北海道新聞2025年1月21日第2社会面に札幌の画家米谷哲夫さんの死亡記事が載っていました。
17日に亡くなったそうです。葬儀は終了しています。
記事によると、米谷さんは札幌市の中学校教諭のかたわら油彩画家としても活動しました。
札幌市立東栄中校長などを経て退職後の1989~93年に札幌彫刻美術館館長(当時は「本郷新記念」という名称はついていない)を務めたということです。
全道展では . . . 本文を読む
10日夜、北海道新聞デジタルを見て、驚きました。
岩見沢市栗沢町美流渡みるとに拠点を構え、地域おこしに務めていた画家のMAYA MAXX(マヤマックス)さんが8日夜、肺がんのため死去したというのです。
63歳。早すぎると思います。
最後の個展「みんなとMAYA MAXX 展」を札幌市東区の茶廊法邑で開いたのが昨年2月ですから、まだ1年たっていません。
MAYA MAXXさんは早稲田大教 . . . 本文を読む
谷川俊太郎さんを一度だけお見かけしたことがあります。
2004年6月24日、札幌のギャラリー門馬で谷川さんによる詩の朗読会が開かれた際、ギャラリーの門馬よ宇子さんに招待されたのでした。
どの詩が読まれたのかはおぼえていませんが、筆者は、谷川俊太郎の詩といえば、1975年に『定義』と同時に刊行されたことでも詩壇の話題になった詩集『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』の表題作をまず思い . . . 本文を読む
高階秀爾さんに一度だけお会いしたことがあります。
ルノワール展が道立近代美術館で1999年に開かれるに際して、川村記念美術館(千葉県。さいきん何かと話題ですが…)から巡回してくることになっていたため、同館でのオープニングにあわせて出張しました。
記憶では、オープニングセレモニーの前に高階さんは現れ、足早に展示を見て回っていました。
筆者は名刺交換をしただけで、とくに会話らしい会話をかわした . . . 本文を読む
1)知事が「建て替えず」表明
(全3章です)
2024年10月3日の北海道新聞1面トップに、1977年開館で老朽化が目立つ道立近代美術館(札幌市中央区北1西17)を建て替えることはせずに、改修により延命を図る方針を、鈴木知事が明らかにしたという記事が出ていました。
この話題は同新聞に何度か掲載されていますが、第3、第4社会面に載っていることが多かったので、ちょっと驚きました。知事が表明したの . . . 本文を読む
9月26日の朝日、毎日など新聞各紙が写真家細江英公さんの死去を大きな見出し付きで報じていましたが、その片隅に、洋画家の中山忠彦・日展元理事長の訃報が載っていました。ベタ記事で、見出しはありません。
いまネットで読めるのは産経新聞と日本経済新聞だけのようです(朝日は途中まで)。
産経新聞サイト( https://www.sankei.com/article/20240925-ARXVIHJC . . . 本文を読む
gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20240925k0000m040297000c
gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/asahi/entertainment/ASS9T33HYS9TUCVL018M
きのう2024年9月26日の各紙が報じていましたが、写真家の . . . 本文を読む
北海道新聞2024年8月29日「おくやみ」面の旭川市の項に載っている「平間フミコさん(96)」は、もしかすると、画家で、「美術旭川」誌の編集・発行、国劇画廊(のちのヒラマ画廊)運営に携わった平間文子さんのことではないでしょうか。
平間さんの絵画といえば、花を大きくあしらい、吹き渡る風が生命感を伝えてくれるような画面を思い起こします。
(冒頭画像の左は、2020年秋に旭川市民文化会館のロビーで . . . 本文を読む
江別在住の美術評論家、元市立小樽美術館長の吉田豪介さんが2024年2月に亡くなっていたという記事が、8月29日の北海道新聞に載っていました。
吉田豪介さん死去 89歳 元市立小樽美術館長、美術評論家:北海道新聞デジタル元市立小樽美術館長で美術評論家の吉田豪介(よしだ・ごうすけ)さんが2月12日午前10時52分、江別市内の病院で老衰のため死去していたことがわかった。28日、家族が公表した...北 . . . 本文を読む
昨日2024年8月27日夕方アップの日本経済新聞電子版の記事( https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC277KZ0X20C24A8000000/ )が、各方面に強い驚きを与えています。
記事の冒頭部分を引用します。
DIC川村記念美術館が休館へ 資産効率で投資家が要望 - 日本経済新聞DICは27日、保有・運営するDIC川村記念美術館(千葉県佐倉市) . . . 本文を読む
先にお知らせしたとおり、今月から「北海道新聞」に展覧会評を書くことになりました。
2024年7月は次の2本です。
・荒木珠奈展
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1041104/
・三神恵爾展
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1043246/
荒木さんは28日までト・オン・カフェ(札幌市中央区南9 . . . 本文を読む
道内で出版されている月刊誌「財界さっぽろ」の7月号に、安田侃さんの彫刻をめぐるニュースが出ていました。
商売の妨害になってしまうので、ここに中身を転載することはしませんが、無料で読める書き出し部分だけでもなんとなく中身はわかると思われます。
以下、書き出しの引用。
岩見沢市役所新庁舎のエントランスに置かれ、来庁者を出迎えている彫刻「意心帰」。実は市長の松野哲氏のもと、市議会でチェックさ . . . 本文を読む
北海道新聞2024年7月5日付によると、書家の松本暎子さんが2日に亡くなったそうです。
96歳でした。
道内のかな書を代表する松本春子の三女として生まれ、彼女が1936年(昭和11年)に創設した「さわらび会」を引き継ぎました。
藤女子大学でも長年、書を教授してきました。
66年、北海道書道展で準大賞を受け、会員に推されるとともに、創玄展でも準大賞を受賞。
76年に毎日書道展で審査会 . . . 本文を読む
gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-_affairs_sadnews_TIQNDQHZXBMCZO36ZWWN4JAGUE
鉄の彫刻で知られ、ミニマリズムあるいはポストミニマリズムを代表する存在として活躍した、米国のリチャード・セラ氏が死去しました。
アート情報サイトのTOKYO ART BEAT は次のよう . . . 本文を読む
旭川の画家で、道教大旭川校教授として後進の育成に尽くした神田一明さんが亡くなりました。89歳でした。
1934年(昭和9年)東京生まれ。
45年の東京大空襲で罹災し、弟の神田日勝らとともに一家で十勝管内鹿追町(当時は鹿追村)に移りました。
開拓農家のつらい日々でしたが、帯広柏陽高から東京藝大の油画科に進学。
彫刻家の比呂子さんとは学生結婚だったと聞いています。
卒業後は北海道に戻 . . . 本文を読む