12月中にひらかれた、または開催中の展覧会について書かれたエントリへのリンクです。■■は、この文章を更新した時点で開催中の展覧会、■は終了済みの展覧会です。このエントリは随時更新します。じぶんのブログで展覧会のお知らせを書いた人は、ここにトラバをおくってくれてもいいです。
現代美術
■■存在派展
■Dr.ツクール個展「おもちゃ箱展=おもちゃ場個展」
■林教司展
■藤田真理展
絵画
■坪野秀子 . . . 本文を読む
たいへん見ごたえのある展覧会でした。
腰をすえて感想を書いている時間がないので、とりあえず出品作リストだけアップします。
ただ、一言いえるのは、オープニングパーティで「かつて道立近代美術館でひらかれていた『北海道現代美術展』を思い出させる」という発言が複数あったのですが、それって裏を返して言えば、21世紀に入ってからの同館が
「北海道の美術の現在を見せる」
展示をやっていないことなんじゃな . . . 本文を読む
いよいよ2006年も押し迫ってきました。
ここらで、4年ぶりに「展覧会ベスト5」をやってみたいと思います。
●北斎と広重展
●浮世絵美人画の魅力
いずれも札幌ではめずらしい浮世絵の展覧会。日本の美をたっぷり堪能できました。
●Interactionドイツ展帰国展
ことしを代表する現代美術の展覧会として。伊藤隆介、鈴木涼子、藤木正則、上遠野敏の4氏の「現在」。
●「森の瞬間」林明輝写真 . . . 本文を読む
札幌は朝から雨が降っている。
冬の雨は、何年に1度あることで、異常気象と騒ぎたてるほどのことではない。
ただ、こんなに長時間降りつづけるのは、珍しいかもしれない。
都心の舗道は雪が解けて歩きやすくなったが、家の周囲の道路はスケートリンクのようになっている。
あすから冬型の気圧配置になり、いったんとけた雪がまた凍って、さらにその上から雪が降り積もるのだろう。どんな道路状態になるのか。考え . . . 本文を読む
有名なアートサイトの「artscape」に、札幌のエスエアが大きく取り上げられています。
国内外の美術家に、札幌に滞在してもらい、作品制作に携わってもらうアーティスト・イン・レジデンス事業や、美術家を学校に派遣するアーティスト・イン・スクールなどについて紹介しています。
エスエアも始まってから8年になるんですねえ。
http://www.dnp.co.jp/artscape/artrepo . . . 本文を読む
「kanecho PARTY 1225」をのぞいてきました。
会場は、中央区南2西2の富樫ビル8階。
以前は「PRIVY」と呼ばれるファッションビルで、現在は、1-5階が100円ショップのダイソーになっている建物です。
8階は、クレジット会社の事務所が移転したあと、ワンフロアがすっぽり空いた状態。
オーナーが、まちおこしのためなら、本来の4分の1の賃料で貸しても良い-という意向の由。
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いよいよ年の瀬も押し迫ってきましたが、これから年内に始まる(行われる)催しを3つご紹介します。
はじめは、写真などの自主ギャラリー、micro.(中央区南5東3)でおこなわれる上映会。
micro.映像大会
12月26日(火)OPEN18:00 / START19:00
500yen/1drink
映像
逢坂 芳郎(YOSHIRO OSAKA)
小林耕一(レザボアプロダクション)
音 . . . 本文を読む
わたしはひねくれ者なので、なんで2000年前に馬小屋で生まれた大工の息子の誕生日なんぞ祝うのかと思うのですが、まあそれはそれとして。
そういえば、ジョン・レノンの「Happy Christmas」は良い歌です。 . . . 本文を読む
12月23日。2006年最後のギャラリー回りに出かける。
まず、バス2本を乗りついで、北武記念絵画館(豊平区旭町1)へ。
平岸・中の島を循環しているじょうてつバス平岸線を「旭町1丁目」で下車。
「YASU KATO part3」を、最終日をあすにひかえて、ようやくみることができた。
加藤八洲(かとう・やす)は1907年(明治40年)生まれ、97年歿。
国展、版画展などで活動した木 . . . 本文を読む
(承前。画像は、法邑の入り口)
法邑では「水谷のぼる彫刻展」を見る。
「歩く人」「はしご男」など、FRP製の人物像など40点近くがあり、筆者がこれまで見た水谷さんの展覧会でいちばん規模が大きい。平面作品は出品されていない。
26日まで。
オーナーの法邑さんとしばらく話す。
来年のラインナップを見せたもらった。
都心のギャラリーが四苦八苦しているのとは対照的に、スケジュールがすべて . . . 本文を読む
(承前)
この季節のサッポロファクトリーといえば、アトリウムの巨大クリスマスツリー。
ということで、パチリ。
あいかわらず雪がふっている。
(写真は、バス停)
ふたたびファクトリー線のバスで都心にもどり、さいとうギャラリー(中央区南1西3、ラ・ガレリア5階)で「06→07展」。
1月7日まで(ただし12月29日-元日休み)。
これについてはあらためて別項で。
ラ・ガレリアの地下で . . . 本文を読む
札幌の金子辰哉さんが主宰して毎年12月にひらいているグループ展。別名「MEX」。
ことしの出品者は、案内状には、金子さん以外に
太田ひろ、林玲二、平松和芳、川村雅之、樋爪俊二、ニムエヒロミ、椿宗親、中村聡子、森山直行、楢原武正
の各氏の名が印刷されていましたが、ブリキをつかったオブジェで知られる平松さんの作品がありません。金子さんは「連絡とれないんだよなー。だいじょうぶかなー」。
あとは、わ . . . 本文を読む
筆者の家のテレビは地上波しか映らないので、よくわからないのですが、NHK衛星では「デジタル・スタジアム」という番組を放送しており、その年1年間に応募があった作品からすぐれたものを「デジタル・アウォード」と題して表彰しているそうです。
「映像部門」と「インタラクティブ・インスタレーション部門」があり、「映像部門」は12月16日にオンエア。道教大を卒業した佐竹真紀さんの「インターバル」が、見事こと . . . 本文を読む
政府税調の本間正明会長が辞めましたね。
マスコミの世界のいやらしい俗語で、スキャンダルをスクープして偉い人を辞任に追い込むことを
「首を取る」
と云いますが、今回「週刊ポスト」がみごとに首を取ったわけです。
まあ、首に鈴をつけたのが、きのう(21日)の朝日新聞だったということもできますが。
けさ22日の北海道新聞に、経済評論家の森永卓郎さん が、いかに本間会長が不適切だったかを、じつにわ . . . 本文を読む
青島幸男さんが亡くなりました。
「シャボン玉ホリデー」の放送作家、「意地悪ばあさん」としてタレント、名作「スーダラ節」などの作詞家、「人間万事塞翁が丙午」の直木賞作家(「これで日本も安心だ」なんていう本もあったな)、金権政治に反対する二院クラブ代表の参議院議員、東京都知事、映画監督…。
これくらい肩書の多かった人も、ほかには寺山修司ぐらいしか思いつきませんが、じつは青島さんは(すこし大げさに . . . 本文を読む