈念して . . . 本文を読む
昨年12月の続きです。
1月にアクセスが多く、よく読まれた記事上位20本は、次の通りです。
1 画家MAYA MAXX さん死去 880PV (1月11日)
画家MAYA MAXX さん死去 - 北海道美術ネット別館10日夜、北海道新聞デジタルを見て、驚きました。岩見沢市栗沢町美流渡みるとに拠点を構え、地域おこしに務めていた画家のMAYAMAXX(マヤマックス)さんが8日夜、肺がんのため . . . 本文を読む
昨年12月のまとめの続きです。
1月に足を運んだ美術館やギャラリーなどの美術展会場は50か所でした。
前月の53カ所、11月の66カ所、10月の100カ所にくらべ4カ月連続で減っています。
これは例年冬になると休む施設も多く、展示の動きも鈍くなるので、やむを得ません。
ちなみに2024年1月は48カ所、23年1月は55カ所でした。
1月にブログを訪れてくださった人(ユニー . . . 本文を読む
1月28、29日の弾丸稚内ツアーについては鋭意執筆中、と言いたいところですが、予想を上回る疲労のダメージを受けています(そりゃそうか)。
しかし、30日は事情があり、断続的に降りつづく雪のなかを出かけました。
1カ所目、専門学校札幌デザイナー学院の卒展。
同校は例年、中央区大通西9の校舎内で卒業制作展を開いています。
いまふうのイラストレーションが多いですが、3Dプリンターを駆使した作 . . . 本文を読む
昨年12月の続きです。
道内で1月に開かれたおもな展覧会の記事へのリンク集です。
■■はまだ会期が終わっていない展覧会です。
書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。
カテゴリー分けは便宜的なものです。
札幌以外の開催地を附記しました。
随時更新します。
絵画
■ロートレック展―時をつかむ線 ■続き
■■旭川市教育委員会所蔵絵画作品展 ~抽象画の世界 . . . 本文を読む
(承前。(3)はこちら)
正式な展覧会タイトルは上記の通りですが、事実上の村山陽一展です。
戦後、旭川を拠点に開かれた北海道アンデパンダン展などで活躍し、早逝した村山(1926~61)の絵画15点と、旭川生まれで戦後日本の抽象画を代表する画家として知られる難波田龍起なん ば た たつおき(1905~97)の「群像B」が展示されています。
ところで、村山陽一の画業を振り返る際にたびたび言 . . . 本文を読む
(承前。1月31日、2枚目の画像を追加しました)
道立旭川美術館のサイトには、
「オプ・アート」とは、緻密に計算された形態や色彩によって、鑑賞者に動きや立体感、色の変化などの錯視効果を引き起こさせる抽象絵画です。
とあります。
ただ、アートの歴史でいうと、1965年にニューヨーク近代美術館で開かれた「レスポンシヴ・アイ(応答する眼)」展、オプ・アートという語とともにでまとまって紹介されま . . . 本文を読む
(承前)
2025年1月28日朝。
東豊線さっぽろ駅を出て、JR札幌駅に向かおうとすると、ESTAのエスカレーター・階段が通れなくなっています。
これまでは、人通りが少なく無用の長物かと思っていた西2丁目通地下の通路(筆者も旧キヤノンサロンや石の蔵ぎゃらりぃはやしに行くときぐらいしか利用しませんでした)が、たいへんな通行人の多さになっています。
札幌駅に上がるためには、左手にあるエスカレ . . . 本文を読む
札幌生まれの彫刻家で、大通公園の「泉の像」など数々の野外彫刻で知られる本郷新(1905~80)。
彼は大の釣り愛好家でもあり、釣り人の号として「抜海ばっかい」を称していました。
札幌芸術の森の野外美術館には、彼をモデルにした「抜海の漢」(吉田芳夫作)という人物像も立っています。
抜海という地名が稚内にあり、漁港や集落から2.5キロ離れた所には、JR宗谷線の抜海駅もあります。
と . . . 本文を読む
(承前)
前回の更新が昨年10月28日なので、3カ月もあいだがあいてしまいました。
しかも、実際に旅したのは10月16日です。
全10回予定のうち(7)までアップが終わっているので、残り3本をなんとかしたいと思います。
会場の「地域活動拠点 popke galleryしらかば通り美術館」で梅田マサノリさんが親切に解説してくださいました。
ただ、フライヤーにあった
公開展示は9月11 . . . 本文を読む
26日は東西線の南郷7丁目駅からスタート。
西11丁目駅で降りて、札幌市資料館へ。
同館全館で「北海道教育大学岩見沢校現代美術・空間表現研究室 研究室展+卒業制作展 凍星 ~いてぼし~」。
26日で終了。
円山公園駅で降りたら、急に空腹を覚えて、歩き回った結果「M」へ。
五目ラーメンを註文しました。
店は男性コンビが調理からホールまで切り盛りすると . . . 本文を読む
2010年から毎年、さっぽろ雪まつりより少し早めの時季に開かれている雪像彫刻展。
筆者が札幌にいなかった新型コロナ禍の年にも欠かさず開かれているようです。
今年の最大の特徴は、参加者が増えて、いつもの本館の前だけではなく、記念館の前にも2基つくられたことでしょう。
観客も多く、さっぽろ雪まつりとは一味違う雪像の催しとして市民に定着した感があります。
その一方で、とても1月下旬とは思えな . . . 本文を読む
あっという間に1月最後の週末になってしまいました。
土、日曜ともドニチカきっぷを買って、平日に回れなかったギャラリーに足を運びました。
妻の外出に合わせて地下鉄駅まで送ってもらい、交通費を節約しました。
25日(土)は真駒内駅スタート。
※追記。天神山アートスタジオでキム・ソヨン展「冬の模様」を見ました。
入り口には和室と会場2カ所と書かれていましたが、和室に通じる廊下には立入不可 . . . 本文を読む
札幌は15日から18日まで4日間連続で真冬日となった後は最高気温がプラスになる暖かい日が続いています。
それどころか20、23、24、25日は最低気温もプラスになるありさまで、とても1年で最も寒さの厳しい1月下旬とは思えず、外を歩いていると卒業式のシーズンだなと感じてしまいます。
つい
♪ よい日この日あなたがたは
この学校をご卒業
雨の日もまた風の日も…
と歌いだしてしまうのです。 . . . 本文を読む
(承前)
遅れては大変とばかりに東山公園の下り坂を駆け下りてきたところ、くしろバス「白糠線」が「公民館前」に到着する10分余り前に着いてしまいました。
一つ前の停留所である「白糠駅前」まで行くほどの時間はなく、さりとて、じっとバス停の前で立っているには、寒すぎます。
公民館の1階が図書室になっているので、職員に、バスが来るまでいさせてほしいと頼んで、中で過ごすことにしました。
図書室内 . . . 本文を読む