7月のおもな展覧会の記事へのリンクです。このエントリは随時更新します。
■■は、更新時に開催中の展覧会、■はすでに終了した展覧会です。
ごじぶんのblogに展覧会の記事を書いた方は、ここにトラックバックを送ってくださってかまいません(もちろん、個々の展覧会をとりあげた記事のほうがトラバ先としてふさわしいですが、個々の記事が遅れまくっているので)。
現代美術
■IN MY HEAD 藤谷康 . . . 本文を読む
(承前)
真駒内花園からじょうてつバスに乗る。
このバス停から「1DAYカード」が使えるようになるのだ。
ちなみに「真駒内」という地名はあっても「真駒内花園」という地名はない。
さっぽろ文庫「札幌の地名」によると…。
柏ケ丘の東側、真駒内川と道道札幌支笏湖線に沿う地区で、戦後満州から引き揚げて来た人達が二十六年(一九五一)に入植し、開拓五カ年計画の開墾の結果、成功検査に合格したとこ . . . 本文を読む
28日は、環境省の北海道事務所とNPOが主催する川あそびの行事にせがれを連れて行った。
新聞の地方版とか、行政のチラシが集まっているところを、マメにチェックしていると、親子で参加できるこの種の催しは、札幌のような大都市ではじつに数多くひらかれていることがわかる。
この日は「ちえりあ」に集合し、西野川(西区)、中ノ川(同)、星置川(手稲区と小樽市の境界)の三カ所で、水生昆虫をつかまえたりした . . . 本文を読む
昨年秋あたりから、検索エンジンでキーワードを検索してウェブサイトでもっと詳しい情報を得て-と誘導する広告やコマーシャルが急増してきた。それまでは、URLを大きく表示するタイプのコマーシャルが多かったのだが。
たしかに、筆者もいちいちURLを打ち込むことなんて以前からほとんどなかったものなあ。
で…、ふつうは
「検索」
というと思うのだが。
この画像は地下鉄南北線大通駅の広告看板。
こ . . . 本文を読む
以前の北海道新聞に出ていたようですが、本郷新記念札幌彫刻美術館から、本年度の本郷新賞についてお知らせをいただきましたので、ここであらためて紹介します(というか、いただいたメールを、多少順番をいれかええてコピペ)。情報を寄せていただいた同美術館に感謝します。
本郷新賞は、道内の彫刻を対象にした賞ではなく、全国のすぐれたパブリックアート(公共の場での彫刻など)におくられるというユニークなものです . . . 本文を読む
写真家の風間さんが17年ほど住んだ夕張を離れ、東京都武蔵野市に移り住んだのは昨年でした。財政破綻が白日のもとにさらされる直前のこと。
夕張時代の風間さんは、まだ「炭鉱遺産」「産業遺産」ということばが一般的になっていないころから、空知の炭鉱跡の魅力を訴え続け、札幌などで多くの個展、グループ展をひらきました。また毎年、若手写真家とともに、東川フォトフェスタの会場前でテントを張り、写真を屋外展示しま . . . 本文を読む
戦後の陶芸史をぬりかえた前衛集団「走泥社」のメンバーだった川上力三さん(京都、1935-)、道内を代表する彫刻家の阿部典英さん(札幌、1939-)、パワフルなオブジェを精力的に制作している下沢敏也さん(札幌、1960-)の初の3人展。非常に見ごたえのある空間が現出しています。造形的にはもちろんですし、人の生と死を考えさせる重みがあると思います。
この展覧会のきっかけは、関西方面で精力的に発表 . . . 本文を読む
ことしに入ってから月イチという驚異的ペースで個展やライブドローイングをおこなっている石狩市の藤谷康晴さんのことは、このブログの読者でもご存知の方が多いと思います。
筆者は、先週末のライブドローイングは仕事のために行けなかったのですが、そのさいの「結果」を見てきました。
会場は、以前質屋として使われ、現在はふるいレンガ造りの蔵を改造したギャラリーになっています。壁面はあまり長くありませんが、天 . . . 本文を読む
僧侶としていそがしい毎日をおくりながら、独特の空気感をもった抽象版画にとりくむ石川さん。
住民票は石狩、寝泊まりは北区篠路、スタジオはまた別のところ、寺は都心…と、とびまわる日々がつづいているというが、近くニューヨークで初の個展をひらくということで、多忙さに拍車がかかっているようだ。
今回の個展会場は、面積はあまり広くないが、吹き抜けになっているつくり。
玄関前と、会場中央に、おそらくお . . . 本文を読む
濱田五郎さん、札幌ではじつに24回目となる個展。
後志管内岩内町に腰をすえ、徹底した現場主義で故郷の風景を描き続ける道展のベテラン会員です。
ことしで78歳ですが、とうてい信じられないほどお元気。
画風もあまり変わっていません。強いて言うなら、おだやかな写実傾向がやや後退し、気持ちのこめられた筆勢が、岩や波の描写にめだつような気がします。
「50号のキャンバスまでなら車につめるからね」
. . . 本文を読む
北海道新聞7月26日朝刊の第三社会面から。
【洞爺湖】胆振管内洞爺湖町で2年に1度開かれている公募展「洞爺村国際彫刻ビエンナーレ2007」(実施委主催)の最終審査が25日、町洞爺総合センターで行われ、大賞に韓国のウィー・セボグさん(42)の「Seed Of Cosmos」(宇宙の種)を選んだ。
公募展は「手のひらの宇宙」をテーマに高さ40センチ以内の彫刻作品を募り、8回目の今回は世界45 . . . 本文を読む
札幌は先月からまともな雨がほとんど降っていない。
それでも水不足にならないのは、冬の間の雪という貯金があるおかげで、今後も札幌市内のダムが枯渇するおそれはないらしい。
雪かきのときなど、じつにじゃまに感じる雪だけど、ふらないとこまるものなのだなあ。
ただ、けさの北海道新聞によると、全道がカラカラ天気というわけではなくて、道東では土砂ぶりがあいつぎ、雨量がふえているとのこと。
冒頭の . . . 本文を読む
越澤さんは札幌在住、道展のベテラン画家である。
風景画ひと筋で、すくなくても筆者はこの10年余り、何度もひらかれた個展やグループ展で静物画や人物画を見た記憶がない。
写実を基調とするが、筆さばきはけっこう激しく、強いタッチで木々や岩を描くという基本線は、ずっと変わっていない。だとしたら、なぜ、越澤さんの近年の作品のうち何点かは、一種の凄みのようなものを感じさせるのだろう。
今回の個展は、 . . . 本文を読む
大使館、美術品45点を廃棄 外務省「劣化したため」(朝日新聞) - goo ニュース
6月25日の朝日新聞から。
じつは、これ、「週刊金曜日」5月25日号(655号)のスクープです。
大使館などの在外公館に飾られていた絵画や陶磁器などの美術品のうち、02年以降に45点が廃棄され、大使公邸で絵画1点を紛失していたことがわかった。廃棄した45点について外務省は「劣化したり破損したりした物。管 . . . 本文を読む